〇秋田連続児童殺害事件(2人)~2006年(平成18年)5月18日、前日の17日から秋田県山本郡藤里町で行方不明になっていた小学校1年生の男児が、隣の能代市で他殺体となって発見された事件。
2006年7月15日、畠山鈴香容疑者が「長女を橋からつき落とした」と供述。 7月18日、畠山鈴香容疑者を彩香さん殺害容疑で再逮捕。同日、秋田地検は米山豪憲君殺害容疑で畠山鈴香容疑者を起訴。(net news)
〇川崎通り魔事件(1人)~2006年(平成18年)9月23日、帰宅途中のアルバイト黒沼由理さん(27)=が殺害される事件が起きている。未解決。
23日午前0時ごろ、川崎市宮前区のトンネル内で同区のアルバイト黒沼由理さん(27)が血を流して倒れているのを帰宅途中の男性会社員が発見、通報した。
黒沼さんは右胸と左腹を刃物で刺されており、病院に搬送されたが、間もなく死亡した。
現場はJR梶ケ谷貨物ターミナル駅下の長さ約180メートルのトンネル内の歩道で、約40メートルにわたって血痕が残っていた。神奈川県警捜査1課は宮前署に特別捜査本部を設置。殺人事件とみて調べている。
県警によると、黒沼さんはトンネル内の歩道に血を流してうつぶせに倒れており、右胸と左腹に刃物で刺された刺し傷があった。手提げかばんを握ったままだった。左腹の刺し傷は腎臓に達していたが、出血はほとんどなく、右胸の刺し傷は右肺に達し、大量に出血していた。死因は失血性ショックとみられる。
黒沼さんは両親と妹の4人家族で、現場から約150メートル離れたマンションに住んでいた。マンションの住民によると、身長160センチ程度で細め。長い髪で現代風な「きれいな人」だったという。
県警によると、黒沼さんは川崎市内のコンピューター関連会社に勤めていたが、今年退職。8月22日から週1回程度、東京都千代田区の輸入チーズの梱包(こんぽう)会社でアルバイトを始めていた。
22日はアルバイトの日で朝8時半ごろ自宅を出発。午後7時ごろまで仕事をした後、同僚の送別会のため、東京駅近くの飲食店で飲食後、午後11時ごろ、東京駅で同僚らと別れたという。梶が谷駅の防犯ビデオには午後11時40分ごろ、改札を1人で出る黒沼さんが写っていた。
トンネルは約30年前からあるが、不審者が出ることもあり、女性は夜間、ほとんど使わないという。ただ、黒沼さんのバッグには現金約4万3000円が入った財布が残っており、捜査本部は金目当ての犯行の可能性は低いとみて交友関係などを調べている。
(net news)
被害者黒沼由理さん(27歳)
〇新宿・渋谷エリートバラバラ殺人事件(1人)~2006年(平成18年)12月16日、東京都庁のある新宿区西新宿の路上で、ビニール袋に入った上半身だけの遺体が発見される。
当初は、歌舞伎町に近い西新宿という土地柄、被害者を外国人と断定し、暴力団関係者・中国系マフィアなどによる犯行という見方が多かった。
2006年12月28日、渋谷区の空民家の庭で下半身のみの切断遺体が発見。この下半身遺体と、西新宿で見つかった上半身遺体のDNAが一致し、遺体は外資系不動産投資会社員の三橋祐輔さん(当時30歳)と判明した。
最初の発見から約1か月経った2007年1月10日死体遺棄で容疑者逮捕。逮捕されたのは、被害者の2歳年上の妻三橋歌織(当時33歳)であった。逮捕後、町田市の芹ヶ谷公園で頭部を発見。手首はゴミと一緒に捨てたと供述している。事件の経緯~元々不仲であったとされ、妻は夫に自分の過去を全否定され、DVを受けたと供述。又、お互いに不倫相手がいたとも供述をしている。
逮捕の決め手となったのは、夫の上司がマンションの防犯カメラで帰宅する夫の姿を確認したことである。事件発覚前の12月15日に妻が捜索願を出していた。
その後、自宅をリフォームするなど隠蔽工作も図っており、計画性があると言う憶測も呼んだが、事件を起こした12月12日の2日後にタクシーを使って上半身を遺棄し、持ち運びに疲れたために下半身を民家に遺棄、そしてバッグに頭部を入れ電車に乗り町田の公園に遺棄したと供述し、短絡的な犯行ともいわれている。
被害者である夫は私立大学の法学部を卒業後、司法試験浪人を経て、モルガン・スタンレー系列の不動産投資会社に勤務。また、加害者である妻も、父親が会社を経営する資産家の家に生まれ、新潟県内の進学校から良家の子女が多く通う都内の有名女子大学へ進んだ。
彼女自身、長身で容姿端麗であり、犯行当時専業主婦で会員制のスポーツクラブに通うという傍から見れば恵まれた環境にあった。 夫婦は都内の高級賃貸マンションに住み、殺害の凶器がワインボトルであったことからセレブによる殺人事件というイメージが先行した。
しかしながら実際には金銭的に余裕ある状態ではなく貯金も殆どなかったとされる。また夫も私立大学出身で、司法試験受験に挫折し民間企業に就職した経歴から、いわゆる典型的なエリートであったのか不明。
裁判~精神鑑定では検察、被告人の鑑定証人が共に心神喪失との判断を下した。両鑑定が精神喪失を認定していており、近年最高裁判決でも精神鑑定の結果を尊重する判決が出る傾向があり、東京地方裁判所がこの結果をどのように判断するか注目されていた。
しかし、動機が明瞭で計画性もあり、犯行後死体遺棄や隠蔽工作を行っており精神状態は犯行の手助けにしかなっていないということで地裁判決は懲役15年となった。(net news)
容疑者三橋歌織(当時33歳)
〇渋谷区短大生切断遺体事件(1人)~2007年(平成19年)1月3日午後9時ごろ、東京都渋谷区幡ケ谷2、歯科医、武藤衛さん(62)方において、帰省先から帰宅した母親が自宅3階の部屋で袋詰めの遺体を発見。
遺体は十数か所で切断されており、この家に住む武藤さんの長女の短大生、武藤亜澄(あずみ)さん(当時20歳)と判明。
午後10時半ごろ、父親が警視庁代々木署に届け出た。1月4日になり、この家の3浪中の二男の武藤勇貴容疑者(当時21歳)を死体損壊の容疑で逮捕した。
弁護士は1月11日に記者会見したが、弁護士によると12月30日午後に加害者は木刀で被害者の頭を殴りつけた。
その後、2人で家族や生活態度などについて1時間に渡り話し続けたが、「夢がないね」の一言で逆上し、タオルで首を絞め殺害したたという。1月15日に加害者は殺人の容疑で再逮捕された。
殺害された長女は自由奔放な面やはばからないところのある性格だったが、努力家でもあったという。兄は妹のことを家族に迷惑をかけ、ヒステリックで恩知らずな人間と述べているが、妹の血を止めてあげる夢を見たなどの事も述べている。
後に、両親が次男を庇い長女を批判したとも取れる手記を発表し物議を醸した。両親は裁判でも弁護側証人として出廷している。
2008年5月12日、東京地方裁判所で行われた公判で、検察側は「完全責任能力があった」として、懲役17年を求刑した。同年5月27日に行われた公判では殺人に関しては有罪と認め、懲役7年、死体損壊に関しては無罪の判決が下された。
その他~警視庁は2月9日、凶器として押収された木刀、のこぎりと家族が着ていた衣類2点の重傷証拠品4点を紛失したと発表した。1月6日に捜査一課の捜査員がゴミと間違えて処分してしまい、翌日紛失に気づいたという。しかし裁判では代替品を用いることにするため多少の損失はあるが大きな問題はないとされている。(net news)
被害者武藤亜澄(あずみ)さん(20歳)
〇リンゼイ・アン・ホーカー殺害事件(1人)~2007年(平成19年)3月、英会話学校講師で英国籍のLindsay Ann Hawker(当時22)が遺体で見つかった事件。正式名称は市川市福栄における英国人女性殺人・死体遺棄事件。
2007年3月26日、被害者と同居していた女性の相談を受けた千葉県警察船橋警察署員が、被害者宅を捜索。被疑者のものとみられる氏名・電話番号と、被害者の似顔絵を描いたと思われるメモを発見し、被疑者宅へ向かった。 同被疑者は、午後9時40分ごろ千葉県市川市の被疑者宅(マンション4階)玄関にて、家宅捜査に駆けつけた捜査員を振り切り、非常階段から裏の駐車場を通り東京メトロ東西線行徳駅方向に逃走した。捜査員は、数百メートル追いかけたが見失った。 午後10時ごろ被疑者宅のベランダに置かれた浴槽の中で、全身が園芸用砂に埋もれ全裸で前屈みに座り、手だけ外に出た状態で死亡している被害者を捜査員が発見した。2007年11月10日、神戸市東灘区のフェリー乗り場にて沖縄に向かおうとしていた被疑者に似た不審な男をフェリー会社の従業員が発見。警察に通報し大阪南港フェリーターミナルに先回りし待機していた警察により身柄を確保。住之江署で逮捕され、その後新幹線で行徳署に移送された。(wikipedia参照)
被害者リンゼイ・アン・ホーカーさん(22歳)
〇山下茜ちゃん、彩菜ちゃん殺害事件(3人)~2007年11月16日、香川県坂出市で、山下茜(あかね)ちゃん(5歳)と彩菜(あやな)ちゃん(3歳)が、祖母とともに行方不明になっていた事件。
無職川崎政則被告(62)は、2007年11月16日午前3時45分ごろ、義姉の坂出市林田町、パート従業員三浦啓子さん=当時(58)=方に無施錠の玄関から侵入し、就寝中の三浦さんの胸などを包丁で複数回刺して殺害。たまたま泊まりに来ていた隣に住む孫の山下茜ちゃん=同(5つ)=、彩菜ちゃん=同(3つ)=も刺殺した。その後、3人の遺体を自分の車で運び、坂出港近くの資材置き場に18日夜までに埋めた。殺人と死体遺棄などの罪に問われた祖母の義弟で香川県高松市国分寺町国分、無職川崎政則被告(62)の初公判が2008年7月17日、高松地裁(菊池則明裁判長)で開かれ、川崎被告は起訴事実について「間違いありません」と認めた。
被害者山下茜ちゃん(5歳)、彩菜ちゃん(3歳)と被害者三浦啓子さん(58歳)
〇茨城連続殺傷事件(2人)~2008年(平成20年)3月19日午前中、茨城県土浦市において、三浦芳一(みうら・よしかず)さん(72)が、自宅玄関付近で首を刺されて死亡。現場にあった自転車から同市の無職金川真大(かながわ・まさひろ)容疑者(24)が浮上。自宅で三浦さんと同じ血液型の血が付いた着衣が見つかり、県警は21日、殺人容疑で指名手配した。金川容疑者は22日「早く捕まえてごらん」と110番。県警が同市のJR荒川沖駅などに捜査員を配置する中、23日午前11時ごろ、同駅改札付近で男女8人が刃物で刺され、会社員山上高広(やまかみ・たかひろ)さん(27)が死亡。金川容疑者が自ら通報し、三浦さん殺害容疑で逮捕。
8人が死傷した1999年9月の池袋通り魔事件、その3週間後に起きた15人殺傷の下関通り魔事件など、殺人事件が多い。(2008年3月30日)
〇高1少女殺害事件(1人)~2008年(平成20年)5月8日、京都府舞鶴市朝来(あせく)中の朝来川南側にある雑木林で、府立東舞鶴高校浮島分校1年、小杉美穂(こすぎ・みほ)さん(15)が死亡しているのが見つかった。
頭や顔を工具類で激しく殴られたことによる失血死。未解決。(2008年5月10日ネットニュース)
被害者小杉美穂さん(15歳)
〇江東区OL行方不明事件(1人)~2008年(平成20年)5月12日、東京都江東区潮見2丁目のマンションのマンションで会社員・東城瑠理香さん(23)が行方不明になった事件で、殺害や遺体切断を認めている派遣社員・星島貴徳容疑者(33)=住居侵入容疑で逮捕=が、東城瑠理香さんに目を付けた理由を「そこに女がいたから」と供述していることが29日、分かった。
また、マンション近くの下水道管から、人間の骨片のほか、東城瑠理香さんの名前の一部がローマ字で書かれたプラスチック片が見つかっていたことも分かった。
星島容疑者の部屋からは、複数の包丁が押収された。容疑者は「包丁やノコギリで遺体を切断した」と話しており、押収された包丁が事件に使われたかどうかなど、殺害から遺体切断に至る詳しい経緯を調べている。
調べでは、星島容疑者は4月18日夜、東城瑠理香さんを自室に連れ込んで刺殺、遺体を切断した疑いが持たれている。室内からは大量の血液反応があり、東城瑠理香さんのものと一致したことが分かっている。捜査継続中。(2ちゃねる)
被害者東城瑠理香さん(23歳)
〇東京都江東区潮見2丁目のマンション9階建てについて、防犯カメラが付き、オート・ロック、廊下の見通しの良いセキュリティの高いマンション、隣人が犯人。安全はどこに。
JR京葉線の潮見駅付近、カテナ本社に近接の賃貸マンションか。
カテナ本社の住所は東京都江東区潮見2丁目10番24号で、西側にクレストフォルム(分譲)系列のマンションがある。
付近の住民も大変だろうと推察する。
事件のあった賃貸マンションの不動産会社も連日、報道され迷惑だろう。
一番の被害者は東城瑠理香さん、冥福を祈る。(2008年5月31日)
〇秋葉原通り魔事件(7人)~2008年(平成20年)6月8日、8日午後0時半ごろ、東京都千代田区外神田1の秋葉原電気街の交差点で、2トントラックが突進し、横断中の通行人3人をはねた。運転していた派遣社員加藤智大容疑者(25)は車を降り、持っていたサバイバルナイフ(刃渡り約13センチ)で通行人らを次々に刺し、7人が死亡した。
7人が死亡した秋葉原通り魔事件で、現行犯で逮捕された派遣社員加藤智大容疑者(25)=静岡県裾野市=が、警視庁万世橋署捜査本部の調べに「人生に疲れた。秋葉原に何度か来たことがあり、人がたくさんいることを知っていた。
2、3日前に犯行を決意した」と供述していることが分かった。秋葉原通り魔事件で、無差別に襲われた被害者たちは、東京都内の救急病院に次々と運び込まれたが、7人が亡くなった。(ネット・ニュース)
〇秋葉原通り魔事件で使われた凶器は、野外で日常用具として使われる片刃のサバイバルナイフでなく、武器として設計された両刃のダガーナイフ(短剣、刃渡り13センチ)だった。
刃渡り15センチ以上の刃物所持を許可対象とする銃刀法の規制外で、販売店やインターネットで容易に購入が可能だ。日常用具ではない対人武器が若者にも販売されている。(ネット・ニュース)
ダガーナイフ
〇2008年(平成20年)6月10日、日経新聞の社説、警察は、秋葉原通り魔事件を未然に防げなかったのか。
人口割合でイタリアの警察の半分の人員しかいない日本警察に期待は、出来ない。
公務員は、増員しない方針を国民が選択、予算がない。
何の法律でクレージーな人間を社会から排除することが出来るのか。
過去の法律の復活、警察犯処罰令、治安維持法を復活、不審者を社会から隔離。
人権に配意、国民が選択、無理だろう。
現在の法律の弱さ、迷惑防止条例、軽犯罪法、精神保険法、ストーカー行為等の規制等に関する法律など。
犯罪者には、優位な法体系、人権を尊重する現代社会。
自己責任と自己防衛。
危険な時間は避ける。
危険な場所に行かない。
危険な人物に近づかない。
安心、安全は、難しい。
この種の犯罪の模倣犯がまた出るだろう。
いつも被害者と家族が、犠牲となる。
被害者の冥福を祈る。
犯罪のない社会はない。
運。
カルマ。(2008年6月10日)
〇2008年(平成20年)6月12日、秋葉原通り魔事件で、犠牲になった東京芸大4年、武藤舞さん(21)の葬儀が12日午前10時から、東京都台東区上野公園の寛永寺輪王殿でしめやかに営まれた。今回の事件で死亡された方
東京都北区・大学生・武藤舞(21)さん、失血死=東京医科歯科大
東京都杉並区・無職・中村勝彦(74)さん、左背中刺創=慈恵医大
東京都板橋区・無職・小岩和弘(47)さん、背部刺創=東京女子医大
千葉県流山市・大学生・川口隆裕(19)さん、腹部打撲=国際医療センター
埼玉県熊谷市・大学生・藤野和倫(かずのり)(19)さん、不明=三井記念病院
埼玉県蕨市・会社員・宮本直樹(31)さん、胸部貫通刺創=墨東病院
神奈川県厚木市・調理師・松井満(33)さん、背部刺創=駿河台日大
以上7人。被害者7人の冥福を祈る。(2008年6月12日、YAHOO NEWS)
被害者武藤舞さん(21歳)
〇八王子通り魔事件(1人)~2008年(平成20年)7月22日夜、東京都八王子市の京王八王子駅ビル「京王八王子ショッピングセンター」において、「啓文堂書店」アルバイト店員、斉木愛(まな)さん(22歳)=中央大学4年、八王子市打越町=ら2人が殺傷される事件が発生した。
殺人未遂容疑で会社員、菅野昭一容疑者(33)=同市川口町=を緊急逮捕。同人は、「現場近くで文化包丁を購入した」と供述している。
被害者斉木愛さん(22歳)
〇秋葉原通り魔事件に続き、通り魔事件が、また発生したが。
下関通り魔事件の判決について~山口県下関市のJR下関駅で1999年9月、5人を殺害、10人に重軽傷を負わせたとして、殺人罪などに問われた元運送業上部康明被告(44)の上告審判決で、最高裁第二小法廷は十一日、被告の上告を棄却した。一、二審の死刑判決が確定。
結審したのは、2008年7月11日。
裁判は、長い。約9年。遺族の気持ちを考えるとつらいものがある。
被害者の冥福を祈る。
秋葉原通り魔事件、八王子通り魔事件の裁判も長くなりそうである。
裁判員制度より、迅速な裁判への改革が必要。(2008年7月12日)
〇千葉港死体遺棄事件(1人)~千葉市中央区の千葉港で切断された女性の胴体と両脚が相次いで見つかった死体遺棄事件は、遺体発見から2か月近く経過し、女性の身元が判明した。遺体が見つかった9日前の7月2日から同居人と連絡がとれなくなっていたといい、千葉中央署捜査本部は、以前の仕事先や交友関係などを中心に、その後の足取りを調べている。
遺体は千葉市稲毛区山王町、無職金子真由美さん(当時30歳)と確認。
近所の住民などによると、金子さんが住んでいたのは2階建てアパート1階の部屋で、男性3人と同居していた。いずれも50歳前後で、5年ぐらい前から住んでおり、金子さんは約2年前から同居していたという。この部屋には作業着姿の男性が出入りし、会社の寮として利用されていたらしい。金子さんは接客関係の仕事をしていたといい、同居する男性がワゴン車で送り迎えをしていた。午前9時ごろに家を出て、夜遅くに帰ってくる姿が目撃されている。近所に住む男性会社員(37)は「(金子さんは)いつもジーンズをはくようなカジュアル姿だった。最後に見たのは6月中旬。まさか事件で被害に遭うとは思わなかった」と驚いていた。
金子さんの胴体は7月11日、千葉港で発見され、同14日には近くの海底から両脚も見つかった。いずれもロープがまかれ、重しが付けられていた。頭部や腕は見つかっていない。(net news)
通り魔事件の次は、バラバラ事件が発生した。(2008年9月10日)
被害者金子真由美さん(30歳)
〇成田幸満(ゆきまろ)ちゃん殺害事件(1人)~2008年(平成20年)9月21日午前11時すぎから午後0時26分までの間、東金市東上宿の東金南公園近くの道路脇に、成田幸満ちゃんの遺体が放置。
千葉県東金市の保育園児成田幸満(ゆきまろ)ちゃん(5)が遺体で見つかった事件で東金署捜査本部は6日午後、死体遺棄容疑で、同日朝から事情聴取していた現場近くのマンションに住む無職勝木諒容疑者(21)を逮捕した。
勝木容疑者は捜査本部に対し「事件当日は5歳ぐらいの女の子と会っているが、その後はよく覚えていない」と供述しているという。捜査本部は、勝木容疑者の刑事責任能力の有無についても慎重に調べを進める。
捜査本部によると、勝木容疑者は以前、県立の特別支援学校高等部に通っていたという。
被害者成田幸満ちゃん(5)
〇元厚生次官夫婦殺人事件(2人)~2008年(平成20年)11月18日、さいたま市で元厚生事務次官夫妻の遺体発見。
同日、東京都中野区でも元次官の妻が刺される。
〇2008年11月18日、刺殺された山口剛彦氏と、妻が刺されて重傷を負った吉原健二氏の両元厚生事務次官は、基礎年金制度の導入を柱とする1985年の年金改正に担当幹部としてかかわった接点がある。また吉原元次官は社会保険庁長官も務めた。
基礎年金の導入は、それまで厚生年金、国民年金などに分かれていた年金制度で全国民共通の基盤を作った点で画期的だった。吉原元次官は当時年金局長として、また山口元次官は年金課長として大改正に取り組んだ。
年金制度をめぐってはその後約20年を経て、基礎年金番号に統合されていない「宙に浮いた」年金記録が約5000万件に上ることが2007年に発覚。同年の通常国会は同問題で大荒れとなった。
吉原元次官が社保庁長官を務めた86-88年当時はちょうど、年金記録管理のオンラインシステムへの切り替えが行われていた時期に当たる。年金記録のミスはオンライン化時に多数発生したとみられている。
両氏はまた、小泉純一郎元首相が2度厚相を務めた時にそれぞれ事務次官だった共通点もある。
現役の厚生労働省幹部は「年金問題が関係しているのか分からない」と話し、犯行の動機が不明なだけに不安を募らせていた。(net news 2008/11/19)
〇山口元事務次官は東大法学部を卒業後、1965年に厚生省に入省、年金局年金課長、年金担当の官房審議官、年金局長などを経て、96年から厚生事務次官を2年9カ月担当した。その後、社会福祉・医療事業団と、事業団が組織変更した独立行政法人福祉医療機構の理事長を08年3月まで務めた。現在は全国生活共同組合連合会理事長。年金課長時代に85年の年金制度大改正を手がけ、省内では「年金制度のスペシャリスト」と呼ばれていた。(net news 2008/11/19)
〇吉原さんは昭和7年、山口さんは16年生まれという年の差はあるが、2人はともに東大法学部を卒業。厚生行政を担うエリート官僚として、社会人としての人生を歩み始めた。かつ2人はともに、キャリアを積むために三重県に出向経験がある。厚労省幹部は「昔は同郷出向者の職員同士でグループを作り、異動のたびに歓送迎会を開くなど、年次を超え、交流は深かった」と語る。
吉原さんは30年に入省し、児童局企画課から勤務をスタートさせた。34年5月~35年4月まで年金局に勤務。その後、39年9月に三重県へ出向。吉原さんも48年4月に三重県へ出向の経験がある。
三重県に次ぐ共通点が「年金」だ。年金部局は厚生省のエリートが経験するポジション。吉原さんが59年6月に年金局長となった際、山口さんは同局課長。上司と部下の関係だった。
60年4月の国会参院社会労働委員会では、吉原さんと山口さんがともに政府委員として同席。当時、委員会では基礎年金と生活保護との関係が議題となり、吉原さんが年金改正案と生活保護との関係について答弁。基礎年金と生活保護の支給費について説明していた。「2人は当時、国民の誰もが受け取れる基礎年金制度を導入した立役者」と関係者は話す。
「2つの事件が関連しているかどうか分からないが、卑劣な行為」。元厚生事務次官夫妻らが相次いで殺傷された事件に、舛添要一厚生労働相は18日夜、東京都内の自宅前で記者団にそう語った。
旧厚生省幹部を狙った連続テロの可能性を問われると、「中身が分からないので情報収集に全力を挙げるよう事務方に指示した。偶然かもしれないので」と具体的な言及は避けた。
ある職員が「恨まれるとしたら、心当たりが多すぎる」というほど、最近の厚労省への世間の風あたりには激しいものがある。直近1年だけでも、吉原さんと山口さんの経歴が重なる年金問題の不祥事にとどまらず、薬害C型肝炎、医師不足、後期高齢者医療、派遣労働者問題…。所管するあらゆる分野が、国民の大批判を浴び続けている。
(net news 2008/11/19)
〇個人的に気になる点、誰か調べて。マスコミは、報道しない。
① 山口剛彦氏の厚生省の退職金は ?
② 山口剛彦氏の独立行政法人福祉医療機構理事長として、年俸は ?
③ 山口剛彦氏の独立行政法人福祉医療機構理事長として、退職金は ?
④ 山口剛彦氏の全国生活共同組合連合会理事長として、年俸は ?
⑤ 山口剛彦氏は、二回も天下りしている理由は、何か。
⑥ 山口剛彦氏は、報道するように、りっぱなで清貧な官僚なのか、否か。
⑦ 吉原健二氏の厚生省の退職金はいくらか。
⑧ 吉原健二氏は、天下りしていないのか。天下りの回数は。
⑨ 吉原健二氏は、報道するように、りっぱなで清貧な官僚なのか、否か。
⑩ 山口剛彦氏、吉原健二氏の裏の面、汚職などの噂、疑惑はないのか。
⑪ 山口剛彦氏、吉原健二氏の住所を犯人は、どうして知りえたか。
⑫ 山口剛彦氏、吉原健二氏の両氏に恨み、嫉妬する人物の存在は ?
⑬ 厚生労働省を恨み、憤怒する精神異常者の存在は ?
(2008年11月22日)
〇元厚生次官夫婦殺人事件の犯人が逮捕された。
マスコミの騒ぎすぎ、テロではなかった。
マスコミは、テロでないことを残念がっていた風潮、マスコミも異常。
犯人は、単なる異常者、性格破綻者。
(2008年12月6日)
〇松山市死体遺棄事件(1人)~2009年1月24日、午後1時ごろ、松山市九川の県道脇の山中に女性がうつぶせに倒れているのを、ドライブ中の夫婦が見つけ110番した。目立った外傷はないが既に死亡しており、松山東署は現場の状況などから、死体遺棄事件の可能性があるとみて捜査を始めた。同署によると、女性は10代後半から30代とみられ、身長約160センチ。茶色の短髪で、灰色のパーカに紺色のジーパン姿。はだしの足の裏に汚れはなく、所持品や現場に来るための車も周囲に見つからなかった。死後間もないとみられる。県道から約10メートル下の急な斜面で、落ち葉に顔をうずめた状態で発見。斜面に滑り落ちたような跡が残っており、同署は県道から遺棄されたとみて、司法解剖して身元や死因の特定を急ぐ。現場は松山市中心部から北東に約15キロの人通りの少ない山中。松山市内の山中で若い女性の遺体が見つかった事件で、愛媛県警は25日、女性は同市余戸南5丁目の無職西山良枝さん(21)で、司法解剖の結果、死因は首を圧迫されたことによる窒息死だったと発表した。県警は殺人・死体遺棄事件と断定し、松山東署に特別捜査本部を設置した。県警によると、西山さんは23日午後以降に死亡したとみられる。首に内出血した跡があった。ひもを使って絞められたような跡ではなかったという。西山さんの中学時代の同級生の男性から25日午後、「西山さんと連絡が取れない」と県警に相談があり、西山さんの母親が遺体を確認したという。(net news)
松山市の山中で1月、同市内の無職西山良枝さん(当時21)の遺体が見つかった事件で、愛媛県警は8日、松山広域福祉施設事務組合臨時職員で特別養護老人ホーム介護員の河合亮容疑者(23)=同県伊予市米湊=を殺人と死体遺棄容疑で逮捕したと発表した。
河合容疑者は同日未明に携帯電話の出会い系サイトで西山さんと知り合い、松山市北部の高縄山へ自分の車でドライブした、と供述。「夜景を見た後、山を下りる途中で西山さんと言い争いになり、素手で絞めて殺した。怖くなって遺体を捨てて逃げた」などと話しているという。県警は西山さんの携帯電話の通信記録を電話会社から取り寄せて河合容疑者を割り出し、8日に任意同行して事情を聴いたところ容疑を認めたため逮捕した。
河合容疑者は、松山市など3市3町でつくる同事務組合の臨時職員に07年12月から採用され、同組合が運営する特養ホーム「久谷荘」(松山市)の介護員として入所者の食事や入浴などの世話をしていた。(net news)
〇千葉女子大生放火殺人事件(1人)~2009年10月24日、千葉県松戸市のマンション一室で10月22日、この部屋に住む千葉大園芸学部4年、荻野友花里さん(21)の遺体が見つかった火災で、荻野さんの首と胸に刃物によるものとみられる傷があったことが10月24日、県警捜査1課の調べで分かった。県警は荻野さんが何者かに殺害され、その後部屋を放火されたとみて同日、松戸署に捜査本部を設置した。
捜査関係者によると、荻野さんは火災2日前の20日夜、友人の女性宅に宿泊しした。2人は同日午後11時ごろ就寝したが、翌朝、女性が目を覚ますと荻野さんの姿が見えなくなっていたという。女性はその後、携帯メールや電話で連絡を取ろうとしたが、荻野さんから応答はなかったという。女性は22日、自身の交際相手で荻野さんとも親しい会社員男性と一緒に荻野さん宅を訪れることにした。午後8時20分ごろ、先に着いた男性が部屋の窓から火が出ているのを発見したという。
捜査本部によると、荻野さんが住むマンションの入口はオートロック式。出火当時、2階にある荻野さんの部屋の玄関は施錠されていたが、ベランダの窓には鍵がかかっていなかった。荻野さんの首と胸には、刃物でつけられた刺し傷が数カ所あったが、凶器とみられる刃物は残されていなかった。遺体の近くにはライターが落ちていた。
千葉大園芸学部4年、荻野友花里さん(21)
〇島根県立大学生死体遺棄事件(1人)~2009年10月26日、広島県北広島町の臥竜山で島根県立大1年の平岡都さん(19)=島根県浜田市=の遺体の一部が見つかった事件。
遺体の首に指で圧迫したようなあとが残っていたことが9日、捜査関係者への取材で分かった。島根、広島両県警の合同捜査本部は、首を絞められて殺害された可能性があるとみて捜査。遺体の状況から鋭利な刃物で切断されたとの見方を強めている。捜査本部は8日、現場付近で女性の胴体部分を発見。7日前に付近で脚部分の骨が見つかっていたことも分かり、いずれもDNA型鑑定で平岡さんと確認した。司法解剖して死因を調べるとともに、遺体の手足などほかの部分がないか9日朝から引き続き現場付近を捜索した。近くの住人によると、現場付近は日中は登山客が多いが、夜間は人通りがほとんどなく道も入り組んでおり、捜査本部は犯人が過去に現場を訪れたことがあるとみている。捜査本部によると、胴体部分が見つかったのは、8合目の林道終点にある車両転回場付近。6日に頭部が見つかった地点から70~80メートル北の斜面で、肩と股(こ)関節から手足が切断された状態だった。衣類や目立った血痕はなかった。
平岡さんは10月26日午後9時15分ごろ、アルバイト先の飲食店を出た。飲食店が入るショッピングセンターの防犯カメラには姿が写っていたが、帰宅経路のコンビニなどの防犯カメラには写っておらず、帰路についた直後にトラブルに巻き込まれた可能性がある。捜査本部は捜索のほか、現場から浜田市内へつながる島根県内の国道186号沿線を中心に捜査員を投入。遺体を運ぶのに車を使った可能性が高く、不審車両などの目撃情報を収集し、交友関係を含め調べている。頭部の司法解剖では顔面に複数の殴打痕があったことが分かっており、死亡したのは行方不明になった直後から5日以内とみられる。死因は特定されていない。
マツダ工場11人死傷事件(1人)~2010年06月22日、広島県のマツダ工場で乗用車が暴走し、社員1人が死亡、10人が重軽傷を負った事件で、乗用車は敷地内をUターンするなどして7カ所で11人を次々とはねていたことが22日、広島県警への取材で分かった。
県警は同日、広島南署に捜査本部を設置。殺人未遂と銃刀法違反の疑いで現行犯逮捕した元期間従業員引寺利明容疑者(42)の広島市の自宅アパートを捜索し、通帳やキャッシュカードなど20点を押収した。現場にブレーキ痕がないことなどから、引寺容疑者が強い殺意を持って無差別に社員を襲い続けたとみて今後、殺人容疑に切り替え調べる。
捜査本部によると、乗用車は引寺容疑者の所有で、包丁は運転席側のドアポケットから見つかった。同容疑者は「車を止めて振り回そうと思った」と供述している。
引寺容疑者は22日午前7時35分ごろ、広島市南区の宇品工場の東正門から侵入。まず2人をはねて南進し、突き当たりで2人をはね左折、さらに2カ所で3人はねた。
その後、専用の連絡橋で北東側の同県府中町にある本社工場へ移動。北進してからUターンするように南へ向きを変え、亡くなった浜田博志さん(39)を含む4人を3カ所で次々とはねながら周回し、北門から外に出た。
秋葉原の模倣犯。
2010年06月23日、広島県のマツダ工場で乗用車が暴走し、11人が死傷した事件で、殺人未遂などの疑いで逮捕された元期間従業員引寺利明容疑者(42)が、「秋葉原の(無差別殺傷)事件のようにしてやろうと思った」と供述していることが23日、捜査関係者への取材で分かった。
調べに対し「マツダの中で車を止めて、包丁を振り回してやろうと思った」と供述していることが既に判明。広島南署捜査本部は、秋葉原の事件を模倣し、車と刃物を凶器に無差別殺傷を図った疑いがあるとみて、動機や生活状況を調べる。
逮捕容疑は、22日午前、マツダ宇品工場(広島市南区)や本社工場(広島県府中町)で社員ら11人を乗用車ではねて、殺害しようとした疑い。また逮捕場所の府中町の山中で、刃渡り約18センチの包丁を所持した疑い。
捜査本部によると、引寺容疑者は「マツダに恨みがあった。どうでもよくなった」と自ら110番。包丁は運転席側のドアポケットからむき出しの状態で見つかり、捜査本部はすぐに取り出せるようにしていた可能性もあるとみている。
また、捜査関係者らによると、引寺容疑者は約2年前に破産。捜査本部は、家宅捜索で押収した通帳やキャッシュカードなどから経済状況も調べている。
想像したとおり。
これからも起きる可能性大。
防ぎようがない。
どうする。