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四国歩き遍路 GW編☆1日目 65番札所三角寺~別格椿堂 そして民宿岡田さんへ

2017-05-15 23:48:12 | 四国八十八か所巡り

 

今年のGWは、再び四国歩き遍路へ・・・・・・

今回は、☆65番札所 三角寺☆66番札所 雲辺寺☆67番札所 大興寺☆68番札所 神恵院☆69番札所観音寺☆70番札所本山寺 へお参り 

そして、少し後戻りをして  ☆64番札所 前神寺☆63番札所 吉祥寺をお参りし、松山からフェリーで戻る行程です

 

 

5/2夜に、小倉出発の高知行きの夜行バスに乗り、三島・川之江インターで下車

ここから、65番の三角寺へは徒歩のナビでは、約一時間で歩いていける距離なのです !(^^)!  

 

近くにコンビニは有りません・・・・前日買っておいたパンでまずは朝ご飯

 

そして、いよいよ歩き始め  まだ、空気はひんやりしています

 

早くお遍路道に入る為に、目印としていた所を確認しながら、高速道路の下をくぐり、少しずつ上りの道になります

 

 

 三島川之江の街が少しずつ下に見えてきました

 

歩いていて、「歩き遍路」の札が下がっているのを見つけました  これで一安心だねと二人で話ていると、神社の前で地元のおじさんがいらっしゃったので「三角寺に行くには、これで合ってますか?」と確認してみました

おじさん曰く、「ここから舗装の道を歩くより、山道を歩いたほうが、早い。自分は、毎日、歩いて三角寺まで行くのでついておいで!」

ということで、おじさんの後について、神社の階段を登る事に・・・・・・

 

 

最初は、緩やかな道だったけど

 

段々、山道らしくなってきた  おじさん、流石になれた道で健脚 (>_<)   付いていくだけで精一杯です   

”待って~~~っ”と心の中で叫ぶ!!!!!  おじさん、健脚です  すごっ

 

 山道を抜け、再び舗道へ出てきました

神社の前からの舗装道路でここまで上がれるそうなのですが、山道をショートカットしました。おじさんの先導が有ったので、二人で歩くより早いペースで登る事が出来ました  感謝 感謝です

 記念撮影 パチリ

 おじさんは、再び山道を三角寺へ・・・・私たちは、ここからは車道を進みます

 

 随分、上がって来ました

 緩やかな道もなかなか大変 ブルゾンはとっくに脱ぎました

 

それでも、おじさんと分かれてからほどなく、三角寺へ到着です!

 

やった~  着いたぞ

 

 

 しかし、山門までの階段も一苦労です

 

 

 山門到着

 

 階段登ってヨレヨレだわぁ

 

そして、到着の鐘を突きます   良い音です

 

 

 ◆65番札所 由霊山 三角寺◆

縁起では、聖武天皇(在位724〜49)の勅願によって、行基菩薩が弥勒の浄土を模して具現するために開創したと伝えられる。その後、弘仁6年(815)に弘法大師が訪れ、本尊の十一面観音像を彫造して安置された。さらに、大師は不動明王像も彫られ、三角の護摩壇を築いて21日間、国家の安泰と万民の福祉を祈念して「降伏護摩の秘法」を修法されたという

 

◆本堂◆

 

 

◆大師堂◆

 

 

 

 

本尊の十一面観世音菩薩は、開運厄除のほか、子授けや安産にご利益があるそうです

 

前に来た時に納経所の方から言われましたが、三角寺は、江戸時代の俳人・小林一茶が寛政7年(1795)に訪れたとき、「これでこそ 登りかひあり 山桜」と詠まれただけあって、山内は樹齢3、400年の桜が爛漫となる名所だそうです

今回も、桜は見事に「葉桜」となり、庭園は、新緑の季節になっていました

 

そして、さっき、山道を一緒に登って下さったおじさんが待っていて下さって、アツアツのコーヒーをお接待してくださいました

この日も、三角寺~奥の院まで上がり、そこで常連さんと一緒にゆっくり休憩されるのだそうです

休憩のときに、みんなでコーヒーを飲むのも日課で、そのおやつのおすそわけです  おせんべいもおやつにと頂きました ( ^o^ )♬

コップもお茶も準備。コーヒーの粉とクリープも混ぜて小さな瓶に入れて、コップと一緒に小さな箱にセットでリュックに入れてあります

 

 いただきます (*^。^*) とても美味しくいただきました

コーヒーをごちそうして下さった後、奥の院へ向かわれました    感謝☆感謝  ありがとうございました

 

 

 

そして、もう一つ前回と大きな変化を発見!!!トイレが新しくなっていました

随分前から、新しくするという計画が有ったそうですが、山なので重機を入れるのが大変でなかなか計画は進まなかったそうですが、

ようやく綺麗に完成したと言われていました

男女トイレのマークも「お遍路さん」   

そしてトイレも明るくて新しくて快適な空間でしたヨ

 

 

 お参りも終わり、一礼して先に進みます

ここが愛媛県伊予の国の最後のお寺となり、県境を越えて徳島県/香川県へ歩き進みます

 三角寺の辺りの表示

 

集落の新聞受け   小さな小屋の様になっています。前回のお遍路さんの時は三角寺を出発するときに、ポツリ・ポツリと雨が落ち始めたので、二人で慌ててこの中で雨支度をしたのを思い出しました

 後は、ひたすら歩くのみ・・・・・

 

歩いていると、色々な昔を偲ぶ標識が立っています

今はとても静かな集落ですが、昔は賑わっていたのでしょうか???

 

 土佐街道の碑  

 

 お遍路シールの通りに進まなくちゃね~

 

この、青いシールは、今回初めて見かけました

 

 

 ゆらぎ休憩所

 はい、その通りです・・・・記憶が残ります♪♪

 まずは、目標は椿堂です

 

 

 お遍路さんの休憩所の看板有り

中を覗くと、一人お兄さんが。

以前、歩き遍路もされたことがあるそうです。今回は、しまなみ海道を歩き、ここまで来たので、利用したんだとか・・・・・

中は、作業場になっていて、空きスペースの台の上には、布団もありました

 ここでも記念撮影していただきました

 

 こんな休憩場所もあります

 おじさんが見張ってます(笑)

 

こんなのどかな風景を見ながら、テクテク歩きます

 田植えもボチボチ始まってました

 

 

 

  もうすぐ椿堂です

 

 到着!

 

 

 ◆椿堂 常福寺◆

 

 鐘を突き、お参りします  到着しましたよ~

 

椿の根元にひっそりと佇む優しい表情の「おさわり大師」は、体の悪いところを身代わりになって治してくれると言われている。

 なでなでします ご利益を信じて・・・

 

前回来た時は、前日に横峰寺へ登り、三角寺~椿堂に来るまでにぼくちゃんの膝はガクガクになっていました。

椿堂までようやく到着した時には、タクシーを呼ばないといけないかも???と話していたのですが、納経所の方から湿布をいただきました。そのおかげか、無事にこの先の民宿岡田さんまで登り坂を歩いていくことが出来たという思い出が有ります。

今回も、その時の方にお会いし、「湿布のおかげで無事に予定通り歩いて行けたこと」「結願できたこと」のご報告と御礼をと思っていたのですが、納経所には、若いお坊さんがお一人。聞いてみると、そのお坊さんは、高野山で修業をした後、依頼が有り、最近椿堂の納経所に来ているのだそうです。2年前の事はよく判らないと言われました・・・・・  

あの時湿布を下さった方が今どうされているのかは、判らないままで終わり、残念な事に直接お礼と報告はすることは出来ませんでしたが、お参りの時に、手を合わせておきました。  でも、今でもぼくちゃんはあの時の事は、感謝してもしきれないようです

 

 

 

◆本堂◆

 本堂の斜め前には、常福寺の本尊であった不動明王

 

 

 

◆大師堂◆

 

 ここで、ゆっくり休憩です

客殿には参拝者用のイスが置いてあるので、境内でのんびりと過ごせます

休憩していると、区切りで歩かれているご夫婦がいらっしゃいました。 地元に住まわれているので、日帰りで歩かれているそうでした。この日は、最寄りの駅(だったと思う)から三角寺~雲辺寺まで歩き、雲辺寺からはロープウェイで下り自宅に戻るスケジュールと話されていました。翌日も、大興寺や観音寺を歩くとも・・・・・  こんな風に、知らない方と「お遍路」という共通の話題で話が弾むのも楽しみの一つです!

 

 

 椿堂を出発  休憩とエネルギー補給で元気に(笑)

 

 

ここからが、ゆるやかなダラダラとした車道に沿った上りが続きます

 

 お遍路さん休憩所  ここでも一息つきました

   雲辺寺の「おたのみなす」です

 

 徳島までの看板が出てきました

 

 

 

 民宿岡田(今晩の宿です)の表示もあり

 さて、頑張るよ~

 

 

 ここでこんな標識が

境目峠経由と境目トンネル経由で県境を越えるコースが有ります

前回は、境目トンネルを通るコースを歩きました(道に迷わない為)  トンネルを出ると、そこは雪国じゃない!雨が降っていましたね

今回は、時間にも余裕が有るので、境目峠経由の道を歩くことにしました

 明治時代の標識 雲辺寺への指さしが見えます

 

 峠なので坂ですね (汗、汗)

 

 うんぺんじ  の表示

 「民宿岡田」の標識を目印に進みます

 

 え・え~  また山道じゃないの~~ とついつい思ってしまいます

 余裕のポーズかな??では、無い  いったん休憩

 山道を抜け、ようやく舗装の道に出ました!

 この辺りは、県境です  錆び錆びの古い標識

 ここから東は、徳島県

 愛媛県川之江までの道になります

 ここも”国道192号線” みたいです

すごく古い標識 多分、今はだれも通らないんだろうな・・・・・更新されることなく朽ちていってます 

 

 私、県境に興味ありです(笑 笑)

 この辺が県境だと思い、跨いでみた (*^。^*)

 愛媛県境の石柱を跨ぐ

しばし、県境の「境目峠」で時間を費やし、先に進みます

 

 

 徳島県の表示です

 

 山間ののどかな様子を見ながら歩きます

ここからは、上りは有りません(良かった ^^)

 快調に歩きます(ホントだよ~ん)

 

歩いている途中でいくつか見かけました

「地盤変動観測器」  

地震余地の地殻変動の観測器かな?とも思いましたが、所々に「土石流危険地域」の標識も目についたので、「土石流」の為かも師出ませんね。いづれにせよ、この辺で観測がされているのは間違いないようです

 

 

 綺麗な花も見かけます

 

 アゲハチョウも!

 

 

 しばらく歩くと、徳島県 三好市の道路標識

 境目トンネルの徳島側に出ました

  前は、このトンネルを歩きました 舗道が狭くて暗かった・・・・

時間に余裕が有るなら、境目峠コースの方が歩いていても楽しいです ^^v

ここまでくれば、後は残りわずか !!!

 

 

 

 

甘いものとゼリーで栄養補給

 

 ここから、横道に入ります

 明日は、約1000メートル辺りまで登ります

 岡田さんが見えてきました

 

スタートが早かったので、民宿に到着したのは、1時頃 (@_@;)  早すぎましたwwwww

入口の所に、岡田のご主人がいらっしゃったので、「早く着きすぎましたけど・・・・」と声をかけると、大丈夫だよ~と温かい答えが

早速、荷物を下し、お風呂に入って さっぱりしました!! ありがとうございました

その後は、のんびり部屋でゴロゴロ(笑)  翌日の雲辺寺上りの為に休息時間

 

  この日の実績です

 

 

夜は、食堂で楽しい夕食

私たちを含めて宿泊者は全員で9名ですが、1名の外人の方は、急遽相部屋での宿泊だったので、夕食は準備できないということで

食堂に集まったのは、8名です

岡田さんの楽しい所は、ご主人の楽しい雲辺寺までそして、その先観音寺までの「歩きお遍路案内」を聞きながら、ワイワイと食事が出来るところです。違ったところから、年齢も全然違い、見も知らない人が、「歩き遍路」という共通点だけで、本当に盛り上がります!

岡田のご主人の話もみんなの気分を盛り上げてくれます

 

 写真を見ながら、楽しいガイド

 ご飯を食べるのを忘れてしまいそうです(てことは、無いですね ^^;;)

 

みんな、この手作りマップを見ながら話を聞きます

 雲辺寺までの道のり

 

  雲辺寺から、大興寺~観音寺まで

 

 

 今日も色々な出会いがありました

 明日は、雲辺寺へ歩きます  お天気は心配ないみたい 

この日も、早々に就寝 Z Z Z Z Z z z z z ・・・・・・・

早寝早起きの健康的な生活です

 

 


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
今年受験生さんへ (ぼくちゃん 相棒)
2017-05-17 21:41:11
こんばんわ
ご訪問ありがとうございます
地元のおじさんに良いペースで引っ張っていただいたので、思ったより早く三角寺に着く事ができました
ほぼ、毎日の日課で、朝自宅を出て、三角寺~奥の院を往復して、昼前にご自宅に帰られるそうです

それと、岡田のおじさんの話は、雲辺寺に登る時には本当に参考になります 
返信する
はじめまして。 (今年受験生)
2017-05-17 14:44:35
ブログ読ませてもらいました!
三角寺までの地元健脚おじさんは、流石ですねぇ
岡田さんは、素晴らしい宿ですねー
雲辺寺まで気を付けて!
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