ビター☆チョコ

店じまい後も変わらずご訪問ありがとう。
新居をかまえましたので
お近くにお越しの際はお寄りくださいませ。

ただいま

2006-11-18 | 歌 ときどき ピアノ
ただいま。
今帰ってきました。
日付はまだ変わってないみたいですね(苦笑)

今日は発表会でした。
始まる前はドキドキで、終わってしまった今はとても寂しいです。
脱力。というのか。。。
「お祭りが終わった後」のような寂しさは去年と同じですが、
今年はそれに少し満足感が加わってます。

自分の歌が、聴いてる人にどういう印象を与えたのかは分かりませんが、
少なくとも去年のように、全く記憶がない。ということがないです。
ちょっと外してしまった音。
押していこう。と思っていたところを引いてしまったところ。
ちゃんと自分が覚えていたことだけで上出来です。
そして今さらですが、会場の音響の良さに感動しました。
歌っていても、まろやかな音が耳に入ってくるので、歌っていてすごく気持がよかったです。
歌いながら自分の声に違和感を抱くような不快な感じが全くなかったです。
マイクを使って歌うのは、セッションと発表会のときだけなのですが、
歌っていて気持が良かったのは今回初めて。

去年も同じ会場だったのに全くそんなことに気がつかなかった。。。
今年は気がついただけ、ほんの少しだけ去年よりは余裕があったのかも。
ボロボロでもセッションに出続けた(笑)甲斐があったのかもしれません。

「来年はこうしよう」とか「あんな風になりたい」とか
向上心がもてるのは、緊張の中に身を置いたから。
発表会が終わってすぐに来年のことを考えるのも笑っちゃうけど、
来年はちゃんと「自分の世界」を作れるようになりたいです。
私の中にまだまだ「照れ」がある。
だからなんだか中途半端なんだと思う。

では、また来年を目指して!
今日はギャラリーとしてもすごく聴き応えのある発表会でした。
なんども鳥肌たちましたもん。
先生はもちろん、イケメンバンドの皆さんにも
今日関った方達全てに感謝!!です。

。。。最後は酔っ払いの変なおばさんぶりを発揮してしまったのが残念です。
反省。

。。。キーボード打ってるうちに酔いが回ってきました。。。
お風呂に入ってもう寝ます。。。

ナイロビの蜂

2006-11-17 | 洋画【な】行



イギリスの外交官、ジャスティン・クエイル(レイフ・ファインズ)は赴任先のナイロビで妻のテッサ(レイチェル・ワイズ)と暮らしている。
温厚で誠実でガーデニングを愛するジャスティンと正義感が強く「救援活動」に没頭する
テッサ。
一見、正反対に見える二人だが、お互いに愛し合っている。とジャスティンは信じていた。
しかし、突然妻のテッサが「救援活動」のための旅先で殺されてしまう。
同行したアーノルド医師との痴情のもつれが原因ではないかと警察は言うのだが、
テッサの死にからんで、不穏な動きがあることにジャスティンは気がつく。
妻は何をしようとしていたのか。
妻が愛していたのは誰だったのか。
ジャスティンはテッサの真実を求めて、深い闇の中に歩きだす。


物語はテッサの訃報から始まる。
ジャスティンの中にあるテッサとの思い出を織り込みながら物語は進んでいく。
テッサとの出会い、結婚。
そしてアフリカの地で、テッサは持ち前の正義感で「救援活動」にのめり込んでいく。
そんなテッサを遠くから見守るジャスティン。
妻を愛しながらも、心の底には妻への疑惑も芽生え始めている。
テッサは自分の活動について何も語ろうとしないから。

突然のテッサの死がジャスティンを行動的にした。
テッサの行動を辿るうち、ジャスティンはテッサが何を追っていたのかを知る。
テッサの死は「ある大きな陰謀」を暴こうとしたからなのだ。
そして何も語ろうとしなかったのは、ジャスティンを守ろうとしたから。
妻の大きな愛を知った時、物語は悲しい結末を迎える。

ラブストーリーとして見るのか、サスペンスとして見るのか、それとも社会派ドラマなのか。
それぞれの見方があるだろう。
私の中には社会派の面が濃く残った。

テッサという女性は自分の信じた道をどこまでも、強引に進もうとする女性だ。
目的を達成するためには手段を選ばないような強さがある。
正直に言えば、友達になりたいとは思わないタイプの女性だ。
ジャスティンとの出会いから結婚への経緯にしても、もしかしたら自分の活動のための打算があったんじゃないかと思わせるような押しの強さだ。
もしテッサを演じたのがレイチェル・ワイズじゃなかったら、私としては絶対受け入れられなかったろうな。と思う。
ジャスティンにしても彼の立場を考えれば、テッサを野放しにしすぎたぼんやり亭主だし(爆)
それをレイフ・ファインズが演じれば温厚で誠実な紳士。になってしまう。
配役が良かったからラブストーリーになった、というような感じがする。

テッサが暴こうとしたのは、先進国の製薬会社が新薬の効果を試すための人体実験をアフリカで行ってたという事実。
もちろん開発途中だから死人も出る。
でもそんなことは闇から闇へと葬られる。
何人死のうと先進国の製薬会社には全然痛みはないのだ。
フィクションだと思うけれども、「もしかしたらありそう」と思ってしまう自分が恐い。
そう思った時点で、私の中にも後進国への差別や偏見や。。もっと正直に言えば見下したような考えがあるということなのではないだろうか。

命の価値が先進国と後進国では違う。
そんなことはあってはいけないことだけれども、どこかでそれを現実と見ている自分がいることも確か。
ラブストーリーの影には鋭い刃が隠されている。







 



 


まっしろ

2006-11-16 | 歌 ときどき ピアノ

発表会をあさってに控えてのレッスン。
リハも終わったし、今さらいじくっても返って混乱しそうなので、
課題は課題のまま行くしかないでしょうよ。と半分投げやりとも言える心境です。
ただ、今回これだけは決めていたことがある。
楽譜を持たないで行こう、と。
どうせ歌詞は暗記してるし、
楽譜があると歌詞を読むわけじゃなくても目線が楽譜に行ってしまうからね。
これ、簡単そうですごく不安なことなんですよ。
楽譜って前にも書いたけど「お守り」なんです。

前回の練習から楽譜は閉じて、リハのときも楽譜は一切開かなかったから
本番の時もこのまま行けそうかな、絶対いけるぞ!!と思っていた。
そしたら今日、見事にすべってしまった。。。。
それも最後の締めに歌った時。
どう考えても忘れようのない箇所で、頭が真っ白になってしまったのだ。

自分も驚いたけど、先生も驚いた。たぶん。。。。
で、頼むから楽譜は持ってきてよね。ということになってしまった。

本番の時じゃなくて良かった。。。。
ホントに真っ白ってこういうことを言うんだね。
何も浮かばないの。
ここでとっさにハミングでごまかしたりできれば立派だけど、
そこまで機転は利きそうもないので、おとなしく楽譜を持って挑みます。。。

あ~良かった。
本番の時じゃなくて。



ウサギとストレス

2006-11-14 | 日々のこと
ウサギの糞って丸くて小さくて、部屋の隅に転がっていても片付けるのにそんなに抵抗がない。

そんな可愛い糞をするうちのテツが「ちょっと下痢気味だよ~」と娘が言う。

どれどれ~とテツのトイレを見てみたら、ちょっといつもより水分が多いかな~という程度。

ウサギだって微妙に体調が変わるでしょうよ。と言ってみたものの、ちょっと心当たりがあった。


ウサギって柔らかくてすべすべしてて、撫でるとぺたんと床に腹ばいになって目を閉じる。

撫でられるために生まれてきた生き物みたいだ。

毎日毎日、テツがケージの中にいる時間は、飼い主の気の向くまま撫でられている。

でも、気がついてみると自分たちに勢いがあって充実してる時って、そんなにテツにかまわない。

心に屈託があって、何かに寄りかかってみたいとき、テツのすべすべで柔らかい体を撫でたくなる。

時には「どう思うよ。テツ~。。」とか「困ったね~、テツ。。。」とか話しかけながら。


もちろんテツが答えるはずもないけど、つい話しかけてしまうのだ。

それも愚痴ばかり。

特にここしばらくは、家族中がぴりぴりしているのでそんなことが多かった。

テツだって何も言わないけど、嫌なんじゃないだろうか。

撫でられる手のひらから、私達の苛立ちがテツに伝染したのかも。

だからストレスで下痢気味だったんじゃないだろうか。。。。と思ったのだ。


真相はどうなのか分からないけどね。

ありそうじゃない?



。。どうよ。。。テツ。。。

仲間意識

2006-11-13 | 日々のこと
11月って発表会が多いのかしら。

先週の中ごろだったか、無茶苦茶混んでる中、初診の患者さんがやってきた。
痛ければ混んでいても診ることになっているのだけれど、どうも痛いわけでもないらしい。
「でもどうしても今日、お願いしたい」というので、しばらく待っていただいた。

話を聞いたら、週末に合唱サークルの発表会があるので、どうしても歯石を取ってもらいたかったのですって。
拝見したら、。。。付いてます。
でも、合唱サークル。
テレビにアップで映るわけでもないし、見えないと思うんだけどなぁ~。
そう思ったけど、気持はすごく分かるので、上下の前歯だけクリーニングした。
残りは発表会が終わってから。ということにして。

今日、今度は予約でいらしたので
「発表会、どうでした?」と聞いてみた。
「6割の出来でした(笑)でも初めてだったから、上出来だったと思いますよ。
歯がきれいになってたから、思い切り口を開けられて良かったです。」
少しはお手伝いできたわけだ。

今月、そんな患者さんが多い。
少し年配の女性がほとんど。
歌ってる人って多いんだなぁ~。
ついそんな話を聞くと仲間意識が出ちゃって(勝手に/笑)力が入っちゃったりして。

ウォンカチョコ♪

2006-11-12 | 食べたり飲んだり

今さらですが、ウォンカチョコがやっと我が家にやってきました。

ちょっと前からソニープラザやカルディで売っているのを目撃してたのですが、
「めちゃうま」ではないらしい。。。という噂と、このチョコレートの重さに躊躇していました。
そしたら娘があっさり買ってきました。



人が買ってきたものなら、もう惜しげもなく食べちゃお♪ということで
チョキチョキッとあけて、バリバリっと割って、みんなで分けて食べました。

。。。。まずくはないですよ。
日本のチョコレートの繊細さが再確認できます。
ちょっと「胃」がブルーな状態にある私にはヘビーだったかも

でもすごく満足しました。
去年からずっと食べてみたかったから。

チョコレートには人を幸せにする力がありますね。

 


リハ

2006-11-11 | 歌 ときどき ピアノ
来週の発表会のリハだったんですけどね。
おとといからずっと胃が痛くて。。。
。。。。病気じゃないです。
ただの心労です。
だから余計にたちが悪いですね。

声を出すってハードなことだなぁ~と思いました。
だってすごく胃に響きます
胃の存在をこんなに意識したことはありませんでした。
何をするにも「胃」の主張が激しすぎて疲れます。。。

肝心のリハは。。。どうだったんだろ。。。
今回はちゃんと録音してきたので、これからゆっくり聴いて反省しようと思います。

防音のスタジオで生のバンドでリハって
良く考えると、普通のおばさんがなかなか体験できることじゃないですよね。
歌の出来は後でゆっくり反省するとして、
そこのところだけはちょっとワクワクしました。

さて来週。
それまで風邪ひかないように。
胃の痛みも治まりますように。


そろそろ?

2006-11-10 | 



暖かな日だったみたいですね。

来る患者さんが皆そう言うので、「あ~今日はあったかいんだぁ~」とぼんやり思っただけです。

夏の暑い日も

暖かな日も、

いつも2時過ぎまで診療室の中なので、その日のお天気の最高潮の時を知りません。

唯一しっかり感じるのは、寒さだけ。

今日のような暖かな日だって、2時を回った頃はもう確実に夕方の気配を感じます。

日が暮れるのがホントに早くなりました。



今年の紅葉はどうなのかしら。

なんとなく慌しくて、見逃してしまいそうです。

遠くに出かけなくても、気をつけてみてみると近所でも紅葉が見られるんですよ。

。。。で、去年の記事を探してみたら。。。まだ紅葉には間があるみたいですね。

ブログってけっこう便利ですね(笑)



画像は、先週行った鹿島神宮の菊です。

紅葉とは違うけれど、これもまた見事でした。



紅葉、見逃さないようにしなくちゃね。




相談ごと

2006-11-09 | 日々のこと
性格の違いなのか、それとも男と女だから違うのか。
長年一緒にいてもはっと気づかされることがある。

少し前、娘がボランティア活動をすると言い出した。
娘の進路にとって大切なことなのだそうだ。
そしてグループで行う勉強が多くなるので、今までのようにバイトを入れる時間が取れない。と言い出した。
我が家では、お小遣いは自分で稼ぐ、親が出すのは学費と食費だけ。ということになっているので、
てっきり、お小遣いが足りないよ。という相談なのかと思った。
ボランティア先に出かける交通費もかかるだろうし。。。という話なので、
そんなことなら、ちゃんと出してあげるから心配しなくていいよ。と娘に言っておいた。

娘はそのあと父親にも相談したらしい。
もう話はちゃんと決まったはずなのに、母親の答えに不満でもあったのかと思ってダンナに聞いてみた。

そしたら娘の話には続きがあった。
時間的に難しくなりそうな今のバイトを辞めて、空いた時間にその時間だけできるバイトに変えたほうがいいのかなぁ。
娘がホントに相談したかったのは、このことだったようだ。
私は勝手に話を端折って聞いて、自分でサッサと結論を出しておしまいにしてしまってたみたいだ。

ダンナは
せっかく続けてきて信頼もされているバイト先だから、辞めないでちゃんと自分の時間を整理してみなさいよ。
時間をやり繰りすれば、時間は少なくなるかもしれないけどきっとバイトできる曜日があるよ。
と言ったらしい。

そりゃそうだ。大人はみんなそうしてる。
限りある時間のなかで、たくさんの山積みの仕事に優先順位をつけて、そのなかから自分の時間をやり繰りしている。
生きていくために収入は必要だし、働く時間が足りないから即、親に頼るということはありえないだろう。
収入が減ったら収入に見合う暮らしをし、そんな日のために少しは貯金もし、
そうやって庶民の生活は回っているのだ。
私が出した答えは安易だったかも。

娘は昨日からボランティアを始めた。
ボランティアって言葉の響きがあまり好きじゃないので、「お手伝い」を始めた。
障害を持った方の外出を手伝うのだそうだ。
大学の先輩から、なんたらいう資格(忘れました)をとると少しバイト代が出るような話を聞いて
そんなことも考えているようだ。

お小遣いが足りなかったら出してあげるから言いなさいよ。とは言ってあるけど
自分で歩き出したいような気配が漂っている。





ステップ!ステップ!ステップ!

2006-11-08 | 洋画【さ】行

94年からニューヨークの公立小学校では、情操教育の一環としてボールルームダンス=社交ダンスが取り入れられている。
10週間のコースで、子供達はメレンゲ、フォックストロット、タンゴ、ルンバ、スウィング、を習う。
ダンスの楽しさに目覚めた子供達は学校の代表の座をめざして、そして市のコンテストに優勝するために猛練習する。

ドキュメンタリー映画です。
10歳から11歳。
ちょうど子供の世界の出口から、大人の世界を覗き込んでいるような年の子供達が、学校のプログラムのひとつとして社交ダンスを習うことになる。
はじめは照れていた子供たちも、一人前のジェントルマンとレディーとして扱われるうちにだんだん気分が乗ってくる。
なにより音楽にあわせて体を動かす楽しさに目覚める。

踊ってる間は笑顔で目と目を合わせて
パートナーを大事に
男の子は踊ってる間、女の子を幸せな気分にさせることに全力を傾ける。
紳士、淑女として。

クラスの大半は家庭に問題を抱えていたり
犯罪予備軍になりかかってたり
移民してきたばかりで英語が話せなかったり
宗教の戒律で踊りが禁止されている、という子もいる。
それでも子供達はちゃんとその問題を受け止め、理解し、仲間として受け入れていく。

最近、日本では子供のつらいニュースを聞かない日はないじゃないですか。
それなのにアメリカの子供達は「違い」を当然のこととして、ちゃんと受け入れている。
私、そのことにすごく泣けてしまった。
アメリカがなんでもいい。って言ってるわけじゃない。
貧困層の子供が犯罪を犯す確率の高さやドラックの問題、根深い人種差別。
かかえている問題の数や深刻さは、たぶんアメリカのほうがずっと上かもしれない。
でも、子供達にダンスを教える先生の意識の高さやストレートな情熱、小生意気なクチをきく子供達の前向きさに
アメリカという国の懐の深さを感じてしまうのだ。

「夢はあそこで叶うのよ」
学校のダンスがきっかけでダンサーを夢見るようになった少女が指差すのはマンハッタン。
過酷な社会だからこそ夢を見ることができるのか。
今の場所から這い上がるために、なにが必要なのかということを子供達はちゃんと知っている。
夢を叶えるのも、社会の闇に飲み込まれるのも自分しだい。
大きな夢を持つものだけが成長していける。
そんな夢をまだ見せてくれそうな空気がアメリカにはある。。。ありそうだ。

大人だってなにを目標にしたらいいのか分からない時代。
子供に夢をもつ大切さを教えるのは大変なことだろう。
難しく考えなくても、大人がちゃんと生活を楽しんでいたり、ちょっとした新しい提案をするだけで
子供って自分で手がかりをつかんでいくものなのかもしれない。

合間にはさまれる子供達のインタビューがすごく面白い。
そして、結構鋭い。
子供ってちゃーんと見てるんだな~と思った。