Cafe & Magazine 「旅遊亭」 of エセ男爵

志すは21世紀的ドンキホーテ?
はたまた車寅次郎先生を師に地球を迷走?
気儘な旅人の「三文オペラ」創作ノート

初版本タイトルは、「黄昏のポジョニ・ウッチャ」・・

2007-09-06 18:15:30 | 小説家・トーマス青木
「!!!」

出版社の先生と、四の五の激論を戦わし「擦った!転んだ?(スッタ・コロンダ)」侃々諤々検討の結果、ようやく小説のタイトルが決まりました。
 書籍予約注文?受付のための広告宣伝用のチラシの「叩き台」できたからご紹介する。
 ポジョニ・ウッチャ(Pozsonyi ut.)とは、主人公・本田幸一が初めてブダペストの事務所を構えた「住所(通り)名」。 物語の「悲喜劇」の始まりは、全て『この小路』の1丁目1番2号から始まる。
 ま、「ポジョニ小路の場所を知らないハンガリー人は居ない!」と、云われるくらいに地元では有名、且つ古い小路の名前なのです。

 今にして想えば、なんだかこの通りのハンガリー語の発音に特徴あり、我々日本人にも発音可能なマジャール語は、おもしろい、、、。

 以下、チラシの「コピー」を抜書きし、ご紹介しておきたい、、、。



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     それはブダペストから始まった。

   ― 舞台は1990年代初頭の東ヨーロッパ。

  大手旅行会社を脱サラし外国芸能人斡旋業に手を染めた不良中年男と、ストリートダンサー志願の若者との、世代の違う男と男の出会いから始まる。

 ヨーロッパ芸人を絡めたショービジネス世界を背景とし、東欧で出会った芸人や普通の人々、ショービジネスに関わるヤクザな日本人、人生航路の定まらない若者との、主人公との行き交いやすれ違う人生を見つめたい。


  国籍や人種の違いによる登場人物それぞれの視点と感性は様々にして、組み合せれば滑稽であり、時に誤解を招き、時に裏切りも多発する。

 人それぞれ、生きていくためのエゴと思い込みあり。

 人と人との接点から発する感性と機微を、エンターテインメント風長編日記小説として描く。

 大企業や組織の背景なく単独東欧に乗り込んで起業を試みる物語の主人公・本田幸一の半生は非常識的日本人の典型であるか。
 
     お洒落に、面白く、滑稽に、物悲しく、切り刻んでみたい。


                    (以上、チラシコピーより引用)

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 以上、全部で3巻にも及ぶ「長編小説」の第1巻! 小説に描かれる物語の全容を、ざっくりと切り取り、ご紹介に及ぶ、、、。

 PS:今しばらく! たぶん、発刊日と初版本のページ数さえ決まれば「フルカラーのチラシ」できるはず! 改めてご紹介します。