気になっていた太陽くんの膝のＭＲＩ。今回はCD-Rをすぐに渡してくれた。ただ、読み込むためには通常のwindowsではだめで、ちょっと苦労するかと思ったら、GIMPというフリーソフトで簡単に見えた。見えてもどれをどう見ればいいのか、空くんの頭部ＭＲＩよりわかりにくい。先生がこれが再建したじん帯と見せてくれた画像は、縦の裏側からのものだった。薄いラインだったが、太さも形も一応確認できた。
同じ角度の断面で、明らかに内側半月板の約半分がめくれ上がって、つかえた状態になって曲げ伸ばしできなくなっていた。縫合して半月板を治すか、じゃまな部分を切除するしかないという説明だったので、それでは急いでやってくださいとお願いすると、きょう土曜日に入院して、月曜日に手術、金曜日か土曜日には退院と決めた。約1週間入院。術後２週間は固定する。できるだけ切除しない事を考えるが、縫合して残存させても復帰への期間が延びるだけかもしれず、切除するのはやむを得ないとおまかせした。月曜日に手術が終わるまでは、はっきりとは言えないことも多い。
ここで入院・手術という事態は、いいはずはない。しかし、じん帯をしっかりと再建するためには貴重な安静期間をもたらすものとなる。安易に試合へ復帰してはだめだという警告だと思えばいい。どこまでも悲観的になるようなことはない。まだ１年以上も先に高校での目標はある。本人のムードは、これしきの事ではめげるはずもなく明るい。入院のためにDVDプレイヤーを買い、お菓子を持ち込み、準備していた。休みが終わって入院者数も減り、前と同じく２人部屋を個室状態で使えるようだ。