ビター☆チョコ

店じまい後も変わらずご訪問ありがとう。
新居をかまえましたので
お近くにお越しの際はお寄りくださいませ。

優しい場所

2008-06-30 | 歌 ときどき ピアノ

年に3回
イタリアンレストレストランで開かれるセッション。

あまりにも近い客席が(笑)
胸の動悸を異常に高める場所。
もしかしたら発表会よりもコワいかもしんない。。と思ってたんだけど
どうも違うみたいだな。

確かに
ものすごく緊張するし
何度出ても慣れたり
満足な出来。。ってことはないのだけど
必ず、なにかしら良かった点を見つけては褒めてくれたり
励ましてくれたり
アドバイスしてくれたりっていうのは
ここにいる観客が、みんな歌い手でもあり
ここで歌う緊張感を知ってるからなんだな。

きびしい耳と痛い視線だと思っていたのは間違いで
とっても優しい耳と視線だったんだな。

貴重な場所だと思う。
お褒めの言葉は素直にいただいて
反省は、次に活かしたいな。。と。。(ああ。。このセリフも何度言ったことか/苦笑)

このあとの
才能ある若者のライブも良かったし
なんだろなー
レベルこそ全然違うけど
こうやって音楽を楽しめる環境にあることが
つくづく幸せな昨日だった。

。。。このラベンダー・バンドルズは、どうも
「海老で鯛を釣った」ような気がしてならない。(笑)



音楽も、いい香りも、気持ちのいいものだね。





夜中のピアノ

2008-06-12 | 歌 ときどき ピアノ

夜中にヘッドフォンをつけてピアノの練習をしていたら
笑い出したくなった。

短い練習曲の小節と小節の和音が
どうしても繋がらず

ワタシの血にこのリズムは組み込まれてないんだ。
とかセンセにごねて(苦笑)
わけのわからない理由をつけては
なんとかこの練習曲から逃れようとしてたはずなのに
今、ワタシはこの練習曲に逃げてる。

今、切羽詰ってやらなければいけない仕事から
あまり向いてない
あまり好きじゃないかも
そう思ってたピアノに逃げている。(笑)

少なくとも
今、抱え込んでる仕事よりはピアノのほうがまだまし。
そういうレベルなのだけど
もうちょっと続けてもいいかな。。と、思った夜だった。

楽譜に書き込まれた文字からセンセの苦労が窺えて



そんなことも
こんな夜中に見ていると
笑いたくなる理由になるんだから不思議なものだ。


かっこよさ

2008-04-11 | 歌 ときどき ピアノ

音楽を聴く。

聴く分には
演奏だって歌だって
下手よりは上手いほうが聴いていて心地よい。

じゃあ、上手ければなんでもいいのかと言えば
不思議なことにそうでもなく
ああ、上手いなぁ~で
さらさら~っと通り過ぎてしまう場合と
そこから、もっとぐんと深くはまりこんでしまう場合がある。

きっとその「深くはまりこむツボ」は人それぞれで
だから世の中には、こんなにたくさんの音楽があるんだろうな、と。
ぼんやりと思った昨日の夜だった。

ワタシのツボは、きっとその歌なり演奏の中で
「かっこいい!!」と思う瞬間があるかないか。。にあるんだと思う。
「かっこいい!!」という基準がそもそも曖昧なのだけど
もともと感覚の問題なんだし
ワタシが「かっこいい!!」と思えば、それはワタシ的には絶対なものなのだ。

今、絶対的に「かっこいい!!」と思ってるのが
フライドプライドで
ジャズボーカルとギターのユニット。

ワタシの思うかっこよさの中では
「媚びてない色気」というのが重要なポイントみたいだ。





 


銀座タクト

2008-04-04 | 歌 ときどき ピアノ
銀座にある
老舗のライブハウス 銀座タクト。

銀座というだけで
なんとなく敷居が高そうなのだけど
全然そんなこともなくて
なかなかいいカンジに大人っぽい。

昨日、ふらふらと夜遊びに出かけたのは
Ci  De  Desse  Swing のライブを聴くため。



この3人の中のおひとりが
ワタシの歌のセンセに言いくるめられて(爆)
何度か、セッションの時に恐れ多くも伴奏をしてくださった。。という
かすかなご縁があったのでした。


ほどよくお酒が入って和やかに語らう人々のざわめきの中で




7時半のスタートを待つステージのギターたち。



ケータイ写真で見づらいけど(苦笑)

ひたすら飼い主が来るのを静かに待ってる
忠実なワンコみたいで
どことなく、いじらしい。

普段は、ipodで音楽を聴くことが多い。

周りがなにをしていようと関係なく
自分だけのために音楽を聴いてるというのは
耳から直接心にしみこむようで
それはそれで、とても好きなのだけど、
こんなふうに、生の音を大勢の人と聴く、というのは
それとはまた違う、格別の喜びがあるような気がする。

たとえれば。。。
水圧を強めにした、ちょと熱めのシャワーを浴びてるようなカンジ。
頭から、つま先まで心地よい刺激に打たれて
皮膚からジワジワと心の中にしみていくようなカンジなんだ。

弾いているというより、
指先から湧き出てくるようなギターの音色に酔った夜だった。














昨日の反省。。。?

2008-03-17 | 歌 ときどき ピアノ

昨日のセッション。
初めて自分の歌を録音してみた。

レッスンの時はいつも録音するんだけど
セッションとか発表会のときは
そんな心の余裕がないというか
恥をわざわざ残すこともないか。。という理由で
録音はしなかったのだ。(苦笑)

で、聴いてみた感想。
オーディエンス(。。といっても、同じスクールの生徒さんだけど)に助けられてるな、と。

うまいこと、いい場面で。。てゆーか
ワタシが消耗した時(なんじゃ、それは/苦笑)
合いの手(イェ~ィとかの掛け声)を入れてくれてるので
ちゃんと持ち直してるし(爆)
絶妙のタイミングでございました。
こういうのもセンスがいるんだろうなぁ~。

ちょっとこれはワタシもやってみたいな。と。
自分の歌よりも
合いの手の入れ方に耳が集中してしまった。(笑)

間奏のときに合いの手や拍手が入ってるのって
なんかライブっぽくってかっこいいわ♪(←バカ)
でも、実は歌ってる時は、そんなこと思ってる余裕がないんだよね。
いつもいっぱいいっぱいだから。

バンドのみなさんにはもちろん全面的に助けられてるけど
案外、オーディエンスにも助けられてるんだね。
これも録音したから気がついたことだね。

ワタシもいいオーディエンスになります。
あ、歌も。。。楽しみつつがんばる♪

昨日はありがと。




 

 






引き出し

2007-11-30 | 歌 ときどき ピアノ

昨日の歌のレッスンでのこと。

最近、ヘビーローテーションで聴いているCDがあって
できれば、その中の曲を歌ってみたいと思って
センセにお伺いをたててみた。
条件つきで。

その条件というのが
フェイクとスキャットを除いて歌いたい。
という、意味わかんない条件だけど
案の定、あっさりその条件は却下された。
曲だけ採用(笑)
すぐに楽譜が出てきた。
いったい、どんだけ楽譜をもってるんだか、このお方は。

急遽、スキャット講座になった。。

センセが「こんなのどお?」って
次々歌うスキャットは、次から次へとするすると出てくる。
勝手気ままに歌っているようでいて
肝心のところの計算は出来てるのだそうだ。

出だしの音は、自分の出しやすい音から。
元のメロディーにつなげやすい音で終わること。
そういう命綱をつけて
あとは自由に。。。。と言われても、その「自由」が出来ないんだよね。
「自由」にびびってる。

そういう「自由」ができる人は
引き出しをいっぱい持ってる人なんだ。
今まで聴いたたくさんの音楽が
自分のなかに、自分のものになってちゃんとつめこまれてる。
最初は誰かの真似でも
いつの間にか自分のカラーをのせて
声になって、あるいは指先から音になって、するすると出てくる。

私の引き出しって
まだまだ全然足りないんだ。

音楽だけじゃなく
なんと言ったらいいのか。。
「引き出し」をいっぱい持ってる人が好きな私である。
いつでもどこでも同じ、という安定感も素敵だけど
「あら、こんな人だったんだ♪」と
いい意味で、ときどき裏切ってくれる人に強く惹かれる。
たとえば、ジョニー・デップみたいに(笑)

引き出しをもっと増やしたい。
引き出しの中をもっと充実させたい。
そして、その引き出しをいつでも自由に開けられるようにしたい。

実は最近
私の数少ない引き出しが、かなり開きにくくなってる。
特に人の名前がいけない。
その中でも、メリル・ストリープとクリント・イーストウッドは
顔は浮かんでも、名前が出るまで相当苦労する。

引き出しを増やしつつ
今ある引き出しが、これ以上、さび付かないようにしたい、と。
かなりあやしいスキャットの練習をしながら考える
昨日からの私である。






 


新しい朝

2007-11-12 | 歌 ときどき ピアノ
2日続いた雨があがった今朝。
雨戸をあけて驚いた。
庭のさざんかが咲いていたから。



なんで今頃さざんかが咲くんだ?って一瞬思っちゃったんだ。
自分としては、今日は元日の朝のような気持ちだったから。

習い事をしてると
発表会に向かって1年が回ってるようなところがあるので
発表会の日はまるで大晦日のような感じがするんだ。
ざわざわして、そわそわして、どきどきして、華やかで高揚感がある。
ざわざわとして華やかな長い1日が終わると
迎えた朝は、もう新しい年に思えるんだ。

新しい朝には反省も後悔もない。
具体的な希望もまだない。
でも、ちゃんとまだ次につなげていけるんじゃないかという
かすかな予感だけがある。
それでいいと思うんだ。

気分的には清々しい朝なのに
どうしたことか、今頃胃が痛い。
なんだって遅れて出てくる性格みたいだ。

元日なら休みなのに。。
と、思いながら出勤の準備をする朝。
そして
疲れ果てていた師匠のこともふと思い出す。
。。。。しみじみと感謝の新しい朝だ。




2007-11-03 | 歌 ときどき ピアノ

私って耳が悪いんかなーと。。
今日のリハで思いましたん。

来週の発表会のリハで
今日は、スタジオで
ちゃんとバンドの皆さんもついてくれて
歌ったんですけど。

マイクを通した自分の声は
当然、いつもの素の声とは微妙に違うし
歌う環境によっても声の響きが違うんで
場所が変わるたびに
いつでも、何度でも
めちゃくちゃに崩壊してしまうんですぅぅぅぅ(大泣)

下手を棚に上げて
耳のせいにしてるのは申し訳ないけど(苦笑)

んじゃ、どこならいいんだ。。と訊かれたら
アミュゼの和室か (すごい地元ネタ)
うちの台所
胸を張って答えます。
マイクなしでね(笑)
あの和室で発表会してくれないかなー。。とか思ったりして。

あと1週間だし (大汗)

プログラムから名前を抹消したい気分。



グリッサンド

2007-09-16 | 歌 ときどき ピアノ
にんにくをすりおろしてる時
あまりの激痛に、声もでなかった。
しみるのなんの。。。
古の「イナバの白兎」の痛みが、わかったような気がした。

原因はグリッサンド。
ピアノの奏法で
高い音階から低い音階に
滑り台ですべるように、
だらららら~っと弾いてくるアレです。



普通なら、こんなとこ擦りむかないんだと思う。
でも。。擦りむけちゃった。。って、どーゆーことよ。。

これから
もしかしたら、もうちょっと続くかもしれない
「チョコ的ピアノライフ」。
きっと、グリッサンドなんていう
テクニックを使うような場面には
絶対に会わないと思うんだけどなぁ。。

グリッサンドって
私にとって数学や物理と同じような位置にあるものだと思うよ。
(きっと、一生役に立たない。)



それでも。。
アナハイムのセレブなディスカウントショップ(?)で買ってきた
スパイダーマンのバンドエイドが
やっと役にたったのは
良かったかな(苦笑)





水面下

2007-07-26 | 歌 ときどき ピアノ

歌のレッスンでした。
前回のレッスンの時、「うそ。。。。」と思うような課題をいただいてきました

とにかくテンポが早い曲なので
歌詞を読んでたんじゃ間に合わないので
なんとか歌詞を頭にいれるべく
そしてまたまたフェイクが入るので(涙)
この2週間、ひたすら聴き続けました。
その甲斐あって、なんとかお蔵入りしないですみそうです。

次のレッスンで歌いこんで終了になりそうです。
。。。が、次のレッスンまで3週間間があるのに
新しく「覚える」という作業がないのは
なんだかとっても寂しい感じがします。
私って、仕上げる段階よりも
海のものとも山のものとも分からない曲をもらって
必死で覚える、という作業が一番好きみたいです。

覚えた段階でちょっと冷めちゃう。
これが本番の成功に繋がらない一番の理由かもしれません。

もっと淀みなく歌詞が湧くように
そして単純なようで、難しい曲なのだけど
その難しくて水面下では、いっぱいいっぱいな様子を
絶対見せない様に(苦~)
軽くリズミカルに歌うようにしなければいけないそうです(大汗)

シュープリームズの
You Can’t Hurry  Love
また今までとは違った感じの選曲です。