ビター☆チョコ

店じまい後も変わらずご訪問ありがとう。
新居をかまえましたので
お近くにお越しの際はお寄りくださいませ。


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まる3年

2008-09-28 | 日々のこと



細くて見づらいのですが
水引、という花です。
頼りないような細さですが
野の花と一緒に素朴な花瓶に活けると
とても存在感があります。
この小さな花があるだけでとても引き締まります。



これは、なんという花だろう。
形は、百合に似ているけどね。

花屋さんの店先には
色鮮やかな花がいつも並んでるけど
こんなふうに
静かに
誰にみせるつもりでもなく
ひっそりと咲いてる花もいいものですね。

さて、ワタシのこのブログですが
始めてから丸3年がたちました。
三日坊主のワタシにしてはすごいことです。
自分で驚いてます。

日々の暮らしというのは
野の花みたいにひっそりとしたものだけど
「書く」ということでスポットをあててあげると
案外、喜びがあるものなんだなぁ。。ということを
この3年間で感じました。

なんのとりえもない
ただのオバチャンの日々の戯言を綴った
ブログに
コメントをくださった方
いつも立ち寄ってくださった方
通りすがりに立ち寄ってくださった方
リンクしてくださった方
みなさんに感謝♪♪♪です。

いくつもの出会いがあって
その出会いが縁で、いろんな楽しいこともありました。
ほんとうにありがとうございました♪

でも、このへんで一旦、店じまいをしたいと思います。
店じまいしても
これからも出会った方たちとのご縁は大切にしたいと思ってます。
これからもどうぞよろしく♪

みなさまにご挨拶が行き届いたころ
ブログを閉じますね。
それまでしばしこのままで。

ほんとうにありがとう♪

これからも良い1日を重ねていけますように♪





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素麺

2008-09-26 | 食べたり飲んだり

日中暑くても
朝夕は涼しくなって
暑さ寒さも彼岸までって、ほんとうなんだなぁ~と思う今日この頃。

本格的に寒くなってくる前に
まだ大量に残ってる素麺を
なんとか食べてしまわなきゃいけないんだけど
体ってなかなか正直で
あんなに夏においしく食べた素麺も
もう涼風がたってくると
どうも。。。気が向かなくなるんだなぁ~

今日も昼間はちょっと蒸したので
よし!!素麺じゃ!!
と決意して帰ってきたのに
なぜか。。フォーを食べてるワタシ。。。



ソーメンチャンプルーも
あったかい素麺も、そりゃ、そういう食べ方もあるけどね。
たくさんの薬味を入れて
冷たい素麺を暑い日に食べるってのが
やっぱ、一番なんだよね~。

さて、明日こそ素麺じゃ!!

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ペネロピ (DVD観賞)

2008-09-24 | 洋画【は】行

イギリスの名家ウィルハーン家の5代前の当主が魔女に呪いをかけられた。
ウィルハーン家に次に生まれてくる女の子は、豚の耳と鼻を持って生まれてくる。
しかし、ウィルハーン家に生まれるのは男の子ばかり。
呪いはそのまま現代まで持ち越され
ついにウェルハーン家に運命の女の子が生まれた。
豚の耳と鼻を持った女の子。。。呪いは本当だったのだ。
ペネロピ(クリスティーナ・リッチ)と名づけられた女の子は、世間の好奇の目から避けるために死んだものとされ、屋敷の奥深くで大切に育てられた。

やがて女の子は年頃になりお婿さん探しが始まる。
死んだとされてる女の子にお婿さん?
そう、魔女の呪いは、「同じ仲間」の中で、ペネロピをほんとうに愛してくれる人が解いてくれるはずなのだ。
眠れる森の美女や白雪姫や美女と野獣のお姫様と同じように、ペネロピにも王子様が必要なのだ。

同じ仲間。。すなわちイギリスの上流階級の名家の息子。。ということで
次々に上流階級の名家の息子が屋敷に呼ばれ極秘のお見合いが行われる。
しかし、ペネロピの姿を見たとたんに仰天して逃げ出すものばかり。
俊足の執事が逃げ出すお婿さん候補を追いかけて、口止め工作をする。。という繰り返しだ。

豚の耳と豚の鼻をもったペネロピは、そんな生活にうんざりしている。
生まれてから一度も友達をもったこともなく
年頃になってお婿さんが現れるのを待つ日々。
お婿さん候補はウィルハーン家の財産目当てでやって来て、ペネロピの姿を見たとたんに血相変えて逃げ出してしまう。
そりゃー。。うんざりするよね。

そんなとき、ちょっと毛色の違うお婿さん候補がやってくる。
賭け事で家を没落させたというマックス(ジェームズ・マカヴォイ)は、ペネロピの心を初めて動かす。
お互い惹かれあいながらも、ちょっとしたすれ違いから心は繋がらず。。
でも、それがきっかけとなって
ペネロピは、生まれて初めて家を出て、街でひとりで暮らそうと決心するのだ。

カラフルでロマンチックなペネロピの部屋。
鼻は豚の鼻だけど、どこから見ても可愛らしいペネロピ。
ちょっと陰のある王子様。
金持ちのバカ息子。
ユーモラスなパパとママ。
(いちいちリアクションの大きいママ(キャサリン・オハラ)は、どこかで見た顔だな~と思ったら
そうだ「ホームアローン」のママだ。なつかし~。)
しっかりと道具立てのそろった、ロマンチックなおとぎ話。

でも、少し違うのは、往年のお姫様たちは王子様が現れるのをじっと待つだけだったけど
現代のお姫様は、どんどん自分で探しにいく。
べたべたと甘いだけのロマンチックじゃなくて、どこかスパイスがきいたロマンチックなおとぎ話なのだ。
そしてペネロピはついに気がつくのだ。
呪いを解くのは王子様じゃないってことに。
呪いを解く鍵は、自分の心のなかにあったんだってことに。

なんかねぇ~うれしくなっちゃったよ。この映画は。
そうだよ。コンプレックスも含めて自分なんだよね。
悩み多き乙女たちを、さりげなく応援してくれる。。そんな映画だね♪













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エンジェル (DVD観賞)

2008-09-23 | 洋画【あ】行

1900年初頭、イギリスの小さな町で、食料品店の娘として生まれたエンジェル・デヴェル(ロモーラ・ガライ)。
物心ついてからずっと、近くにある「パラダイス屋敷」で暮らすことを夢見てきた。

エンジェルが生まれ持った文才と想像力は、エンジェルの指先から物語として次々とあふれ出し、
やがて16歳で作家としてデビューすることになる。
一躍売れっ子の作家となったエンジェルは、欲しいものはなんでも手に入れようとする。

美しい衣装。
夜ごと繰り広げられる華やかなパーティ。
そして、ついに幼い頃から憧れ続けた「パラダイス屋敷」を手に入れることもできた。

出版される本は、どれも評判を呼び
エンジェルに厳しい言葉をかけるものなど誰もいなかった。
そんなとき、たったひとりだけ
周りにいる人々とは違う男と出会う。
上流階級出身の売れない画家エスメ(マイケル・ファスベンダー)だった。

愛するエスメと暮らすパラダイス屋敷。
それは、エンジェルが思い描いていた「幸せ」そのものだったのだが。。。
エンジェルの「握力」の強さが、愛するエスメをつぶしていく。

物を書いたり作り出したり
そういう才能に恵まれた人は
どこか、自己中心的なところがあるものなのかもしれない。
自分が一番というぐらいの自信を持っていなければ
とても、なにかを生み出すエネルギーは出てこないものなのかもしれない。

しかし、その自信が
ひとつの綻びからもろく崩れ去って
やがて。。自分も滅ぼしてしまうという。。物語。
ある特殊な人の物語だというのが
この映画を観た先週の感想だったのだけど
ある出来事が、この映画の感想を変えてしまった。

程度の差はあるけど
誰だって知らず知らずのうちに、
これからの人生に
自分に都合のいいような筋書きを用意しているんじゃないだろうか。
その筋書きの中では
自分が主人公になってしまっているから
予想外の展開になった時の落胆は、ちょっと痛いものがある。
誰かの幸せを願って描いたはずの筋書きが
自分のためのものだったことに気がついて愕然とするのだ。

ここから、どういう道を選ぶのか。
軌道修正するのか。
あるいは、どこまでも自分が主人公で行くのか。
どの道を行くのかの選択が、大きな分かれ道なのかもね。

握力の強さだけじゃ幸せにはなれない。よね。












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ねこ草

2008-09-21 | 日々のこと

ねこ草。
芽が出たら、そこからの成長はかなり早いぞ。



きれいな緑の葉っぱなので
観葉植物としても、まあまあなんじゃないかなぁ~。。と。

テツも食べる食べる。
お母さんはうれしい♪



大葉とか
パセリとか
ちょこっとあると嬉しいものも
こんなふうに簡単に栽培できるキットがあるといいのになぁ。

実は。。
テツがあんまりおいしそうに食べるので
食べてみたい誘惑と闘うワタシなのです。




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ねこ草栽培セット

2008-09-18 | 日々のこと

うちのウサギ、生野菜はいっさい食べない。
そのウサギが唯一食べる生野菜?が「ねこ草」。
ただ、これっていっつも売ってるわけじゃないんだよね。

無印良品で、その「ねこ草」を売っていたので買ってみた。
ねこ草栽培セット。。ほんとかいな、小さな紙袋が2パックでワンセット。
その紙袋を開けて水を注ぐと、1週間後には、おいいしいねこ草ができあがるそうな。
失敗しても210円だからね(笑)
気楽なモンである。

栽培開始が月曜日。
出窓に置いて、暇があれば覗き込んでみる。(せっかち)
まだ、変化なし。
水曜日で、もう半分あきらめモード。(せっかち)

そしたら、
今朝!!!出てたんだよ。芽が!!



見えるかなー。。ちっちゃい芽が。

ダンナを呼んで、二人で覗き込んで喜ぶ。

こんなことで、大喜びする自分達に。。なんか。。ちょっと哀れみのようなものを感じる。
ああ~。。最近、ホント、楽しいことがなかったんだなぁ~って。(苦笑)

喜んだダンナが、いきなり霧吹きで水をやろうとするので止める。

ちょっと待て。
水は乾いてから。
こうやって、余計なことをしすぎるから、ウチはなにも育たないんだゾ。と。

そうだね。そのいい例が子供。(爆)

うれしいことが、いつものオチにたどり着いて
とたんに冷静になった朝だった。

冷静になったおかげか
仕事から帰ってから覘いてみたら (せっかち)
わずかの間に、ぐんと芽の数が増えていた。

すごい生命力だ~。

この生命力をつぶさないように
しばらく、「かまいたい」気持ちを我慢しなければ。

話は突然変わるけど
ずっと好きで、もう長いこと、捨てずに手元に置いている本がある。
そしてあきずに何度も読み返している。
吉本ばななのデビュー作の「キッチン」だ。

怒涛の人生を歩んできた人が、主人公の女の子に言う言葉がずっと心に残ってる。

ほんとうにひとり立ちしたいと思った人は、
なにかを育てるといいのよね。子供とかさ、鉢植えとかね。
そうすると、自分の限界がわかるのよ。そこからが始まりなのよ。

何度枯らしても
またなにかしら鉢を買ってみたりするワタシの中に
どっかで、この言葉が引っかかってるんじゃないのかなぁ。。。と
植物を買うたびに、思うワタシなのである。

さて、ねこ草。育つかな。
育つといいな。




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実のなる木

2008-09-16 | 

町のあちこちに咲く
百日紅を楽しみながら歩いた夏。

百日紅の花が終わりだしたら
今度は「実のなる木」が
やたらと目に付くようになったこの頃。




柘榴。

。。。。さて、これはなんだろう。



あまり。。おいしそうとは思えない色だけど
たとえ食べられなくたって
「実のなる木」が庭にあるのはいいものだなぁ。。と思う。

ワタシ、毎年この季節には同じこと思ってるなぁ~(苦笑)

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6年目の秋

2008-09-14 | 日々のこと

大きな窓を額縁のようにして見る景色は
桜の季節も
新緑の頃も
輝く陽射しの頃も
紅葉の頃も
すっぽりと雪に覆われる頃も
まるで絵のように美しい。



晴れた日も
曇った日も
雨で霞む景色さえも味わいがある。



亡くなった人が好きだったこの場所で
ゆっくりとおいしいものを食べながら
ひとときを過ごす。

6年の間には
欠けてしまった席もあり
そしてそれと入れ替わるように
小さな命が生まれたいう嬉しいニュースも訊いたりする。

みんな黒い服を着ているけど
湿っぽい話はいっさいなし。
遠い昔の笑い話や、それぞれの近況の話に花が咲く。

母を亡くしたすぐあとは
一連の行事が過ぎて
家に帰ってきてから
台所仕事をしながら、ふいに涙が勢いよく流れてきて
そのまましゃがみこんで、しばらく泣いてしまうこともあった。

今では
不意に思い出しても、涙が流れることはない。

月日というものの大きな力を感じる。



晴れた日の陽射しにも
真夏の勢いはなく
もう、すっかり秋の気配がしている。


 

 

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君のためなら千回でも (DVD観賞)

2008-09-09 | 洋画【か】行

1970年代、アフガニスタン。
「中央アジアの真珠」と呼ばれた美しい街カブールでは、少年達が凧揚げに夢中になっていた。
裕福な家の1人息子アミールは、ひとつ年下の召使の息子ハッサンと凧揚げ大会に出場して
見事、優勝する。
しかし、糸の切れた凧を追ったハッサンは、ハッサンたち少数民族のハザド人を快く思わない悪童達に捕まり、暴行を受けてしまう。
それを物陰から見ていることしかできなかったアミールは、何事もなかったようにアミールを今までどおり慕うハッサンを疎ましく思うようになる。
ハッサンに対する屈折した気持ちは、アミールの中で残酷なものになっていき、ハッサンはアミールの元を去ることになる。
間もなくソ連がアフガニスタンに侵攻してきて、反共産主義者だったアミールの父は
アミールを連れ、国外に逃れることにする。
アミールは、心の奥底に棘をさしたまま、アフガニスタンを去ることになる。

君のためなら千回でも。
それは、少年の日にハッサンがアミールに言った言葉だ。
君のためなら、どんな辛い事だってするよ。。というハッサンの友情の証のような言葉だったのかもしれない。

友達でありながら主従関係。
同じ国の国民でありながら、民族が違うという微妙な違和感。
そして、アミールの心の中には、自分を生んだために死んでしまったという母に対して
申し訳ないような。。そしてそのために、父が自分を愛していないのではないかという恐れがある。
だから、父が召使の子供であるハッサンを可愛がるのも、気持ちにひっかかりがある。
そこにあの事件。
人と争うのが嫌いだから。。という理由で親友を見殺しにした後ろめたさ。
少年だったアミールの心の中に渦巻く複雑な思いが
ハッサンとの仲を自ら断ちきることに繋がってしまったのかもしれない。

忘れようと、心の中にしまったハッサンへの思いは
ある1本の電話がきっかけで、ポンとふたを開かれる。

戦火のアフガニスタンを逃れ、アメリカに渡ったアミール親子は
裕福だったアフガニスタン時代とはまるで違う貧しい暮らしに耐えながらも
「小説家になる」というアミール(ハリド・アブダラ)の夢をかなえた矢先だった。
電話はアフガニスタンに残っていた父の親友からで、アミールが本当にやり直したいと思ったら
アフガニスタンに戻ってこい。という内容だった。

戻ったタリバン統治下のアフガニスタンは荒廃しきっていて、かつての面影はどこにもなかった。
そこで、ハッサンの出生の秘密と
死を知り
ハッサンが、別れてからもずっとアミールを案じ続けていたことを知る。
アミールはハッサンの息子を助け出すために、タリバンのアジトに向かう。
今は亡きハッサンに償うために。

少年というのは、なんと残酷なものなのか。
アミールがハッサンに対して行ったことは、ほんとに胸がむかつくような仕打ちだった。
まったく、どうしようもないイヤなガキだった。

年月がどのようにアミールを変えたのか、物語は多くを語ってない。
裕福に暮らした少年時代から一転して、
自由で命の危険こそないけれど、たぶん暮らし向きは豊かではなかったアメリカでの生活が、
アミールの心に少しの変化をもたらしていたのかもしれない。
貧しい暮らしの中で、父と二人、肩を寄せあって暮らしてるうちに、父親に対する信頼がゆるぎないものになって、気持ちが安定したからからかもしれない。
成長したアミールは、なんだか、良さげな青年なのだ。
しかし、彼は、やっぱ、どこか甘い。

ハッサンの息子の行方を追って、孤児院にたどり着いたときは
「たったひとりの子供を救ってあんたは満足するだろうが、他にも救われない子供はたくさんいる。」
私財を投げ打って孤児の世話をするアフガン人になじられ、返す言葉もない。
たどり着いたタリバンのアジトでは
「ソ連から国を守ろうともせず、祖国を捨てた卑怯者」呼ばわりされて、ここでもひと言も言い返せない。

ハッサンの息子を救うことで、自分の過去の罪を償えると思った考えが甘かったことに
アミールは愕然とする。
そうなのだ。彼はアフガン人でありながら、祖国を見る目はすでに外部の人間のものなのだ。
祖国のために命をかけて人と争うよりも、たったひとりの子供でも救いだせば、自分の過去の罪も消えるという考えは、まったくの自己満足にすぎないのだ。

では。。外部の人間には、なにも出来ないのか。なにをしても無駄なのか。

アフガン人である原作者が言いたかったのは、ここにあるのだと思う。

アミールのように物を書く人間なら書けばいい。このアフガンの現在の状況を。
なにか出来ることがあるならば、そこから始めてほしい。
厳しい環境に暮らす人々がいることを忘れずに、心を寄せて欲しい。
そんなことを伝えたかったんじゃないんだろうか。

アメリカに戻ったアミールが
口答えひとつしたことのなかった妻の父親に毅然とした態度で静かに言う言葉が
アミールの出した結論なのだと思う。

アメリカの空高く悠々と舞う凧が
また、美しいカブールの空に舞う日が来ることを願う。









 

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やわらかい手 (DVD観賞)

2008-09-08 | 洋画【や】行

ロンドン郊外に住むマギー(マリアンヌ・フェイスフル)。
夫には7年前に先立たれ、近くに息子夫婦はいるものの、嫁との折り合いはあまりよくない。
友達。
これを友達と呼べるのか。。そんな微妙な関係の女達がマギーの回りに3人。
そんなマギーの生きがいは、孫のオリーだけだ。
だが、マギーの宝物オリーは、難病にかかっていて
すぐにでもオーストラリアの病院で治療しなければ、命が助かるみこみはないのだという。
それなのに、長引くオリーの闘病生活で、息子夫婦には渡航費用を工面する力もないのだった。

マギー自身もオリーのために家を手放し、資産と呼べるものはなにもない。
なんの資格もない初老の女に世間の風は冷たく、ローンは断られ、職の紹介すらもしてもらえない有り様だった。
呆然と街をさまようマギー。
そんなマギーの目に「接客業募集」の張り紙が飛び込んできた。
迷わず、店に入るマギー。
しかし、その「接客業」とは。。。

いわゆる。。風俗店。。だったんですね。
ラッキーホール。。という。。日本生まれのシステムらしいのですが。。。
壁にあいた穴
その穴越しに。。なんですか。。その。。男をイカせる(大汗)。。そういう接客業だったんですね。

ことの真相を知って、しり込みするマギー。
そりゃ、そうですよね。だってフツーのおばちゃんなんだもん。
でも、オーナーのミキ(ミキ・マノイロヴィッチ)は、
マギーのすべすべした手が、ゴットハンド(笑)であることに気がついて、
普通なら門前払いしそうなおばちゃんに、この仕事を強く勧めるんですね。

ミキの狙いは当たって、マギーは店の売れっ子になっていきます。
売れっ子になったために、店の同僚との間に誤解が生まれたり
けっしていいことばかりではないのですが
そのたびにマギーは傷つきながらも、強く、優しく、なっていきます。

オリーのためのお金も、なんとか工面できそう。
仕事の内容はともかく。。
売れっ子になったマギーには、以前のおどおどしてる感じが消えて
どこか自信がついてきたようにも見えます。

いざとなれば、男よりも女のほうが思い切ったことができる。。というのは
本当のことなのかもしれませんね。
マギーの息子は、母親の仕事を知って激怒するやら大泣きするやらで(苦笑)
ちょっぴり情けないのですが
折り合いの悪かったはずの嫁は、マギーに素直に感謝します。
「お義母さんは、私がやるべきことを代わりにやってくれた。」と、そういう気持ちだったのでしょうね。

ロンドン郊外の小さな村。
そこに暮らすのは初老の女。
映像は、どこか薄暗く、話は淡々と進むのだけど
最後は、ほのぼのした想いが残ります。
いくつになっても道は開けるものだし、
また。。新しい恋に出会ったりもするものなのですね。

さて、この映画の主演女優のマリアンヌ・フェイスフル。
この映画で彼女の声を初めて聴いたとき、そのハスキーな声に驚きました。
ワタシは知らなかったのですが、若い頃はミック・ジャガーの恋人だったり
アラン・ドロンとも共演したりで、大変な人気だったようです。
その共演作品で演じた役が、あのルパン3世の峰不二子のモデルになったそうで、
こう言っちゃ悪いけど、このマギー役からは、想像も出来ないことです。

でも、そんな時代は長く続かず
ドラックに溺れ、酒とドラックで天使のようだった声をつぶし
一時はホームレス寸前まで落ち込んだこともあったようです。

それでも、こうしてまた復活していることを思うと
いくつになっても、道というものは開けるんだなぁ~と、強く納得させられてしまいます。

可愛い声の昔の彼女の歌よりも
ワタシは、今の彼女の歌のほうが好きです。








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