ビール飲みオヤジの日々雑感

ビール飲みオヤジが日々感じる雑感を徒然なるままに。

「青海」と「青梅」

2019年02月16日 | 時事
ヤフーニュース配信読売新聞オンライン2019年2月16日付「『青海』お台場ライブへ、着いた先は『青梅駅』」を読んで感じたこと。

「活字離れ」が言われて久しい今日この頃です。

今から約25年前、とある研修で文章の「棒読み」と指示されたのに出来ず、その難しさを痛感し学んだことがあります。
ココで言う「棒読み」とは、感情を込めずに文章の字を一字一句書かれてある通りに読むことでした。

簡単なようで難しいですよ・・・書いてある字の通りにスムーズに音読するだけのことって。
物語の朗読とは違います。文章の棒読みです。

難しさの一つに人が聴いている場で文章を読まされると、多くの場合、「それはね・・・」と余計な説明を付加しようとするんです。
研修の場でもオヤジに限ったことではありませんでした。
参加した人のほとんどが文章を読むのではなく、文章内容を説明しよう病にかかっていたのです。

さて、特に日頃活字を読み慣れていない人、あるいは本と言えば漫画で育った人は、目の前の活字を読んでいるのではなく活字を見ながら網膜に映る映像で勝手に自分がイメージしている文章に変わっていくんです。
だから、活字を目で追いながら音読を聴いていると、ビックリするくらい書いてある文章どおりに読まれていないことが判ることがあります。
でも、本人はそれに気づいていないのです。

で、「青海」と「青梅」。
字面をしっかり読めば違うことは一目瞭然なのですが、網膜に移る映像で思い込むと同じものに見えるから不思議です。
オマケに両方とも同じ東京都内ですから厄介ですね。

でも、やっぱり自業自得だと思いますよ。
地名の字面が似ていることに誰も文句は言えませんからね。








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