ビール飲みオヤジの日々雑感

ビール飲みオヤジが日々感じる雑感を徒然なるままに。

自民党総裁選余話

2021年09月30日 | 時事
決選投票での岸田さんと河野さん、都道府県連に各1票与えられた票では8対39で河野さんの圧勝でした。
一方で国会議員票が249対131でその差が100票超ですから結果として勝負になりませんでした。

各地域の声ではなく、その声で選ばれたはずの国会議員達の都合と思惑で流れが変わる・・・これが派閥力学なんでしょうね。
それでも不思議なのは決選投票で岸田さんの上積みが103票、河野さんが45票ですから、高市氏を支持したうち少なくとも11人は岸田さんには投票しなかったってこと?
これは野田さんを支持した34人が決選投票でどうしたかも踏まえると簡単にはその変節を読み切れません。(笑)

読み取れるのは、総裁選についての国会議員の投票行動は国民のためよりは自分のためなんだろうなということと、結果として総裁選の結果が決して民意の反映では無いということです。

それだけに必ず今年秋に実施される衆議院選挙は、主権者たる国民の権利行使として大事な機会です。
一人の1票で何が変わるものではありませんが、その積み重ねがあってこそ結果が民意の反映に近づくのだと思います。
たった一人のたった1票で世の中が変わるようではむしろ恐ろしいことですが、より多くの一人1票の積み重ねの結果はとても大事です。
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