ここ数年で、町中華シリーズや、地元の洋食屋さんシリーズなどを取り上げてきたが、今回は“とんかつ・カツ丼”である。
僕は実はカツ丼フリークなのである。昔からカツ丼が大好きで、とんかつも好きなのだが、どちらかと言えば“カツ丼“が特に好きなのである。これまでにも美味しいお蕎麦屋さんやとんかつ屋さんがあると、必ずカツ丼を注文してしまう。特にまい泉のヒレカツ丼が好きなのだが、ここ最近はとんかつ屋で食べるというよりは、ほっともっとのカツ丼や、和幸のカツ丼を食べることが多かった(ほっともっとのカツ丼も結構上手いので侮れない)。
しかし、実家のある青葉台エリアには幾つかのとんかつ屋さんがあることを発見し、これから少し時間をかけて色々と周ってみようかと思っている。まずはその第一弾として、実家から一番近いとんかつ屋である『とんかつ とん亭』を訪れることにした。場所は横浜市青葉区桜台なので、実家からは車で５分。徒歩だと15分くらいで行ける距離感である。店の前を車で通ることは多かったので、前々からそのお店の存在自体は知っていたが、実際入ったことは無かった。
住宅街にある一軒家という店構えで、そんなに大きくはないが、実寸大のたぬきの置物が鎮座しており、昔ながらの創りで玄関からの雰囲気も味わい深い。店の前には３台分の駐車スペースもあるが、隣にコインパーキングもあるので専用駐車場が空いていない場合にも助かる。
店内は歴史を感じさせる雰囲気。創業35年ということで、まさに実家に住んでいた頃に出来たお店だ。それ以来地元に愛されるお店として今も変わらず営業している。
色々なとんかつメニューがあって目移りしてしまったが、初志貫徹ということで1,450円のヒレカツ丼を注文。キャベツ盛り、お味噌汁、味噌田楽、お漬物、みかんなども付いたセットで見た目にも何とも豪華。
カツ丼はなかなかのボリューム感で食べ応え充分、そしてとても美味しかった。とてもジューシーなカツは大きめの玉ねぎとの卵とじとなっていて、ちょうどいい感じ。これはまた食べに来たい感じのカツ丼であった。久しぶりにちゃんとしたとんかつ屋でカツ丼を食べたような気がするが、このお店はとんかつ定食も美味しそうだったので、また次回何を注文するか迷ってしまいそうである。
今後、他のとんかつ屋も少しずつ訪れて食べ比べをしてみたいと思っているので、乞うご期待！
