未来への便り アドバンス

学校職員を定年前に辞めました。そして株式会社を設立しました。AIを学びながらブログの記事をアップします。

学力テスト反対の愛知犬山市、新教育長を選出

2009年11月23日 09時05分29秒 | 社会ネタ+全般
愛知県犬山市:新教育長に奥村氏 前教育長は市長と対立 - 毎日jp(毎日新聞)
文部科学省の全国学力テスト参加をめぐる市長との確執などから、任期途中で退任した愛知県犬山市の瀬見井久前教育長の後任に、同市教委学校経営調整室長の奥村英俊氏(62)を充てる人事が22日内定した。田中志典市長が30日開会の市議会に教育委員任命の人事案を提出し、同意を得て教育委員の互選で選出される見通し。


全国でひとつくらい文部科学省に抵抗する教育委員会があってもいいと思いましたが、ついに交代。というか前の教育長の瀬見井さんは退任していたのですね。


教育委員会廃止論


毎日新聞は教育問題に強いので、関連記事を探してみました。

教育転換:政権交代の波/4 教育委員会見直し - 毎日jp(毎日新聞)
「賛成4、反対2」。全国学力テストの実施を1カ月後に控えた今年3月、愛知県犬山市教育委員会は、テスト参加を採決した。全国で唯一不参加を貫いてきた犬山の抵抗は終わった。「子どもたちの競争をあおる」と文部科学省の方針に異を唱え続けた瀬見井久教育長(当時)ら反対委員が少数派に転落。テスト初回の07年から参加を主張していた田中志典市長が、賛成委員を送り込む多数派工作を続けた結果だった。

瀬見井教育長は今月6日、任期を1年ほど残して退任した。
毎日新聞 2009年11月20日 東京朝刊

瀬見井さんの主張はこうです。
>全員参加型だったテストは、政権交代で自分たちの要望通り、抽出型に変わる。「国も同じ方向に進んでくれる」と思い、区切りをつけた。だが、民主党が掲げる教育委員会の見直しには明確に反対する。「我々の不参加方針に対し、国は無力で市長も当初、手出しできなかった。地方の教育が独立できる理想の制度で、戦前の反省から導入された大前提が忘れられている。変えてはいけない」

これには教育界には異論もあるようです。政府(文部科学省)-県教育委員会-市町村教育委員会と上位下達の組織を改革しなければ、現場の教育が変わらないというのです。

そのとおりですが、ここでは現場の教育に対する考え方が問題になると思われます。そういう理念や理想や気概をもった教育者が現場にいるようには思えません。考えない教師ばかりが目立ちます。

考えなくて済んでいる日本というシステムが問題なのですね、きっと。あらゆる組織で同じ問題を抱えています。


これでよいのか!教育委員会


教育委員会制度再生の条件


アメリカ都市教育委員会制度の改革












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