2024/07/25 筋トレ休み
国内の日本人、１年で８６万減の１億２１５６万人…外国人は３３２万で過去最多を更新 (読売新聞news 2024/07/24)
総務省は２４日、住民基本台帳に基づく今年１月１日現在の国内の人口を発表した。日本人は１億２１５６万１８０１人で、前年から８６万１２３７人（０・７０％）減った。
ピークの２００９年から１５年連続の減少で、数、割合ともに過去最大の減少幅となった。
日本人の出生者数は７２万９３６７人で過去最少を更新し、死亡者数は過去最多の１５７万９７２７人だった。出生数が死亡数を下回る「自然減」は８５万３６０人と１６年連続で拡大した。
日本人の人口を都道府県別で見ると、東京都が前年比０・０３％増と３年ぶりに増加したが、他の４６道府県では減った。
昨年は新型コロナウイルス禍の影響などで全４７都道府県で減少していたが、東京への一極集中に再び戻りつつある。
都道府県の減少率は秋田県の１・８３％が最大で、青森県１・７２％、岩手県１・６１％が続いた。
転入者数が転出者数を上回る「社会増」となったのは６都府県で、東京都（５万５１６７人）に次いで神奈川県、埼玉県、千葉県、大阪府、福岡県の順に多かった。それ以外では、転出者が転入者を上回る「社会減」の状況となっている。
東京、名古屋、関西の３大都市圏の日本人は６３７５万３８８０人と６年連続で減少した。全国の人口に対する割合は５２・４５％となり、１８年連続で５０％を超えている。
一方、外国人の人口は３３２万３３７４人と、過去最多を更新し、初めて３００万人を超えた。コロナ禍で一時的に減少したものの、昨年から再び増加に転じ、国外からの転入者数は６０万５８６３人と最多だった。
外国人は全都道府県で増加しており、増加数は東京都（６万６３０４人）がトップで、大阪府、愛知県が続いた。前年からの増加率は熊本県の２４・１８％が最も高く、北海道、佐賀県が続いた。
日本人と外国人を合わせた総人口は１億２４８８万５１７５人で、前年から５３万１７０２人（０・４２％）の減少となった。
