あの『エミリー・ローズ』がDVD化

　夏といえばホラー映画なのだが、最近は現実の事件の方が先にいっている。そんな悲惨な事件の連続にとても気分は晴れない。いっそ、古典的な日本の怪談あるいは西洋の悪魔憑きの話の方がわかりやすい、なんてことを思っていたら、『エクソシスト』よりもドキュメンタリーに近いと言われる『エミリーローズ』が DVD化される（7月19日・水）ということを聞いた。
　悪魔祓いというのは実はカトリックの司祭（神父）に認められている仕事のひちつである。神父養成の課程にそのやり方が教えられるという。
エミリーローズは19歳の女子大生で、ある日突然おかしくなる。悪魔に取り付かれたと確信したローズはムーア神父に悪魔祓いを依頼する。しかしその甲斐なく死んでしまう。結局過失致死で裁判になるのだが、法廷に悪魔祓いの一部始終が記録されたテープが公開される。そして、彼女の書き残した一通の手紙が公開された・・・・。現代に起こった悪魔憑きの話、理性で押し付けてきた宗教の最も深いところが、裁判を通してあらわにされていくが、その不可解さには誰も答えを出せないし、最近の事件の不可解さにもある意味で通じているものがある。

　実話を元にした映画でこれは「ホラーではなく、ドキュメンタリー」であるというのが映画のキャッチコピーだ。

「ローズマリーの赤ちゃん」「エクソシスト」と同種の映画は多いが、少し人間の神秘について考えさせられる映画だ。

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エミリーローズ

ジダンの頭突き退場の件

　ジダンの頭突き退場。まずそのシーンをYou Tubeで確認。
YouTube - mondial 2006 coup de boule de Zidane

　伊のマテラッツィがジダンの姉、または母を侮辱したとも伝えられるし、宗教的な差別発言があった、テロリストといわれたとも言われる。テロリストという発言と宗教的差別発言との関連ははっきりしないが、フランスのイスラム系の新聞は早々とジダン擁護の姿勢をだした。

　直後にマテラッツィが「テロリストといってないし、頭が悪いのでテロリストという言葉の意味の知らない」といったのには笑った。

SANSPO.COM：ジダン、病気の母への愛が怒りの引き金…「売春婦の息子」発言に暴挙
スポニチ:仏国内ではジダン擁護論が浮上
YOMIURI ONLINE（読売新聞）:「ジダンが先に挑発」マテラッツィが反論

わらしべ長者

ITmedia News:ネットの力で「わらしべ長者」になった男によるとカイル・マクドナルドというカナダのモントリオールに住む27歳の男性がインターネットで彼の赤いペーパークリップと交換してくれと広告を出した。そこからの魚型ペンに交換、それを変なドアノブに、そのドアノブをキャンピングストーブに、そしてキャンピングストーブを発電機に、発電機をスノーモービルに交換した。かれの最終目標は家を手に入れること。そこで彼はいままでの戦果をテレビで取り上げてもらうことに成功する。そのあとハリウッド映画の出演権などを手に入れて、ついにカナダサスカチュアンのキプリングに一軒家を手に入れた。この間がたったの1年。
交換の過程は彼のブログで読める。ネットでの交換にもかかわらず、スノーモービルを手に入れた時点でテレビに売り込んだことが勝因だ。サイトをみてもすごい意志と企画力だ、なかなかやるなあ。
one red paperclip

カナダの若者にこの手のチャレンジャーが多いのはなぜだろう？

ブレークしそうなキーワードを予測してアクセスアップ

　RSSだと配信のタイミングで情報をキャッチできるので、ブログを開設している情報発信型の人には素早い情報収集が可能となった実感があるだろう。

　一般には、まだRSSリーダーを駆使して情報を集めるインターネット利用者は限られている。検索エンジンによって情報を集めるのが一般的なようだ。検索エンジンに目的のキーワードを入力する。

　ところか検索エンジンの情報収集はロボット(クローラー)の巡回によるため、タイミングがずれる。今日書いたことも3日から一週間しないと検索エンジンではひっかからない。
　
　このタイムラグを利用してアクセスを稼ぐ方法がある。事件でも流行でもブレークして、みんなが検索行動に動く前に、取り上げるのである。テポドンの発射準備の報道の時にこのことに喰らい付き取り上げていたブログは発射された5日にはかなりのアクセスになったはずだ。

　このキーワードが来るというのを予測して、仕込んでおく。当たればでかい。

本日の埼京線バザー広告でいっぱい！

金曜日に入ったレストランにデジカメを忘れたので、それを取りに大宮までいった。学生時代に宮益坂にあった本店でよくオムレツを食べた「ラケル」の大宮店に忘れたのだ。大宮にあると知って以来、女の子を誘っては一緒に行っている。さすがにおじさん一人では入りづらい。デジカメはちゃんとレジ奥に取り置きしてあり、すぐに渡してもらえた。
　日曜日の夜の電車はさびしいが、月曜日発売の週刊誌の見出しチェックには一番。今まで何度もこれでいち早く情報を仕入れて身内や職場仲間にスクープして来た。「明日発売のサンデー毎日にウチのことでるぞ」と。
　ところが今日の中吊りはバザーの広告ばかり。ルミネ、コクーン(埼玉新都心のショッピング複合施設)、アルタなどなど、ほとんどがバザーのお知らせだ。ボーナス商戦なのだが、お中元ではなくバザーということは自分消費狙いということになる。
　このあたりが、夏の消費動向のトレンドをつくるのかな。一応プチマーケティング。