韓国では大統領の発言が発端で、「サイバー亡命」が広がっているという。物騒な呼び名だが、「カカオトーク」や「ＬＩＮＥ」といった無料通信アプリの乗り換えの話だ。何が起きているのか。
「国民を代表する大統領に対するぼうとく的な発言も度を越している」
朴槿恵（パククネ）大統領が閣議でこう発言したのは９月。旅客船セウォル号の事故後、ネット上では大統領や政府への批判・中傷が噴出した。産経新聞前ソウル支局長に対する捜査も表面化。発言の２日後、最高検が「ネット上の名誉毀損（きそん）を積極的に取り締まる」と表明し、さらに１週間後、専門の捜査チームを立ち上げた。
かなり大統領は末期的な症状。民の声を封殺し始めるのが崩壊の始まりに違いない。韓国では過去何度もそうしたことを繰り返してきている。朴槿恵（パククネ）大統領の父親自身がクーデターにより政権の座につき暗殺によって政権が終わった。
反日を利用して政権への批判をかわし続けてきたが、もはや限界に見える。直近ではOhMynewsというネットメディアから政権交代したこともある。このニュースは意外と大きな変化のきっかけのように思う。
産経新聞のソウル支局長の問題も日本からすると言論の自由の問題としてもっと主張してもよいだろう。
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産経・ソウル前支局長起訴と、「サイバー亡命」｜WEBRONZA - 朝日新聞社
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