Cafe & Magazine 「旅遊亭」 of エセ男爵

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気儘な旅人の「三文オペラ」創作ノート

世界の大俳優「渡辺謙」殿に、敬礼!!!

2010-05-20 19:17:45 | 教養・文化・歴史
 本日記事冒頭のセンテンスは如何に?

  それは、
   昨年(平成21年)の大東亜戦争敗戦記念日?当日の渡辺謙さんの威力を思い出した……

 というのも実は昨夜のこと(平成22年5月17日)、NHK衛星放送が「硫黄島からの手紙」を上映。 集中して観ようと思いつつも(実は一度観た映画だったから)集中できず、他のチャンネルを切り替えながら約1時間程度垣間観つつ、そのうち疲れ果て、結局途中で全チャンネルをオフにし、わりあい早めに就寝した。
 そして一日経過し、この映画「硫黄島からの手紙」が封切上映された時のことを思い出し、あらためて記事にした。
 封切された時、わざわざ映画館まで見に行った時の事、そして興奮冷めやらぬ数日後に2度も同じ映画館の扉を開き2度鑑賞したことも思い出した。
 ところで昨年のお盆のこと、敗戦記念日前後の日本全国お盆休暇のさなかに同じく「硫黄島からの手紙」を上映した時の事を思い出した。
 まずは以下、その当時(昨年夏)のアクセスカウンターに現れた数値を以下に示しておきたい。

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  過去1週間の閲覧数・訪問者数とランキング(日別)……

 日 付      閲覧数  訪問者数    ランキング
2009.08.16(日)  1141 PV   552IP    994 位   / 1275535ブログ
2009.08.15(土)  1391 PV   700IP    600 位   / 1275076ブログ
2009.08.14(金)   341PV   192IP   5784 位    / 1274680ブログ
2009.08.13(木)   342PV   184IP   6848 位    / 1274243ブログ
2009.08.12(水)   339PV   160IP   8640 位    / 1273864ブログ
2009.08.11(火)   363PV   185IP   6787 位    / 1273425ブログ
2009.08.10(月)   410PV   190IP   7018 位    / 1272967ブログ

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 上記、昨年8月15日に「硫黄島……手紙」が上映されたらしく、当日、思いがけず「エセ男爵ブログ」に異常な数のアクセスがあった。 この当時の記録は、当然ながら記事にするつもりで「コピペ」したもの。 そうとう多くの平均的日本国民が、このTV映画を観たに違いなく、言い換えれば「敗戦記念日の気になるテーマ」だったに違いなく、一言うんちくを、つまり一億日本国民総小児風対近代史無知識は、何故に日本は先の大戦に敗北したか?その経緯は?等々に付きあまりにも幼児的無知過ぎて、時に彼の「硫黄島からの手紙」的な映画を観ると、それが引き金になって分らないこと多く、それぞれが穴だらけ虫食い状態、支離滅裂状態の知識の探り当てんがため、ネット上の関連記事を徘徊したその結果、何と我がブログ記事にまで到達したのだ。 何と浅はかな、当時の我記事を見ても、何も出てこない、何も解りはしないはず。 発作的に一億総国民同じ疑問を持ち、同じ坩堝を徘徊する?そんな性癖を観ているとばかばかしくも怖くなってくる。 そんなネット読者の浅はかさに対し、嫌味たらたら酷評の限りを垂れ流してやろうと思ったのだが、それは止めた。(もうやってしまったか?) まぁ、そんなこんな、物申したかった昨年のその頃、あまりにも仕事が忙しすぎ、心身ともに疲れ果て、ブログ更新どころの騒ぎではなかったのでそのまま放置していたのであります。けれども昨日、再度「硫黄島の渡辺謙さん」を鑑賞半ば些か厭きて途中で寝てしまったのでありまするが、ちょいと気になるのでやはり記事にしたためた。
 ナヌ?観厭きたにもかかわらず、何故この映画の事をしつこく記事にするか?と、お思いの読者にお応えしなければなりません。 
 その理由は、観厭きて終うほど、観るのが辛くて、何度も観たくなくなる!と、いった方が正解かもしれない。 サラっと観ている分にはあまり大した映画ではないし、もちろん本気で観れば、この映画はあまりにも辛過ぎて夢も希望も湧かない「砂を噛む」より始末の悪い不愉快な画像の連続だから、決して何度も見る映画ではないけれど、若し、未だ一度もこの映画を一度も観ていない人がいたら、絶対に一度は見ておいてほしい映画だからなのです。 日本の誇る映画俳優の渡辺謙さんは、好い! 良い!
 もちろん二宮、井原、加瀬、中村、等々諸兄一同、軍人になった時の役者、みんな良い、善い!……

   
硫黄島からの手紙 [DVD]

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 そうそう、何故記事にしたか?もう一つ理由があった。

 それは、是非一度、栗林中将の絵手紙を拝見(もちろん拝読も)したいのだ。

    
「玉砕総指揮官」の絵手紙 (小学館文庫)
栗林 忠道
小学館

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 ムム……
 涙が出てきて、たぶん何度も何度も中断し、最後には、いや、最期まで、読めなくなるだろうなあァ~ でも、是非活字でペイパー画面で、当時の「追憶」を描き追ってみたい……

 そしてもうひとつ、半藤利一さん著作のものも読んでみたい、、、。

   
栗林忠道 硫黄島からの手紙 (文春文庫)
栗林 忠道,半藤 一利
文藝春秋

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 もうひとつ、苦言、、、。

 姉妹作品であるはず「父親たちの星条旗」も一昨日同じ衛星放送チャンネルで放映されていた。本気で鑑賞しようと思っていた。が、これこそ俄かに眠ってしまった。もう事ここに至って、おもしろくなさ過ぎて観たくない映画の代表作かもしれない、、、。

   
父親たちの星条旗 [DVD]

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 ウム……

 少し疲れていない時に、あらためて鑑賞しておきたい映画かも、、、。 その理由は、全く同じ土俵で戦(いくさ)をした当時の米国。その歴史的背景を以って当時のアメリカ合衆国国民の平均的な太平洋戦争に対する気分や概念が読み取れるようだ。 というのも、太平洋戦争(対日戦)を描いたハリウッド映画の範疇では、この『父親たちの星条旗』は全く異質の映画である。 今までも今からも、対日戦争そのものを、このような描き方はしないであろう、と思う。 だからもう暫く後(数ヶ月後)に、改めて鑑賞して於きたい作品だ。