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僕の選ぶ傑作洋楽アルバムトップ20

前回に続き、今回は僕の選ぶ傑作洋楽アルバムの11位から20位をご紹介したい。どのアルバムも好きなので、なかなか順位が付け辛いのだが、11位から20位もトップ10と甲乙つけがたい名盤揃いだ。

11) Purple Rain / Prince & The Revolution
2年前に惜しまれつつこの世を去った不世出の天才、プリンスの誰もが知る最大ヒットアルバムにして、ロックアルバムの傑作。プリンス自身が主演した映画のサントラでもあるのだが、ロックアルバムとしての完成度には当時衝撃を受けた。プリンスのアルバムには傑作が多いが、このアルバムは特にロックの面が一番色濃く出ているアルバムとして、シングルヒット曲『When Doves Cry』、『Let’s Go Crazy』、『I Would Die 4U』、『Purple Rain』を世に送り出した。特にスーパーボウルハーフタイムショーでのパフォーマンスが印象に残る『Purple Rain』はバラードの名曲として後世に語り継がれる名曲だろう。



12) 1984 / Van Halen
僕が最も好きなハードロックバンド、Van Halen最大のヒットアルバム。Eddie Van Halenの痺れるような神業的ギター演奏に加え、このアルバムから初めてシンセを大胆に投入し、ハードロックファンのみならず、ャbプファンも一気に虜にした金字塔的なアルバムである。やはり耳に残る歴史的なシンセサウンドが斬新であった『Jump』、Eddieのギターテクをフルに堪能出来る『Hot for Teacher』、そしていかにもVan Halenらしい王道ロックの『Panama』を収録。赤ちゃんがたばこを指に挟んだジャケットのイラストもカッコ良くってインパクト大(今では倫理的に問題となるだろうが)。



13) Ocean Eyes / Owl City
青い海、青い空のジャケットと同じく、あまりにも爽やか過ぎるシンセサウンドが、あまりにも爽やか過ぎるボーカルと、あまりにも見事な融合を果たした画期的なアルバム。一言一言を丁寧に置きに行く歯切れの良過ぎる歌詞がOwl City独特の世界観を創り出している。特に、このアルバムに収録されている『Cave In』と『Umbrella Beach』のシンセのインスト部分が何とも心地良く響き、いつまでも耳に残る。ドライブミュージックとしても最適なアルバムだ。



14) Nothing Like the Sun / Sting
The Police解散後、ソロとなったStingのセカンドアルバムにして、僕が思うStingの最高傑作アルバム。ファーストソロアルバムの『The Dream of the Blue Turtles』では見事にジャズな曲風に方向転換を図って成功したが、このアルバムは更にそれを熟成させ、単なるジャズアルバムとも違う新たな高みに昇華させた点で傑作と言わざるを得ない。自身の体験をモチーフにしたヒットシングル『Englishman in New York』や、アコースティックギターの旋律があまりにも美しい『Fragile』が収録されているが、その他の曲も秀作揃いで、驚くべきレベルの高さだ。



15) Seven Sisters / Meja
スウェーデンの歌姫だが、日本でも大ブレイク。サンノゼに住んでいた1998年から2001年頃に良く聴いていたMejaのセカンドアルバム。ファーストアルバム『Meja』も傑作であり、どちらを選定しようか実に迷ったが、このセカンドアルバムはワインで有名なナパバレーへのドライブに良く行っていた頃良く聴いていたので印象深く、今でも思い出深いアルバムなのでこちらをセレクト。シングル曲『All’ bout the Money』を始めどの曲も名曲揃いなのだが、僕は特に『Lay Me Down』と『Caught up in the Middle』が大好きな曲。



16) Loopified / Dirty Loops
2014年にリリースされたこのアルバムも、初めて聴いた時に衝撃を受けた1枚。10位にランクしたKINDOにも通ずるのだが、特にヒットシングル『Hit Me』で披露したのは、恐ろしくクリアでャbプサウンドでありながら、複雑にメロディーやテンモェ変化して行く独特な曲風はなかなか真似が出来ない技で、高い演奏テクニックを要する。そんな楽曲と融合する、何ともクリアでパワフルなボーカルがまた見事な化学反応を見せる。アーティストの間でも高く評価されているバンドだ。その後セカンドアルバムがなかなかリリースされないが、今後の作品が期待される。



17) Love Music Angel Baby / Gwen Stefani
No DoubtのGwen Stefaniが2004年にリリースしたソロアルバム。最高にキュートでキャッチーなガールズャbプになっているが、どの曲も素晴らしい出来映え。特に『What You Waiting For』、『Hollaback Girl』、『Bubble Pop Electric』は秀逸なサウンド。アルバム全体に当時のファッションや流行を取り入れ、Gwenが好きだったHysteric Glamourなどの原宿ファッションを取り入れた『Harajuku Girls』など、後に世界的にもヒットした“きゃりーぱみゅぱみゅ”の世界観を先取りしていたようなアルバムとなっている点は見逃せない。



18) Infinity on High / Fallout Boy
これも初めて聴いた時に衝撃が走ったアルバム。まず聴いてみれば一発でその魅力にハマるだろうが、その何とも重いドラムと激しいギターから、ヘビメタか?と思ってしまうような曲としてスタートし、しかしそこに何ともャbプなメロディーが被さって行く曲風が極めて斬新で、今までには存在していなかった新しいサウンドと世界観を創り出している。またそサウンドを可能にしている演奏テクニックも実に素晴らしいものがある。お薦めはやはりシングルヒットとなった『Thriller』、『The Take is Over, The Break is Over』、『This Ain’t A Scene, It’s An Arms Race』の3曲は素晴らしい出来映えだが、その他の曲も捨て曲無く、見事の一言に尽きる。



19) Bad / Michael Jackson
1987年にリリースされ、大ヒットしたマイケルのサードアルバム。売上的には『Thriller』には及ばなかったものの、このアルバムからは『I Just Can’t Stop Loving You』、『Bad』、『The Way You Make Me Feel』、『Man in The Mirror』、『Dirty Diana』の5曲のNo.1ヒットを出すという、『Thriller』でも実現出来なかった偉業を達成したアルバムとして歴史に名を残した。R&B色が強かった『Thriller』に比べ、『Bad』はロック色が濃くなっており、ある意味、よりマイケルジャクソンのプライベートな趣向が強く反映された作品となった点でも貴重なアルバムだ。



20) Doo-Waps & Hooligans / Bruno Mars
2010年にリリースされた、Bruno Marsのファーストアルバム。このアルバムを聴いて、久しぶりにR&Bに新風が吹き込んだと感じた画期的な一枚。全曲驚きのハイクオリティーで、Brunoの何ともハスキーで迫力のある魅力的な声と、ャbプで活きの良い楽曲が見事に融合した作品。シングルヒットの『Just The Way You Are』、『Granade』が同年のシングル売り上げ一位、2位を独占したことでも話題となった。続くセカンドアルバム、『Unorthodox Jukebox』も見事な傑作だが、インパクトからこちらのファーストアルバムをまずは選出。

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