ビター☆チョコ

店じまい後も変わらずご訪問ありがとう。
新居をかまえましたので
お近くにお越しの際はお寄りくださいませ。

相談ごと

2006-11-09 | 日々のこと
性格の違いなのか、それとも男と女だから違うのか。
長年一緒にいてもはっと気づかされることがある。

少し前、娘がボランティア活動をすると言い出した。
娘の進路にとって大切なことなのだそうだ。
そしてグループで行う勉強が多くなるので、今までのようにバイトを入れる時間が取れない。と言い出した。
我が家では、お小遣いは自分で稼ぐ、親が出すのは学費と食費だけ。ということになっているので、
てっきり、お小遣いが足りないよ。という相談なのかと思った。
ボランティア先に出かける交通費もかかるだろうし。。。という話なので、
そんなことなら、ちゃんと出してあげるから心配しなくていいよ。と娘に言っておいた。

娘はそのあと父親にも相談したらしい。
もう話はちゃんと決まったはずなのに、母親の答えに不満でもあったのかと思ってダンナに聞いてみた。

そしたら娘の話には続きがあった。
時間的に難しくなりそうな今のバイトを辞めて、空いた時間にその時間だけできるバイトに変えたほうがいいのかなぁ。
娘がホントに相談したかったのは、このことだったようだ。
私は勝手に話を端折って聞いて、自分でサッサと結論を出しておしまいにしてしまってたみたいだ。

ダンナは
せっかく続けてきて信頼もされているバイト先だから、辞めないでちゃんと自分の時間を整理してみなさいよ。
時間をやり繰りすれば、時間は少なくなるかもしれないけどきっとバイトできる曜日があるよ。
と言ったらしい。

そりゃそうだ。大人はみんなそうしてる。
限りある時間のなかで、たくさんの山積みの仕事に優先順位をつけて、そのなかから自分の時間をやり繰りしている。
生きていくために収入は必要だし、働く時間が足りないから即、親に頼るということはありえないだろう。
収入が減ったら収入に見合う暮らしをし、そんな日のために少しは貯金もし、
そうやって庶民の生活は回っているのだ。
私が出した答えは安易だったかも。

娘は昨日からボランティアを始めた。
ボランティアって言葉の響きがあまり好きじゃないので、「お手伝い」を始めた。
障害を持った方の外出を手伝うのだそうだ。
大学の先輩から、なんたらいう資格(忘れました)をとると少しバイト代が出るような話を聞いて
そんなことも考えているようだ。

お小遣いが足りなかったら出してあげるから言いなさいよ。とは言ってあるけど
自分で歩き出したいような気配が漂っている。