ビール飲みオヤジの日々雑感

ビール飲みオヤジが日々感じる雑感を徒然なるままに。

ジャイアントキリング

2024年06月14日 | 時事
サッカー天皇杯の面白さの一つにトッププロからアマチュアまで幅広いチームがトーナメント形式で競う大会ならではのジャイアントキリングがあるのは確かです。
今回はJ1首位を走るチームを大学生チームがPK戦の末に破りましたが、そのJ1チーム監督の苦言でミソが付いてます。
(デイリースポーツ配信2024年6月12日付「まさかの敗戦のJ1町田・黒田監督 判定と筑波大のラフプレー、マナーに苦言『すごく憤り感じる』『大人に向かって配慮に欠ける言葉あった』負傷者続出、骨折の選手も」)

オヤジはその試合を実際には視ていませんから、偉そうに言える立場にありません。
とはいえJ1チームに対して大学生チームが対戦する中では、学生の必死さはあってもケガをさせて潰せばいいなどという邪なダーティさがあったとは思い辛いのです。
(デイリースポーツ配信2024年6月12日付「大金星の筑波大監督 町田の怪我人続出に『申し訳ない』『ただダーティーなプレーではなかった』敵将は憤りも)


狙ったレイトタックルか結果的なレイトタックルか。
例を見ないケガ人続出は事実ですが、学生のチームがJ1に勝つために相手に怪我をさせることを狙った戦術を取ったのだとしたら、もはや学生スポーツの存在価値はありません。
増してや、筑波大学は教員養成をミッションとした東京教育大学の後継大学です。
勝つために手段を選ばない考え方の人間が教員となり子供を教育する・・・想像するだけで悲しいことですが、それだけにそこまでとは信じられない。

サッカーじゃありませんが、かの野村さんの名言「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負け無し」。
今回の勝負は延長戦でも同点の末にPK戦で決着しました。
同点からあと1点が取れなかったのは学生のダーティープレーのためと言い切られるとしたら、ちょっと肯けません。
まあ監督さん自身も批判覚悟でと前置きしての発言だけに、憤りも中途半端ではないし、覚悟のうえで自らが納得がいかないことを発言されたのだとは思いますが、オヤジにはやはりトッププロなら学生がどのようなプレーをしようと、1点多くとってしまえばそれで終わりだったはずと思えるのです。

とにもかくにも後味が悪いのは確か。
学生たちには次の試合で勝ち負け以上にこういった外野の雑音を払拭するような真摯なプレーを期待します。

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