Cafe & Magazine 「旅遊亭」 of エセ男爵

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気儘な旅人の「三文オペラ」創作ノート

大亜細亜悲願之碑(1);東京軍事裁判、判事・パール博士のこと

2013-10-02 09:08:17 | 教養・文化・歴史
<見出し画像>本照寺境内にて
撮影年月日:(平成25年9月23日)
撮 影 者:(トーマス青木)
撮影機材 :(FUJIFILM X20)

 広島市内のまん中に日蓮宗『本照寺』あり。
 そのお寺の境内に佇む石碑あり。
 それは、『大亜細亜悲願乃碑』……
 数年前から、「この石碑の文言に目を通しておかねばならぬ……」
 と思っていたのです。
 先日、秋季彼岸法要に出席した際、とりあえず石碑文言を画像にし、書き下ろしました。 パール博士碑と広島の本照寺との関連について述べなければならないこと多々あるのですが、先ずは石碑文言通読が先だ。


  『大亜細亜悲願乃碑』



  『日蓮宗・本照寺』山門、、


 山門を入る。右手の庭園に石碑は建立されている。


  『パール博士石碑』……


 大亜細亜悲願之碑

 激動し変轉する歴史の流れの中に

 道一筋につらなる幾多の人達が

 万斛の思いを抱いて死んでいった

 しかし

 大地深く打ちこまれた

 悲願は消えない




 ②

 抑壓されたアジアの

 解放のため その嚴粛

 なる誓にいのちを捧げた

 魂の上に幸あれ

 ああ真理よ

 あなたは我が心の

 中に在る その啓示

 に従って我は進む

  一九五二年二月五日

   ラダビノード・パル




 English Translation From
   Bengal Language Text of this moment: ―

 For the peace of those departed souls who took upon themselves the solemn

vow at the salvation ceremony of oppressed Asia,

 “Oh! Lord, thou being in my heart,

    I do appointed by you”

    1952.11.5 Redhavinod Pal



以上、
 石碑に刻まれた文言の紹介。

次回、
 継続して石碑建立の経緯が紹介された文言を紹介します。


               <…続く…>

 
   (続編『大亜細悲願の碑亜(2)』へ、こちらから入れます・・・