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ジョニー・キャッシュ(ホアキン・フェニックス)は幼い頃、最愛の兄を事故で失った。
その事故がジョニーと父の間に深い溝を生み、ジョニーは心にわだかまりを持ったまま成長する。
除隊後、シンガーとしての道を歩き始めたジョニーは、幼い頃兄とラジオで歌声を聴いていたジューン・カーター(リース・ウィザースプーン)と出会う。
ジューンとツアーを組みスターの座に登りつめたジョニーだったが栄光の道はジョニーにとって過酷なものだった。
ジョニーはいつしかドラッグに染まっていく。
妻子はジョニーの元を去り、すべてを失ったジョニーに救いの手を差し伸べたのはジューンだった
ゴールデングローブ賞にノミネートされて、はじめてこの映画を知ったとき、主演のホアキン・フェニックスとホアキンの兄のリバー・フェニックスのことが頭に浮かんだ。
そんな人は多かったかもしれない。
それほどリバーのことは衝撃的だったから。
あれから10年あまりが過ぎて、ジョニー・デップやキアヌ・リーブスを観てリバー・フェニックスを思い出すことはないのだが、ホアキンにはどうしても兄の影がちらつく。
しかもドラッグに溺れるスターの役!
なんだかいろんな思いを持って観にいった私でしたが、そこにリバーの影は見えませんでした。
そこにいたのは伝説のシンガー、ジョニー・キャッシュでした。
と言っても、ジョニー・キャッシュを知らなかったんだけど。。。それほどホアキンの声が歌が素晴らしかった。
そしてリース・ウィザースプーン。
実は彼女の映画は、はじめてみたんだけど、自分の食わず嫌いを反省しました。
「キューティ・ブロンド」も興味なかったんだけど、観てみようかなって気になりました。
それほど、可愛くて芯の強い、それでいてちょっと哀しい女の役を見事に演じてました。
そしてまたこれも歌が素晴らしい!
たった半年ほどのレッスンでこれほど歌えるのは、やっぱり才能なんでしょうね。
エンドロールで流れたのはたぶん本物のジョニーとジューンの歌だと思うけど、私はホアキン&リースのほうが好きかも。
ストーリーは実話だから、スターの人生にありがちな転落と再生の物語なんだけど、人がどん底に落ちた時、それを救い上げるのはやっぱり「人」と「愛」以外にないんだな、と改めて気づかせてくれます。
人がまっすぐに歩き続けていけるのも「愛」があるからなんですね。
映画とは直接関係ないんだけど、この作品のどこがPG12だったんだろう?
ドラッグを扱ってるから?歌詞が問題?ってほどでもないだろうし
自分には影響のないことながら気になってしまいました。
アカデミー賞、もうすぐですね。
アカデミー賞に絡んでる作品は発表前になるべく観たかったのに、まだ公開してない作品が多いんですね。残念
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またいろんな思いがこもっちゃうけど
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