ビター☆チョコ

店じまい後も変わらずご訪問ありがとう。
新居をかまえましたので
お近くにお越しの際はお寄りくださいませ。

2005-11-30 | 日々のこと
晩秋の休日,前橋まで遠出した。
と言っても楽しい外出ではない。
叔父が入院してると聞いたので,お見舞いに・・・
病名の深刻さにびくびくしながら出かけたのだが,本人は元気でいつものように前向きだった。

思えば去年のこの時期,父におめでたいことがあって,叔父が音頭をとって
伊香保温泉で,親戚一同大宴会をした。
あれから1年しかたってないのに,今度はお見舞いで訪れることになるなんて・・・
自分もそうだが,親や叔父・叔母たちの1年がだんだん貴重なものに思えてくる。

病院に向かうタクシーの中で,運転手さんに広島の事件の犯人が逮捕されたことを教えてもらった。
そのせいなのかどうか,帰りに電車の中で聴いたミスチルの「タガタメ」で
ボロボロ泣いてしまった。
電車がすいてて良かった。
なんだか柄にもなく色々なことを想った一日だった。



カメラを連れて

2005-11-29 | 日々のこと
出かける時は,だいたいデジカメも連れて行く。
特に凝った写真を撮るわけでもないし,全くカメラの出番がないときも少なくない。
撮った写真も,ただ大まかに分類してパソコンに保存するだけ。
写真の使い道といえば,連れ合いを亡くしてしまった父や義母に,葉書を作って出すぐらい。
2~3回,夫の赴任先にも送ったかな?
夫からは時々写メールが届く。
自分で作ったお弁当の写真とか,通勤途中の風景とか,日常の出来事がほとんどだ。
夫も特に何をするわけでもないが,必ずデジカメを連れて帰ってくる。

この間,帰ってきた時の会話。
「街で写真撮るのって,恥ずかしくない?わりと勇気いるよね?」
「そうそう。観光地でもない普通のところでカメラを構えるのは勇気いるよね。」
小心者夫婦だ。

特に食べ物やさんで,美味しそうなものに出会った時とか
お店の人にことわってから撮るようにしてるのだが,周りのお客様に対してとても気が引ける。
だから大急ぎで撮ってしまうことになる。。。
ほとんどのお店では快く見逃してくれるのだが,
お茶した後に,そのお店のケーキのディスプレイがあんまり綺麗だったので
「撮ってもいいですか?」と聞いてみたらNGだったりしたお店もある。
かなり度胸のいる趣味だと思う。

このブログを突発的に始めてから,まるまる2ヶ月。
思いがけず写真の使い道ができて嬉しい。
日常の見なれた景色も,カメラを持ってるだけでちょっと違う目線になったりする。

明日もデジカメを連れて行こう。





新しい気持ちで

2005-11-28 | 歌 ときどき ピアノ
発表会が終わって,初めてのレッスン日。
気持ちを新たにして来年に向けてがんばるはずが・・・首・肩痛い・・・

レッスンの時はなんともなかったんだけど,
終わってからズンと来た感じ。
声を思いっきり出すのは久しぶりだったので,とても気持ちがよかった。
久しぶりのわりには声が出てたらしく先生からもOKをいただいたのだが。。。
首はともかく,声を出すのに肩は関係ないだろうと思うのだが,
余分な力が入ってるのかなぁ。
いつも思うのだが,声を出すのはスポーツみたい。
身体がちゃんとできてなければ,なかなかうまくならないのだろうと思う。
明日は針に行こっと。

新しい曲は「Moonlight Serenade」をいただいてきた。
て言うか,何曲かの候補から自分で即決したんだけど,聴くのと歌うのとではえらい違い。
小野リサの歌う「Moonlight Serenade」がすごく好きなので,
今日からしばらく小野リサのCDと仲良くなりそう。

レッスンの合間に洋服の話になって,
先生はモノによっては,奥様やお嬢さんの洋服も兼用!!!できるそうで
かなりびっくりした。
足なんか私とサイズ一緒だし~先生が着てたシャツ,私着れないかも~


晩秋

2005-11-27 | 日々のこと

自宅から歩いて20分ほどのお寺。

週末に赴任先から帰ってきていた夫を,駅まで散歩がてら送っていく。
軽く二人でお昼を食べた後,夫を見送りお寺に向かう。
この土地に住み始めて9年目。
この季節に来るのは初めて。なんでもっと早くこなかったんだろう。

境内では,写真を撮る人,スケッチする人,散策する人で静かな賑わい。
三脚を立てて本格的に写真を撮るおじ様が,手招きしてファインダーを覗かせてくれた。

今日は,たまたま駅の向こうの紫陽花で有名なお寺の「お会式」で,このお寺にも
華やかな「万灯」が待機していた。
時間がきてお囃子の音とともに出発。
お囃子の音ってなぜか哀しい。にぎやかなんだけど哀しい。

お寺を出て駅に向かうと,駅前はクリスマスの飾りつけ。
季節はそろそろ冬なんだね。

脂肪燃焼スープ

2005-11-25 | 食べたり飲んだり
今のところ整形外科通いが続いている。
なんといってもマッサージが気持ちよくて
だいたいいつも同じ時間に行くので,患者さんの顔ぶれも決まっている。
リハビリに通う人は長期戦が多いので,毎日顔を合わせるうちに,なんとな~く友達っぽくなるらしくて,待ってる間に患者さん同士の会話が耳に入ってくる。
私の後ろにいたおば様たちは,ひざが痛いので,負担をかけないようにやせなければ・・・というような話をしていた。
そして突然「脂肪燃焼スープ」という魅惑的な言葉が!
ここからは先はしっかり聞き耳。
おば様1号が2号に作り方をレクチャーしてたので,耳は完全に後ろ向き。
材料もありふれたものだし,忘れないうちに即!作ってみた。


たまねぎ3個,ピーマン1個,セロリ1本,キャベツ半個,これを粗みじんにざくざく切ってお鍋に入れて,水をひたひたに加える。
そこにホールトマト缶1缶,固形チキンブイヨン1個を入れて野菜が柔らかくなるまで煮る。味付けは塩コショウで。

ブイヨン2個入れちゃいましたが,とっても簡単。
でもこのスープをただ食べるだけで脂肪が燃焼するのか?
おば様たちの会話の途中で私の順番が来たので,その先がわからない。
で,ネットで検索してみた。
出るわ出るわ。流行ってるの?

でも色々禁止事項もあるし,1日目はバナナ以外の全ての果物とスープの日。
2日目はスープと野菜だけの日・・・という具合に7日間のメニューが決まってるみたい。
(詳しく知りたい方は「脂肪燃焼スープ」でネット検索を。)
もうこれ読んだだけで挫折。
炭水化物と甘いもののない生活なんて。。。
ダイエットの道は険しいね。

自分の詰めの甘さも呪いたい。
先に調べてから作るべきだった。
私以外,セロリを受け付けるものがいないのよね。。。
片隅に書いてあった「ご飯を食べながら飲んだ人も1.5キロやせました」を信じて,
今日からしばらくスープの日。








ラブ・アクチュアリー マークとジュリエットの巻

2005-11-24 | 洋画【ら】行
マーク(アンドリュー・リンカーン)には,誰にも言えない秘密がある。
親友のピーター(キウェテル・イジョフォー)と結婚したばかりのジュリエット(キーラ・ナイトレイ)に恋してるのだ。
絶対知られてはいけない自分の気持ち。
自分の気持ちを抑えるため,ジュリエットにはそっけない態度をとってしまう。
そんなマークの想いを知らないジュリエットは,何とかマークと仲良くなろうと,結婚式のビデオを見せてもらうのを口実に,突然マークの家を訪問する。
ほとんど強引に見たビデオに映ってるのは,ジュリエットの姿ばかり。
マークの自分への思いに気がつくジュリエット。
いたたまれないマークは家を飛び出してしまう。

ジュリエットとピーターの結婚式。
ジュリエット(キーラ・ナイトレイ)が,とにかく綺麗

永遠の愛を誓い合って退場しようとする二人に,思いがけない贈り物。
参列した仲間たちが突然奏でるのが,ビートルズの「愛こそすべて」
歌っているのはリンデン・デヴィッド・ホール。
このシーンはほとんど映画のはじめに出てくるのだが,私はこれでもうこの映画にはまってしまった。
文句なしに素敵な結婚式。
そんな素敵なサプライズを準備したマークってなんていい男なんだ!!
辛いよね。自分の好きな人が親友と結婚するなんて。

自分の気持ちがジュリエットに知られた時に流れるのが,ダイドの「ヒア・ウィズ・ミー」。
ノリのいい「ジャンプ」で始まるサントラも,4曲目にこの曲が流れると
一気にマークが家を飛び出すせつないシーンがよみがえって,胸が痛くなる。
この曲のせつなさが私をマークへ肩入れさせてしまう。

だって,どう見てもジュリエットの夫,ピーターよりマークのほうがいい男。
見た目がってことじゃなく,態度も含めて。
マークが自分の気持ちに区切りをつけるため,クリスマスに聖歌隊を装って二人の家を訪れる。
二階の部屋で「聖歌隊?1ポンドやっとけよ~」ってすごく嫌な感じ。
まあ,こんなものぐさなピーターのおかげで,ジュリエットに自分の想いをぶちまけられたんだけどね。
しつこいようだけど,絶対私はマークのほうがいい!
ジュリエット,ほんとのところどうなの?




捨てられないもの

2005-11-23 | 日々のこと
勤労感謝の日,今日は塾の送り迎えもないし,のんびりしようと思っていたのに,いつの間にか大掃除になってしまった。
しかも片付くどころか,屋根裏に埋もれていた本を引っ張り出してきてしまって,
結果的には全然片付いていない。。。

きっかけは夫の何気ないひと言。
「来年の春,移動があるかも・・・」
えっ!?もしかして夫が帰ってくる!?大量の荷物とともに!!!
大変だ!荷物を何処に置くか考えておかねば・・・ということになって,
収納式の梯子で登る小さな屋根裏へ。
そこで見つけてしまったわけです。
ずっと捨てられなかった絵本の束を。


「ずーっとずっと大好きだよ」
僕は犬のエルフィと一緒に大きくなった。
でもエルフィは犬だから,僕をどんどん追い越して年をとっていく。
そんなおじいさんになっていくエルフィに僕は毎晩語りかける。
「ずっとずっと大好きだよ」
ある日エルフィは死んでしまう。
うち中のみんなが悲しんだけど,僕は少し気が楽だった。
僕は毎日エルフィに「好きだよ」って伝えてたから。。。
好きなら好きといってやれば良かったのに,だれも言ってやらなかった。言わなくてもわかると思ってたんだね。

この絵本を知ったのは確か娘の3年生の国語の教科書。
お母さんに読んでもらうという宿題が出て,泣きながら読んでしまった。
そしてどうしても絵本が欲しくて買ってしまった。
その後子供たちは絵本を卒業していったのに,誰も捨てることができずに引越しにもずっとついてきた。
そんな絵本が30冊ほど。
「ぐりとぐら」のシリーズや「わすれられない贈り物」「みんなうんち」「泣いたあかおに」・・・・         



ぱらぱらめくっているうちに,また読み返したくなって,結局全部屋根裏からおろしてきてしまった。
懐かしい昔の友達に会ったような気がして。
明日は何とかして,絵本を並べるスペースを確保しなければ。


娘の恋

2005-11-22 | 日々のこと
大学生の娘が,帰ってくるといきなりの「彼氏できた」宣言。
今までも何度か,「デートだから」とお小遣いをねだられたことはあった。
でも継続してる気配がなかったから,たぶんダメだったんでしょう。。。
4月に入学してサークルにも入って落ち着いた頃,
「彼氏できないの~?」と聞いてみたら「帯に短し,たすきに長し」という答えだった。
高校も共学だったので,彼氏ぐらいすぐできそうなものなのに,部活やら生徒会やらで忙しいし,
「仲間」としか思えなかったらしい。
何度かデートした子は皆,すぐになれなれしく肩なんか抱いたりするので,激怒して帰ってきたらしい。

それが今回やっと自分が好きだと思える男の子とになったようだ。
「自分が人を好きになれることがわかって嬉しかった」
が娘の感想。
おかしな話だけど母も安心した。
もしかしたらこの娘に合わせられる男の子はいないんじゃないか・・・と密かに心配してたから。。。

今後の楽しみは父親の反応。
今週末,赴任先から帰ってくる予定なので教えてあげよう。
いちいち反応が大袈裟だから面白い。
「デートだからお小遣い」と言われたときは,目が完全に泳いでたし
息子のバレンタインの時は
「一生に何度もあることじゃないんだから,ホワイトデーは絶対お返しをしろ!」
と大騒ぎだった。
ホワイトデーの前日にメールまでよこした。「忘れるな」と。

考えてみたら,そんな夫と付き合い始めたのは二十歳の時だし,娘は今週19歳になる。
年月の早さを,ひとり想う夜。



はじめての針

2005-11-21 | 日々のこと
もともと肩こりはひどいほうだ。
とくに寒くなり始めたこの季節は肩こりがひどくなる。
たぶん寒いから肩に無駄な力が入るんだろう・・と思って,そんな時はマッサージ屋さんにお世話になっていた。
この2・3年は肩こりが急にひどくなると,「ああ,もう冬なんだなぁ」と思うような季節の風物詩になっていた。

ところが土曜日の朝目覚めたら,左肩から肩甲骨の下あたりまで痛い。
寝違えたような感じで,うがいをしようと上を向くと激痛!!
でも仕事があるし,自分で肩やら首やらマッサージしながら週末を過ごした。
で,今朝は上は向けるけど,左を向くとなにやら痛い。
気合で仕事をこなしていたら患者さんと偶然肩こりの話になって,整形外科で保険でマッサージしてもらえるという情報をキャッチ。
針もしてもらえるということだし,俄然好奇心が湧いてきた。
怖いもの見たさってやつですね。

さっそく仕事を終えてから整形外科へ。
さんざん待ってから症状を訴えると,首のレントゲンを撮ることになって,
病名までついてしまった。
「頚椎神経根症」頚椎ヘルニアとも言うそうだ。恐ろしげな名前だ。
首は7個の頚椎から出来ていて,その頚椎の隙間に神経があるらしい。
で,私の場合5個目と6個目の頚椎の隙間が何らかの原因で狭くなってるらしい。
(老化ですかね。って尋ねたら,なぜか否定せずに笑顔。嘘でもいいから否定して~)
そのせいで,神経に炎症がおきて痛いのでしょう・・という説明だった。
ひどくなると手がしびれたり,握力が弱くなったりするそうだ。
握力も測定。左右とも25。
幸い軽症なので,しばらくマッサージに通うことになった。

最初にマッサージを15分ぐらい(気持ちいい
その後針を3本。全然痛くなかった。
見せてもらったらすごく細い針。
刺繍針みたいなものを想像してたので,でもそんな太い針,痛くてさせないよね。
そのあとは赤外線?首から肩にかけて暖めてから,
低周波マッサージを10分間。
なんだかんだで30分以上かかった。
気になる料金は,初診でレントゲンも撮って2950円。
この次からはリハビリだけなので,他のリハビリの人の料金を聞き耳立ててたら,
5~600円みたい。
時間的には厳しいけど,ぼちぼち通うことにした。

肩は気のせいか楽になった。
単純な性格だから~(笑)




ラブ・アクチュアリー  ダニエルとサムの巻

2005-11-20 | 洋画【ら】行
ダニエル(リーアム・ニーソン)は最愛の妻を亡くして悲しみのどん底にいる。
そんなダニエルにはもうひとつ,心を痛めていることがある。
息子のサム(トーマス・サングスター)が口をきかなくなったのだ。
母親の死にショックを受けているのか。学校でいじめられてるのか。
ステップダッドである自分に自信がもてなくなってしまったダニエル。
ある日思い切ってサムに尋ねてみた。「悩み事でもあるのかい?」
サムの悩みは片思いだった。
学校一の人気者のジョアンナ(オリヴィア・オルソン)に恋してしまったのだ。
サムの恋を応援することを約束するダニエル。
サムの恋を成就させるために,二人の涙ぐましい努力が始まった。

ダニエルがサムの悩みを聞きだそうとするシーンは,色合いがとっても気に入っている。
ダニエルのマフラーのグレイがかったブルーと,サムのインナーの濃い青がすごくきれいで冬の空気の凛とした感じが伝わってくる。
男の人って年をとるにつれて,きれいな色を身につけなくなるけどマフラーとか小物をちょっと明るくするだけで,雰囲気が変わるんじゃないかなぁ。

ちょっとこの画像はグレイが強く出てるけど,実際はもっとブルーが強い。
登場人物の着てるものやインテリアを見るのも映画の楽しみのひとつ。

サムが恋するジョアンナは学校の歌姫。
クリスマスのコンサートで歌うのが「恋人たちのクリスマス」。
試写のときにビヨンセ!の歌を口パクしてるんじゃないかと思われたそうで,
彼女が歌うシーンは,ブレスを少し強く出したりして粗く加工してるそうだ。
それにしてもこの歌声は12歳の女の子とは思えない。
神様からのプレゼントだと思う。

それからサントラには入ってないけど,サムの母,ダニエルの妻の葬儀の時流れるのが,
ベイ・シティ・ローラーズの「バイバイ・ベイビー」。
故人の好きだった歌をお別れのときに流すって・・・いいですね。
明るいポップな感じの曲なんだけど,亡くなった人の笑顔の写真が画面に映るのでものすごく哀しく聴こえてしまった。
音楽と記憶というのは密接につながることが多いので,お葬式に出た人たちはきっとこの曲をどこかで耳にした時,彼女のことを思い出すのだと思う。
私の時もこんなふうにしたい。
今から考えておかなきゃ。

ベイ・シティ・ローラーズが流れた瞬間,私の記憶の引き出しが開いた。
高校生の頃,ものすごいベイ・シティ・ローラーズのファンの子がいた。
確かエリックのファンだったタラコちゃん。。。
持ち物何でもチェックだったよね。
今もエリックのこと好きかなぁ。。。