ビター☆チョコ

店じまい後も変わらずご訪問ありがとう。
新居をかまえましたので
お近くにお越しの際はお寄りくださいませ。

辛口娘

2008-02-29 | 日々のこと

やっと春の兆しかな。。と思えるような今日の暖かさ。



夕べ、めずらしく実家の父から電話があった。
あさって、予定通り旅立つから、という電話だった。

前にも書いたかもしれないけど
70歳を過ぎた父が、アフリカに旅立つ。
アフリカの最高峰のキリマンジャロに登るのだそうだ。

定年を迎えて、やっと時間に自由が出来てから始めた海外登山。
さすがにヒマラヤに登る。。とは言わないけど
登らないまでも、何度かヒマラヤのトレッキングの旅にも出かけている。
自分で遊ぶお金は、まだ自分で稼いでいる。

そんな父だけど
実は、母が突然亡くなった6年前、
私は、もしかしたら父も数年のうちにガクガクッと年老いて
後を追うように消えてしまうんじゃないかと思ったんだ。
妻が生き残ると妻は元気に長生きして
夫が残されると、後を追うようになくなってしまう場合が多いって訊いていたから。
母が倒れた時、貯金の額も保険のことも何も知らずにいた父が
ひとりで暮らす心細さに耐えられないんじゃないかと思っていたんだ。

。。。。ところが、どっこい、ちゃんと生きている。
ますます元気で飛び回っている。
もちろん、母がいなくなった穴は埋まることはないかもしれないけど
ぽかんと開いた穴から目を離すことができる自分の世界をちゃんと持っている。
そういうものを持ってる人の強みを感じる。

電話で父は孫の近況も一応、尋ねる。
一応訊かれたので、正直に「勉強しなくて困ってる」と泣きを入れてみる。
答えは決まってる。
「大丈夫だぁ。そのうちなんとかなる。」
。。。。。。全然、相談にもなんにもならない。(怒)  相談するのもアホらしくなる。

きっと、父ってこーゆー人なんだ。
あれこれ悩んでも、物事はそのうち自然に治まるところに治まるって考えてる人なんだ。

帰りに寄ったら?
一応、言ってみる。

いや、2週間以上休むんだから、帰ったらすぐ仕事に出るから。
予想通りの答えだった。

なんかあっても探しにいかないよ。
なんかあったら、そこで自力で骨になるんだからね。
それがイヤだったら、ちゃんと自力で帰ってきなよ。
ま、楽しんできて。

辛口の娘はいつもと同じようにズケズケと言う。

口の重い父は
苦笑いの気配を残して、いつもと同じように言いたいことだけ言うと
唐突に電話を切る。

明日も、こんな暖かな日だといいなと思う。




 

 





 


今日も一軒家カフェ。でした。

2008-02-27 | 食べたり飲んだり

2週続けての「1軒家カフェ」ランチ。

なんでこんなところに~。。ってところにあるお店でした。
看板も、あるにはあるけど、
商売っ気が感じられないというか。。
来たい人だけ来てください。みたいな感じのお店でした。

それでも
予約しないと満員で入れないこともあるそうなので
口コミの威力というのはすごいものがあるんですねぇ~

今日食べたのは玄米プレート(たしか)



細い春巻きの下にあるのが
フライド・蕪。だそうで。(勝手に呼んでみた)
揚げた蕪は初めて食べました。

旬のものを工夫をした料理を何種類もチョコチョコと。。
こういうのは、食べ盛りの子供がいる家では絶対出来ないことですね。
家庭料理なんだけど
家庭では出来ない料理。(ってゆーか、めんどうでやらない)
ヘルシーだし。。そういうのが主婦層に受けるんでしょうね。



スパゲティもおいしそう♪~

デザートまで
ヘルシーな胡麻のムース。



写真を撮るのを忘れたけど
今どきめずらしいサッシじゃない木枠の窓で、
鍵も。。なんかねじ回しみたいな鍵だし
タイル張りの洗面台も懐かしい雰囲気。

こういうのを活かしてオシャレにみせるセンスが
すごく素敵だなぁ~と、感心してみてきました。
きっと、私がここで暮らしたら、ただの古家にしか見えない(爆)だろうな。。と思ったり。

ヘルシーなランチのあとは
今日も、がっつりした夕飯を作ります。(やれやれ。。。)


 


いつか眠りにつく前に

2008-02-25 | 洋画【あ】行

アン・ロード(ヴァネッサ・レッドグレープ)は重い病に倒れ、残された日々を自宅のベットで過ごしている。
アンを看取るために、二人の娘、長女のコンスタンス(ナターシャ・リチャードソン)と次女のニナ(トニ・コレット)が実家に帰ってきている。
浅い眠りを繰り返す母の口から何度も出てきたのは「ハリス」という名前だった。
「ハリスと私がバディを殺した」
母は、いったい何の話しをているのか。
ただのうわごとなのか。
二人の娘は困惑する。

アンがまだ若く、アン・グラント(クレア・デインズ)だった頃のこと。
アンは歌手を夢見てニューヨークのクラブで歌っていた。
親友のライラ(メミー・ガマー)の結婚式のブライズメイドを努めるために、ニューポートの海辺の別荘を訪れたアンは、ハリス(パトリック・ウィルソン)と出会い、恋に落ちる。
しかし、瞬く間に燃えた上がった恋は、たった一晩で消えてしまった。

親友のライラがハリスに寄せた想い。
ライラの弟のバディがアンに寄せた想い。
誰かに寄せたそれぞれの想いが、一番不幸な形で終わってしまった夜だった。
その一夜のことは、アンの胸にずっと傷になって残り続けていたのだ。

老いたアンは死を目前にして心が休まらないでいる。
実らなかった恋。
傷つけてしまった友人。
破れてしまった2度の結婚。
歌手への夢も「そこそこ」で終わってしまった。
そして、二人の娘に対してもいい母親ではなかった、と思っている。
でも、映画はその「過ち」を責めずに、優しく肯定してくれる。

今、自分の道を歩き出したばかりの若い人には
もしかしたら退屈に感じる映画かもれない。
ある程度、自分の歩いてきた道を振り返ることが出来るようになった年頃の人には
ところどころ、胸にせまるものがあるのではないかと思う。


ある哀しい出来事が親友だったアンとライラを遠ざけてしまったのだが、
死を目前にしたアンのもとに、ライラ(メリル・ストリープ)が突然見舞いに訪れる。
何十年も疎遠だった二人が、ひとつのベッドに横たわり
お互いの生きてきた年月を思いやるシーンには胸が熱くなる。

人はみんな同じように年をとる。
でも、若いときには
自分が年老いていくことなんか想像できないでいる。
そうして長い道を歩き続けて
ふと、気がついたときには残された時間は少なくなっているのだろう。
そんな時
誰だって自分の選択を悔いることがあるのかもしれない。
過ちを含めて、自分の人生を見つめなおして肯定するのは勇気がいることなのだと思う。

死を目前にして封印した過去を思い出す母。
苦い過去を、優しく肯定してくれる母の親友。
そして母の過去に触れることで
娘達は自分の生き方を見つめなおし
しあわせを求める勇気を取り戻していく。

人が最期に求めるのは
誰かに自分の存在を肯定してもらうことなのかもしれない。
肯定してもらうことで
心は「自分が一番輝いていた時代」に戻っていき
安らかに永遠の眠りにつくのだ。

怯えずに
しあわせになる努力をしてね。
人生に過ちはないのよ。

アンが残した最期の言葉は
まだ道の途中にいて、時々途方に暮れる私にも勇気を与えてくれる。


晩年のアンを演じたヴァネッサ・レッドグレープとアンの長女を演じたナターシャ・リチャードソン。
少ない出番ながら、登場するだけで空気が変わったメリル・ストリープのライラと
ライラの若き日を演じたメミー・ガマー。
二組の実の母娘共演も興味深い。





 


証拠写真(笑)

2008-02-23 | 日々のこと

チョコさん、今年はズルしちゃったんじゃないの

そう思われるのもシャクなので
飾りましたよ、という証拠写真です(笑)



娘が0歳の時から飾ってるから
もう22回目になるんですね。
その間、8回もの引越しに
ちゃんとついて来たお雛様たち。

良くみると
お道具や持ち物に多少の傷みはあるものの
ハードな環境に良く耐えてくれたよなぁ~という
愛おしさのようなものが、こみあげてきます。

私って、いつだって「今が一番いい」と思ってるので
昔をあれこれ懐かしむってことがあまりないのですが
お雛様を飾ってる時間は
過ぎた時間のことを、あれこれと思い出します。

面倒だといいつつ
飾ってみるといっぺんに春が来たようで
気持ちも華やぎます。

あたたかな、いい週末です。


エリザベス ゴールデン・エイジ

2008-02-21 | 洋画【あ】行


1585年、イングランドはプロテスタントの女王、エリザベス1世(ケイト・ブランシェット)が統治していた。
しかし、国内ではカトリックとプロテスタントが混然としており、エリザベスには常に命の危険がつきまとった。
当時、最強の勢力を持つカトリックの国スペインのフェリペ2世(ジョルディ・モリャ)は、プロテスタントの台頭に脅威を感じ、イングランドを占領する機会を伺っていた。
そんな気の抜けない日々、エリザベスの心を和らげるのは侍女のベス(アビー・コーニッシュ)との他愛のない会話だった。
ある日、エリザベスの前に新世界(アメリカ大陸)から戻った航海士ウォルター・ローリー(クライヴ・オーウェン)が現れる。

この時代、宗教間の争いが激しかったようです。
神も仏も、自分の都合のいいときに都合のいいように付き合っている私としては、ピンと来ない分野ではあります。
カトリックもプロテスタントも、結局は解釈の違い?なのかな?
しあわせを祈るはずの宗教が、戦争の種のひとつになるというのはどうしても解せないものがあります。
その点では、「罪を罰しても信仰は罰せず」という姿勢で
国内のカトリック信者に対しても、特に弾圧はしないようだったエリザベスに好感がもてます。

歴史にも宗教にも詳しくない私が、グダグダ語っても仕方がないですね(苦笑)
多少の歴史の知識があれば、こういった史実に基づいた映画はもっと楽しめるのかもしれませんが
この「エリザベス・ゴールデンエイジ」に関しては、厳然としてある史実も
まるでエリザベスという一人の女性が、自分の生き方を選ぶ上でのきっかけに過ぎないような(爆)
人生のスパイスのひとつようなもの。。に思えてしまったりして(爆)

とにかく、それほどエリザベスを演じたケイト・ブランシェットの存在感がすごい。

ヴァージン・クィーンを呼ばれるように、一生、結婚せず、子供を持たず、イングランド国民の母として生きたエリザベス1世。
しかし、その決意に至る過程では
航海士ローリーへの想いに揺れ
自分と同じ名前の侍女ベスとローリーを近づけて擬似恋愛しようとしてみたりします。
その結果、二人が恋に落ちると、今度は嫉妬と激しい怒りに苦しむのです。

その間にも、国内外では陰謀策略が渦巻き。。。

ひとりの女性として生きることへの断ちがたい未練と
女王として生きる決意をするまでの不安と苦しみが
観てるこちらにストレートにがんがん伝わってきます。

「女」であることを、賢く武器にして各国と渡りあい
「女」であるために苦しみ
それでも「女」に溺れることがなかったエリザベスの物語。

覚悟を決めた女の姿は
息を飲むほど凛々しくて美しい。
それは、エリザベスだけじゃなく
彼女の政敵として処刑されてしまうスコットランド女王メアリー・スチュアート(サマンサ・モートン)もそう。
メアリー・スチュアートもまた数奇な運命を生きた人で
この時代、高貴な生まれの女性は
波乱の中で生きていくために、苦しい選択を迫られ続けたのかもしれないですね。

ジェフリー・ラッシュなど、豪華な共演者も霞むほどのエリザベスの迫力と
冷たく殺風景にも感じる宮殿の中に映える豪奢な衣装やカツラの数々。
それだけで、もう、満足の映画でした。








一軒家カフェ

2008-02-20 | 食べたり飲んだり

静かな住宅地の
普通の家がカフェになっている。

長い冬休みがやっと終わったようなので
映画の帰りに寄ってみた。

前庭を通って
普通の玄関を
まるで、知り合いの家を訪ねてきたよな様子で
こんにちは~と、引き戸を開ける。



庭に面したカウンターの席が運よく空いてた。
でもカレーは売り切れ。

今日食べたのは
豆腐ハンバーグをはさんだハンバーガーとにんじんスープのセット。



野菜は、たっぷりのレタスとトマト。
れんこん、なす、かぼちゃ、パプリカをさっと素揚げしたもの。
それに豆腐バーグ。
パンには薄く粒マスタード。
ソースはみそベース。

ぎゅっと押しつぶしてから食べる。
美味~。

ついでにデザートも。。。食べる。。



くるみとりんごのケーキ。
ざっくりした気どりのない「おうちのケーキ」。

窓からは、さんさんと陽がはいって
眠くなるような午後のひととき。



普段は夕方までの おうちカフェ。
年に何度かは夜にジャズセッションもあるらしくて
1度来てみたいけど
住宅地なだけに、足の便がねぇ~。。

車で来れば済む話だけど
私の中でジャズと1杯のお酒はセットになったものだから(笑)
ちと、むずかしいかな。










 


連鎖

2008-02-19 | 日々のこと

お昼ご飯に
残り物のグラタンを焼いて
うはうははふはふ。。無心に食べてるはずだった。



でも、無心ってそうそうなれないもので
無心なようでいて
目はグラタンの焦げ目に集中してるようでいて
頭の中はさまざまなことを考えているらしい。

不意に思い出したのが
。。。おひなさま、まだ出してない。。。。

今年に限って
今の今まで思い出しもしなかった。

娘が二十歳を超えて
気が抜けちゃったのか
それとも、年明けからの熱病がまだ治ってないのか。

いったいどういう繋がりで
グラタンからおひなさまが飛び出すんだろう。


そろそろグラタンの季節も終わりかなぁ

もう暖かくなってもいい頃だよね

そうだよ、だって、もうすぐ3月だもん

えええっっ!!もう3月なの?うっそ~

あ。。やばい。。おひなさま出してないじゃん。


グラタンから一足飛びにおひなさまがでてきたわけじゃなく
きっと、こういう段階をふんで
思い出したんでしょうね。

おひなさまが出たら
関連してわさわさと期限付きでやらなければいけないことも思い出して
急に気持ちがせわしなくなってきた。

別に急がなくてもいいのに
急いで熱々のグラタンを食べたら
口蓋をやけどしてしまって
なんだか不愉快な夕方。。である。


潜水服は蝶の夢を見る

2008-02-16 | 洋画【さ】行


フランスのファッション誌「ELLE」の編集長 ジャン=ドミニク・ボビー(マチュー・アマルリック)は、
ある日脳溢血で倒れる。
昏睡から3週間ぶりに目覚めた彼には、体を動かす自由はなかった。
彼に残された自由は左目で瞬きすることだけ。
自分の置かれた状況を受け入れるしかないどうしようもない状況で、彼は言語療法士の力を借りて
瞬きだけで自分の意志を伝える方法を学ぶ。
そして「20万回の瞬き」で1冊の本を書き上げたのだ。

潜水服は蝶の夢を見る。
この不思議な題名は、ロックトイン・シンドローム(閉じ込め症候群)という難病にかかってしまったジャンの境遇を表している。
重い潜水服を着て、深い海を彷徨うジャン。
かすかに見える、かすかに聴こえるけど、自分の意志を伝えることは出来ない。
重い潜水服はジャンの体だ。
元気だった頃は、自分の意のままに軽やかに動いていた体。
ジャンは今ではその自分の体に閉じ込められてしまったのだ。
周りに人はいるのに意志を伝えられない孤独は、ひとりで海の底にいるような気分なのだ。

いわゆる難病もの、闘病ものを予想させられるのだが
不思議とこの映画に悲壮感はない。
もちろん働き盛りのある日、突然に体の自由がなくなったことはあまりにも不幸な出来事なのだが
やがてジャンは、本当の自由というのは「想像する精神」を持ち続けることなのだと気がつく。

ほんとうの自由ってなんだろう。
体は自由に動いても、現実はいつだってなにかに縛られてる。
時間だったり、お金だったり、あるいは大切な家族にすら縛られてると感じることだってある。
「縛られてる」と感じるときは
きっと、私達に余裕がなくなってるんだと思う。
どんな状況にあっても、少し想像を働かせるだけで心は解き放たれるものなのかもしれない。

ファーストショットはピンボケだ。
視線が定まらないように、映像も不安定に揺れたりする。
それは、昏睡から目覚めたジャンの左目からの視線を再現したものなのだと気がつく。
映画は終始ジャンの目線で映される。
だから、妙に女の人が色っぽい(笑)

別れた内縁の妻。
言語療法士の女性。
理学療法士の女性。
ジャンの瞬きを言葉に書きとめる女性。
身近にいる女性は、動けないジャンの世話を、ジャンに寄り添うようにしてする。
風に揺れるスカート。
そっとジャンの唇から流れるよだれを拭く柔らかい手。
重病なのに(笑)彼女達を見つめるジャンの目線はいちいち「男」なのだ。
どんな状況でも現役の男!!なのだ。
その男目線が、映画を活き活きとさせている。

見舞いに来た友達が話しかける言葉に
心の中でチャチャをいれたり
潜水服に閉じ込められたジャンの中で
ちゃんと心は自由に動いているのだ。

誰だって病気なんかしたくない。
健康な今だって、いつかは病気になるかもしれないことや老いて体が動かなくなることを恐れている。
そんな不安を打ち消すために
自分の幸運を誰かの不幸と並べて量ってみたりすることもあるかもしれない。
でも、そういうケチな根性でこの映画を観ることはしたくない。

本の出版からわずか10日後、ジャンは亡くなってしまうのだが
そのジャンの死すら、哀しいというよりも清々しいものに思えてしまったのだ。
体の不自由を補ってあまりあるバイタリティーと精神の自由に拍手を送りたい。




ちょっと余談なのだけど。。。
ジャンの役はジョニー・デップが切望した役だといわれている。
スケジュールの都合でかなわなかったことなのだが
ジョニー・デップはこの映画を絶賛しているようだ。
彼(マチュー・アマルリック)が演じたほうが良かった、とジョニーが語っている記事を読んだ。
マチュー・アマルリックの演技は素晴しかったし
その役を改めてジョニーに置き変えて想像することはできない。

でも、ファンのひとりとして
もし叶うなら
今度は44歳の普通の男を演じるジョニーが観たい。
ごく普通の仕事をして家庭があって
つまらないことで落ち込んだり、喜んだり
私達と同じように日常のゴタゴタがある普通の男。
あのギルバート兄ちゃんのような。。。ね。






 






 

 


旅の楽しみ♪

2008-02-13 | 

旅の楽しみのひとつは食べ物で
今回の私の目的は「タコベル」。
かのパリス・ヒルトンが拘置所?から出てきて言ったのが
「タコベルが食べたい」だったとか、そうでないとか。
ファーストフードのタコス、ですね。

一方、ダンナは「がっつり肉」と「あやしい寿司」
「あやしい寿司」というのは、アメリカっぽい寿司ってことです。
限られた時間、限られた食事回数で各自の目的を果たすため
昼ご飯は、ショッピングモールのフードコートへ。

キャタピラ巻き。。だったと思う。



寿司は悪くないけど、この甘酸っぱいようなソースは余計。。かも。

カリフォルニアロール。



もう何の説明もいらないような定番、だね。

さて、「タコベル」
画像はありません(苦笑)
もう「タコベル」を味わうどころじゃなかった。
一緒にオーダーしたアイスティーの味にショックを受けて(爆)

アナハイムでは薄いコーヒーに泣いて
グアムでは、超甘くて薬くさいアイスティーに泣く。

私の感覚では、アイスティーというのは
自分の好みでガムシロを入れたりミルクを入れたりするもんだと思ってたんだ。
出てきたカップがあまりにもデカイので
飲む前にちょっとカップのふたを開けて、なにげなく匂いを嗅いでみた。
どこか薬臭いような
たとえれば、子供の頃、初めてコーラの匂いを嗅いだ時のような
絶対アイスティーではありえない匂いがしたんだ。

思わず、トレーごと持ってカウンターのオネエサンに訊きに行った。
「いず でぃす ぁ てぃー? でぃす すめる いず のっと てぃ。。。」
(あってんのかわかんないけど、通じたみたい・笑)
そしたらオネエサンは絶対アイスティーだと言い切る。
そう言われたら。。もう何にも言えないし
すごすご戻って飲んでみたら。。。。超あまくて、舌がしびれそうじゃん。
こんな甘いもの飲んだら、もうタコベルの味なんか全然わかんない(泣)
。。てゆうか、食欲もうせちゃう味なんだなぁ。

このあと、どこのお店に行ってもアイスティーが気になってしかたがない。
グアムでは、あれが一般的なアイスティーなのか知りたくて。
それでも、やっぱ、あの味はトラウマで
わざわざお金を払って確かめるほどの気にはならないんだよね。
そしたらイルカツアーで乗った船に、たまたまアイスティーが準備されてたので
ちょっと飲んでみた。
甘さはかわらず、フレーバーはかすかにレモン。
「紅茶は甘い」というのはグアムではあたり前なのかもね。

「がっつり肉」はアウトバックステーキで。
トニーローマを予約しようとしたら、遅い時間しか席が空いてなかったので
急遽、アウトバックステーキに変更。



8オンスのステーキ。
柔らかいお肉でした。ソースもさっぱり系。
しかーし、このポテトの付けあわせをチョイスしたのは間違いでしたね。
このステーキの前に山盛りのシーザーサラダと
パンが出てるんですから。もちろんビールも。

それでも
どうしても体験したかったこちら。
名前はなんていったかな。。。オニオンフライです。



これがまた
予想を裏切らないデカさで。。。
いつもならきっとオーダーを躊躇したと思うんだけど
無料クーポンを持ってたので、つい、オーダーしちゃいました。
当然、食べきれずにかなり残っちゃったんで
申し訳ないことしました。

2日目の夕飯はサムチョイスで。
ここは日本からネットで予約していきました。



もう、肉はいいや。。ということで。

こちらはラウラウ?だったか。
白身魚の蒸し物です。



海苔で囲まれたご飯。。
これは。。。付け合せ?野菜のような感覚なのか?
この前に、パンが出てるのに。



ふりかけか漬物が欲しい。。とダンナが申しておりました。

ここまで読んでくださった方。
きっと胸やけがしてきたかもしれませんね。
胸やけついでに
スイーツもどうぞ♪





。。。アイスはおいしいです。
悪いのはチョコレートソースです。
今回、やっと確信しました。(笑)

最後は
コンチネンタル航空の機内食を。



3時間ちょっとの空の旅。
食べたかと思うと、もう成田で。

成田についた瞬間に
またどこかに行きたいなぁ~と思ったのはいつもと同じです(笑)

旅はやっぱり、始まる直前のワクワクが一番素敵♪なのかも。






























 


イルカウォッチング

2008-02-12 | 

浅瀬では、こんなに透きとおった海の色も



船で湾の外に出ると
海は深い深い色に変わる。




水。。というよりも、
もっと重さを持った
巨大なゼリーの塊の中を、たぷたぷと船で進んでるような錯覚に陥る。

イルカに会うために、30分ほど船で進む。
イルカが出そうなポイントに近づくと
船はスピードを落として、乗ってるみんなが目を凝らして
波間にイルカの背びれを探す。

しばらく流れる沈黙の後。
船長さんが指差す方向に、イルカの背びれが!!
初めは、ひとつ、ふたつ。。
そのうち
波間からモコモコと重なり合うようにたくさんの背びれが見えてくる。



イルカの姿が波に消えたとき、船が一気に加速する。

。。。。すると
船を追いかけるように
イルカが船の下をぐんぐん泳いでくる。







船と遊んでるように
仲間と競争してるように
追いついたり、追い抜かれたり、ぶつかったりを
しばらく繰り返して
遊びにあきたイルカは、
また海の中にすうっと消えてしまう。

ほんとは、動画でUPしたかったんですけど
どうしても動画が貼り付けられなくて残念ですぅ。

イルカ達、ほんっっとに かわいいの♪

イルカ達にバイバイを言った後は

「は~い、ミナサン、ライフジャケットキテクダさーい。
シュノーケリングしますよ~。」の掛け声が。
超簡単なシュノーケリングの説明の後(不安。。。)
さっきまでイルカが泳いでいた深い深い海の上に放り出される(爆)

自慢じゃないけど
自力で浮いたのは小学校のプールの時間が最後だ。
でも、ここまで来たんだから、ライフジャケットを信じて海に入った。

。。。。海の中は信じられないほど、きれいだった。
水槽の中でしか見たことのない、きれいな色とりどりの魚達が
うつぶせで浮いている私のすぐ下を
スイスイと泳いでいる。。。。

。。。。。感動。。。。。。

しばらく、そうやって海で遊んだ後
へとへとになって船に上がって
冷えた体を太陽の光で暖めながら
配られた幕の内弁当(笑)を食べて港へと向かった。

帰りもまたイルカ達と遭遇♪♪♪
すっごくしあわせな楽しい時間だった。

そんな楽しい時間を過ごさせてくれたのは
リアル・ワールド・ダイビングさん♪
日本からネットで予約できますよ。

イルカウォッチングツアー
なかなかのおススメです♪