ビール飲みオヤジの日々雑感

ビール飲みオヤジが日々感じる雑感を徒然なるままに。

4分の1

2019年02月24日 | 時事
沖縄の米軍基地の問題は一言で片付けるのは乱暴ですが「難しい。」

理屈だけでは片付けられない側面があると思います。

前職の時代には沖縄に定期的に仕事で行っておりましたが、このテーマに触れることはある意味ご法度でした。

そんな背景を踏まえた上でも、この理屈はちょっと首を傾げます。

「沖縄のアメリカ軍普天間基地の移設に伴う名護市辺野古の埋め立ての賛否を問う県民投票がきょう行われ、「反対」が多数を占めることが確実となりました。」(ヤフーニュース配信RBC琉球放送2019年2月24日付「辺野古埋め立て問う沖縄県民投票 『反対』多数確実に 日米両政府に通知へ」)

ここで言う「多数」とは条例で定めた「埋め立て『反対』の得票が県民投票条例で知事が『結果を尊重』し、首相と米国大統領への通知を義務付けた全投票資格者数(有権者数)の4分の1に当たる約29万票を上回ること」(ヤフーニュース配信琉球新報2019年2月24日付「辺野古埋め立て『反対』有権者4分の1超え確実 県民投票 玉城知事、首相と米国大統領に結果通知へ」)のようです。

ハッキリ言えることは、有権者数の4分の1超は反対の意思表明をしたということです。
確かに「少数」ではありませんが、「多数を占める」と言われると素直には肯けません。

何しろ投票率が50%そこそこですから、「投票した人の過半数」が「反対」を表明したことは判りますが、投票しなかったほぼ半数の方々の意志は何処にあるのでしょう。
ここに「4分の1」というラインが設定された意味と、この問題の「難しさ」があるように思います。


コメント
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