音楽は洋楽、邦楽、ジャンルなどを問わず昔から大好きで、CDを買うのか趣味みたいなところがあるが、洋楽だけを取っても実に色々とこれまで聴いてきた。僕は80年代をNYのハイスクールで過ごしたが、80年代と言えばMTVが始まり、レコードからCDに移行した時代でもある。そしてそれは、まさにポップスやロックのミュージックビデオ全盛期であり、米国ではマイケル・ジャクソン、マドンナ、プリンスなどが君臨し、イギリスからは”ブリティッシュ・インベージョン”として、カルチャークラブ、デュランデュランなどが押し寄せ、当時の音楽業界は実に賑やかな黄金時代を迎えていた。中でもデュランデュランはそのおしゃれなサウンドにかなり当時夢中になり、ライブなども良く行っていたが、アルバム「Rio」は最も好きなアルバムの1つとして今でも聴いている。
80年代当時の時代背景は、映画「The Wedding Singer」(ドリュー・バリモア主演)などで見ることが出来るが、女性は誰もがジョン・テイラーに憧れ、少年は白い手袋をはめてマイケルのムーンウォークに熱狂し、ギター小僧は誰もがEddie Van Halenのギターに酔い痴れていたものだ。この時代に大好きだったアーティストは実に数多く存在するが、「Rio」のほかに忘れられないアルバムとしては、やはりマイケル・ジャクソンの「Thriller」だろう。アルバム曲の殆どがシングルで、最初からベスト版みたいなこのアルバムの完成度の高さは、20年以上経った今も色褪せていない。世界で最も売れたアルバムとしてギネスブックに載っているが、このアルバムは間違いなく音楽史上に輝く最高傑作だ。
このマイケルと対照的ながらも同じくらいの”変人”として時代を席巻していたのがプリンスだ。彼の今年のスーパーボウルのハーフタイムショーでのライブはまだ記憶に新しいが、今でも健在なのが凄いし、マイケルのようにスキャンダルに汚れることも無く、未だにその生活がベールに隠されているところがまさに”変人”たるところだ。彼はその音楽性もルックスもかなり灰汁が強いので、好き嫌いははっきり分かれるところだが、好き嫌いを通り越して僕は最初に彼の音楽を聴いた時、ある意味”現代のモーツァルト”であるかのような衝撃を感じ、その天才ぶりには度肝を抜かれた。映画のサントラにもなって当時大ヒットしたアルバム「Purple Rain」も僕の好きなアルバムのトップ20に入っている。
80年代初期に好きだったバンドにThe Policeもいるが、彼らのアルバム「Regatta de Blanc (白いレガッタ)」もかなりの傑作で、今でも時々iPodで聴いている。今年The Policeが復活、全米ツアーも控えているが実に楽しみだ。また80年代当時から登場して今日も第一線で活躍するマンモスバンドにU2がいるが、彼らの「The Joshua Tree」も完成度が極めて高く、まさに80年代の傑作アルバムと言える。エッジが奏でるU2独特のカッティングギターサウンドは彼らの永遠のトレードマークで、最近でもアルバム「How to dismantle an atomic bomb」で証明した通り、その変わらぬレベルの高さとU2サウンドが健在なのが嬉しい限りだ。
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克憲

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