夏日となった土曜日、久々に少し足を伸ばして、きなこと神奈川県最南端となる城ヶ島へと出かけた。城ヶ島を訪れたのはかなり久しぶりだ。前回いつ訪問したのかすら思い出せないくらいだが、大学生の頃は良くドライブで行ったので、とても懐かしい。最近は鎌倉や先日の葉山エリアには訪れているが、城ヶ島まではなかなか行けていなかった。きなこも産まれて初めての城ヶ島上陸である。
自宅から首都高~第三京浜~横浜新道~横浜横須賀道路と乗り継いで終点となる衣笠まで約1時間20分くらい。朝8:30に自宅を出発して現地には10時前くらいであった。
城ヶ島と言えばやっぱり海鮮丼。近くの大きな駐車場に車を停めて、海に向かう通り沿いにある『磯料理屋かねあ』に向かった。ここはテラス席が少しあり、海鮮丼などをワンちゃんと一緒に食べられるお店だ。僕は釜揚げしらすネギトロ丼を注文したが、しらすもたっぷりで、塩加減が最高でとても美味しかった。きなこと一緒に食べられる海鮮丼は格別である。
そして海鮮丼の後は、すぐ隣にある『ナナパフェ』という、パフェ専門店を訪れた。店内はかなりガーリーで可愛い装飾なので、女子には人気のお店らしいが、ここも店の前にテラス席が2席ほどあり、きなこと一緒に豪華ないちごパフェを堪能。いちごがたっぷりの大きなパフェだったが、いちごもかなり甘く、更に生クリームとスポンジケーキもとても美味しかった。きなこにはパフェに乗ったいちごをたっぷりあげたのでご満悦(笑)。久しぶりにパフェを食べたが、パフェもなかなかいいものである。
海鮮丼とパフェでお腹いっぱいになった後は、またきなこと少し散策。この通りを少し進んでいくと、いきなりゴツゴツした岩場が現れるが、ここも昔良く来たので懐かしい。この岩場の景色は昔と全く変わっていない。岩場の向こうに相模湾の海を臨む。
この岩場は隆起した岩盤がむき出しとなっており、なかなか素晴らしい景観である。遠くに見えるのが馬ノ背洞門という浸食された岩盤がメガネ状にアーチを描く岩で、昔は歩いてここまで良く行った記憶がある(今回は近くまで行かず)。
城ヶ島という地名は、鎌倉時代に源頼朝が命名したらしいが、神奈川県最大の自然の島で、その大きさや形から軍艦島を昔から連想してしまう。三崎から橋を渡ってすぐなので、アクセスはとても便利だし、島全体が自然公園のようになっており、散歩コースなどもあって楽しい。
城ヶ島の岩場を楽しんだ後は、駐車場からも近い『FISHSTAND』という可愛いお店を訪れた。ここにはマグロを使ったワンちゃん用のおやつなども売っており、またフィッシュサンドや、フィッシュ&チップスなども食べられるので、ちょっと散歩の後立ち寄るにはいいお店である。
城ヶ島を後にして、車で橋を渡り、三崎エリアに移動。このあたりも幾つかの海鮮料理のお店もあり、カフェなどもあるプチ観光エリアだが、ここにある『Miura Brewery』という、美味しいクラフトビールが楽しめるお店に向かった。ここは三浦で初めてのブルワリーらしいが、とてもオシャレなお店で4種類の定番クラフトビールと、幾つかの季節限定クラフトビールが楽しめる。この中で、僕は定番のMiura Coast IPAと、季節限定のMiura Hazy Grooveのボトルを購入。お店でもタップで飲めるのだが、今日は車を運転しているので、ボトルで購入して帰ってから家で夜に楽しむことに。オンラインでも購入可能だ。
早朝から昼過ぎまでのコンパクトな城ヶ島エリア散策だったが、このくらいの方が道路渋滞もなくスイスイと帰れるのでおススメである。今回久しぶりに訪れた城ヶ島は懐かしさと同時に昔は無かったお店なども楽しむことが出来たので、また新たな経験が出来てとても楽しかった。そしてきなこを初めて連れていけたことも嬉しい出来事となった。