Cafe & Magazine 「旅遊亭」 of エセ男爵

志すは21世紀的ドンキホーテ?
はたまた車寅次郎先生を師に地球を迷走?
気儘な旅人の「三文オペラ」創作ノート

購読のお勧め:大亜細亜の詩(だいあじあのうた)

2020-05-15 18:19:16 | 小説・大亜細亜の詩(だいあじあのうた)
ご存知、大亜細亜の詩❣️
日本の近代史を、フローで見続け100年間。
日本人が歩み続けた時空を、
あらためて辿ってみませんか?

この一冊、
必読です。

近代史の自虐史観的思考を、リフレッシュできます。

そう、
我々現代日本人の回想する昭和の暗い記憶は本当に現実に在ったのか?
事実はかなり異なるようでして、同じ時代の欧米諸国と比較して、物質的にも精神的も劣ることのない、豊かな環境に育まれていました。
大亜細亜の詩は、そんな時代の流れに逆らわず、洋の東西を越えて俯瞰しつつ国境を跨いでご活躍され、未来の世界平和を唱えられた仏教僧侶の人間史を描きました。



      
Amazon書店の『大亜細亜の詩』は、こちらから入れます。



イムジン河 by フォーク クルーセイダーズ

2020-05-15 10:08:11 | 音楽鑑賞蘊蓄録
イムジン河 フォーク・クルセイダーズ



 知っている作品の、あまり多くないフォークルーセイダーズの歌の中、断然、群を抜いているのが「この一曲」なのだ。

 初めてこの曲「イムジン川(河)」を耳にしたのは昭和40年代の後半、社会人にになって数年後のことである。駆け出しの営業マンの頃に、いまだ高速道路(山陽縦貫道)のない時代、毎月2度くらいマイカーを使って旧2号線(今でも2号線)を広島市内から延々2時間30分(あるいは3時間?)かけて福山地区へ、海外旅行の営業に出向いていました。おおよそ午後5時半くらいまで、福山市内や府中市で挨拶回りや新しい顧客発掘に勤しみ、ようやく広島に向け帰路に就くのです。そういう時代の状況背景あって、この一曲との出会いがありました。
 それは、
 とある晴れた日、にもかかわらず新月で真っ暗な夜空、満天の星が夜空にちりばめられ、我が愛車の屋根(我が頭上)を照らしていた(に違いない.......)。西条(今の東広島市)から八本松を過ぎた頃、スイッチをつけっぱなしの車のラジオから、突然フォーククルーセイダーズの『イムジン川』が聴こえてくるではないか! 
 あまりにもいい曲なので驚いた。
 次の瞬間、感動で、背筋に高圧の電流が流れ、身震いが起きた。

「・・・・?」

「そう、そうなのです!」 イムジン川は、初めて聞く曲なのに、その美しい旋律メロディーは、きっちりと我が心を捉え、音の記憶は数式の如く脳裏に刻み込まれたのです。
 その後しばらく、このイムジン川の曲は、テレビ番組はおろか、一般のラジオ放送の中から消えて亡くなりました。

 その訳は?
 と、その道に詳しい友人に訪ねたところ、歌詞の文言に問題があるとのことで、なんだか某K半島の政治運動外郭団体(またはまったく別筋か?)から指摘あり、この曲は放送禁止になったと聞きました。
 イムジン川を耳にしたのは吾輩にとってはごく最近の出来事で、トーマス青木君の勧めでYouTubeを開いていてたまたま出くわした、のです。

 こうして落ち着いて、あらためて鑑賞すると、ひときわ旋律の佳さが覗え、コード展開バランスの佳さを理解出来て、心に染み入ります。

 こうして音楽は、洋の東西を問わず、国柄の依怙贔屓(えこひいき)、思想の違いによる好き嫌いを抜きにして、文化や芸術の良さは別の世界に位置します。
 
 朝鮮半島で生まれたこの一曲『イムジン川』のすばらしさは、

 歴史に残り、
 語り、
 唄われ、
 無意識のうちに、後世に引き継がれる。 
 ・・・名曲です。