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ペットショップボーイズの傑作ニューアルバム

80年代の洋楽に関するブログでも紹介したが、僕の好きなアーティストにペットショップボーイズ(以下PSB)がいる。PSBは1981年にニール・テナントとクリス・ロウによりイギリスで結成されたデュオで、1985年の大ヒット曲「West End Girls」や、エルビス・プレスリーのカバー曲「Always On My Mind」、「It’s a Sin」、「Go West」など数々のヒット曲で知られているが、その先進且つ普遍的な音楽性は、常にいい意味で安心感のあるPSBならではの「ワンパターン」を高いレベルで確立しており、究極のャbプミュージックを追求し続けているところである。長い年月に渡り、常に高いレベルの曲をコンスタントに送り出し、レジェンドでありながら今でも第一線で活躍しているところは本当に凄いと思う。

2月に開催された英国最大の音楽賞であるBrit Awardsでは、その長いキャリアを表彰して特別功労賞が与えられたばかりである。

そして、今月18日に3年ぶりのニューアルバム、「Yes」をリリースした。まず、注目したいのがニューアルバム「Yes」のアルバムジャケット。チェックマークをャbプに彩った、如何にもPSBらしい、カラフルでャbプ且つシンプルな仕上がりはインパクト大。シングルの「Love Etc.」のジャケットも赤い×をモチーフにしていてこちらもおしゃれ。


アルバムに収録された全12曲はアルバムタイトルの「イエス」が示す通り、どの曲も明るく、前向きな感じに仕上がっており、中身もジャケット同様とってもカラフル。美しいメロディーラインと果てしなくキャッチーなエレクトロャbプ。まさにPSBらしい期待通りの素晴らしい出来栄えである。

収録曲
1) Love Etc.
2) All over the World
3) Beautiful People
4) Did You See Me Coming?
5) Vulnerable
6) More than a Dream
7) Building a Wall
8) King of Rome
9) Pandemonium
10) The Way it Used to Be
11) Legacy
12) Love Etc.(Pet Shop Boys Sex Mix)

シングルである「Love Etc」は軽快な打ち込みサウンドが心地良い、彼らの18番とでも言えるサウンド。「All over the World」はクラシックのメロディーをもじったミディアムテンモフ曲。「Beautiful People」は哀愁漂うPSBらしい美しいメロディーラインのャbプなバラード。「Did You See Me Coming」は個人的にアルバムの中で最も好きな曲。心地良いギターサウンドから打ち込みサウンドに入り、PSB独特のボーカルが機械的な美しさで語りかけてくる作品で、最高に明るく、爽やかで、キャッチーなメロディーの傑作である。もう一つすっかり気に入ってしまった曲が「Pandemonium」。こちらも最高にャbプでキャッチーなシングルクオリティー曲で、如何にもPSBらしい名曲。他の曲もレベルが高いものばかりで、PSBらしいメロディーラインと打ち込みサウンドが堪能出来る秀作揃い。アルバムを通して全く飽きさせない強力な布陣である。昔からのPSBファンも、PSBをあまり良く知らない人も、「Yes」はお奨めの一枚である。

PSBを良く知る人で、久しぶりに懐かしいヒット曲の数々に浸りたい、又はこれまでPSBはあまり聴いていなかったが、これを機に聴いてみたい人両方にお薦めなのが、2003年に発売されたヒット35曲を収録した究極のベストアルバム「Pop Art」。こちらを聴くと、改めてレベルの高いエレクトロャbプ/シンセ打ち込みサウンドによるカラフルな楽曲の数々が新鮮に耳に飛び込んでくるが、はまるとまさに快感である。ぜひご視聴あれ。
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