根室のジャズ文化に尽力 男性をしのぶ会 (NHK NEWS WEB 2022/10/16)
根室市の文化のひとつになっているジャズ文化の定着に尽力しことし8月に亡くなった男性をしのぶ会が15日開かれ、親交のあった人たちが別れを惜しみました。
根室市のジャズ文化はジャズ喫茶「サテンドール」を拠点に広がり、店はことし8月に84歳で亡くなった谷内田一哉さんが創業しました。
根室市のジャズ文化はジャズ喫茶「サテンドール」を拠点に広がり、店はことし8月に84歳で亡くなった谷内田一哉さんが創業しました。
谷内田さんは著名なミュージシャンを招いてコンサートを開催するなどジャズ文化の定着に尽力しいまでは根室市で文化のひとつになっています。
15日開かれた谷内田さんをしのぶ会には親交のあった50人あまりが出席し、根室市の石垣雅敏市長は出席者を前に「根室のジャズや文化のために尽くされたことに心から感謝申し上げる」と述べました。
地元の市民ジャズバンドによる追悼の演奏も行われ、店名の由来となった「サテン・ドール」や根室市にゆかりのある曲などをささげました。
しのぶ会を主催した「ネムロ・ホット・ジャズ・クラブ」の中谷孝二会長は「自分も谷内田さんからジャズを教えてもらった。根室のジャズの火を消さないように活動を続けていきたい」と話していました。
根室市にあるジャズ喫茶「サテンドール」は谷内田さんの弟が引き継いで営業を続けています。