美山の森から ~原村移住計画の記録と山遊び~

やっと理想の土地を手に入れました。
長年の夢だった森の中の暮らしの実現まであと少し…かな?

久し振りの「旅」に…(後編)

2008-10-08 | 遊び
秋雨前線の影響と言っていいのか、周期的にお天気が変わっています。
長雨と言うほどではないですが、シトシトと降り続く日も。
それにあわせて気温も暑くなったり涼しくなったり。

25度を越える日もあれば、20度にやっと届くと言う日も。
25度なら半袖でも十分ですが、20度となると長袖じゃないと。
そんな日々が続くと夏物も片付けられないということに。

もちろん気温が15度あたりまで下がってしまえば、セーターとかが必要になるんですけどね。
今の時期は毎朝天気予報とニラメッコで、着る物に悩んでいる人も多いんじゃないでしょうかね?



さて、そういうわけで先日の旅の続きであります。
川越街道に架かった橋の上で一休み、曇っていますが意外に熱くここで親子で半袖にチェンジ!
汗になる前に手を打っておかないとね…一応着替えは背負ってきてるけど。

橋を南側に渡りきるとそこは野火止公園。
ここからは平林寺を含めた野火止の森の残る地域。
今までは野火止用水もどれ?ってくらいでしたが、ここからはある程度整備された状態になります。

 

そして、川越街道から5分程歩くとこんな看板が。
ここから東側へ行くと平林寺、武蔵野線の新座駅もこの方向です。
で、そろそろ「腹減り小ブタ」な坊ちゃんと協議の結果、平林寺方向へ歩いてお蕎麦屋さんでも探そうと言うことに。

トォサン的には少し戻って川越街道沿いで食べたほうが良いんじゃないかと思ったんですけどねぇ…
彼は平林寺=お寺=門前=門前町のお蕎麦の名店と言う図式が頭の中に出来上がっちゃってるようで。
後でこれがとんでもないことになるんですけどね。

用水の本流から外れて東へ向かって歩き始めると、程なくして両側にうっそうとした林が広がります。
もうすでに両サイドは平林寺の敷地。
そう思いながら歩いていると…



案の定現れたのがこの標識。
お寺=広い敷地=タヌキと言う図式に間違いはありません。
ショウジョウジのタヌキ林ではありませんが、このあたりは夜はタヌキが道を渡っていったり来たりなんでしょうね。

おっと、ここにも小猿が…
その小猿は新座市役所の交差点まで歩いてもお蕎麦屋さんが見つからず。
「お蕎麦~」と電池切れが近付いてきている様子。



平林寺の正面まで回り込んできてもあるのは「うどん屋さん」だけ。
そうこのへんは「武蔵野うどん」だからねぇ。
ということでとりあえず頑張ってもう一分張り、元の用水沿いの道のほうまで我慢してもらうしかありません。

持っていた地図によると用水を挟んで向こう側(西側)の道まで出れば飲食店があるらしいので。
それを餌にしてとりあえず方向を西へと変えて、まずは用水の本流を目指します。
「おなか空いた~!」と電池切れ寸前の坊ちゃんの手を引きながら平林寺を一回り。

用水を渡って車の通る道まで出てみましたが、結局何も見つからず。
どうやら地図の道はもう1本先のようで…
信号の向こうにあるコンビにだけが唯一のエネルギー補給場所ということで。

 

と言うわけで、こういうことになりました。
これは坊ちゃんがチョイスしたおにぎり2つ、なぜか195円もする高級「生たらこ」と140円のカニの「寿司むすび」。



トォサンは選択肢がなかったのでこの「マス寿司」とサンドイッチ。
ちょっと物足りないけど…時間が時間(1時少し前)なので、お弁当も残ってなくて。
まぁ、どこかで「おやつ~!」ってなるだろうから、それを早めにして。



ちょっと見難いですけど…
トォサンのマス寿司のご飯の中には細かく刻んだガリ(生姜)がたくさん入っていて。
食感のアクセントとお酢の相乗効果でなかなか美味しいです。



これも撮れと差し出した坊ちゃんのカニ寿司のおむすびはこんな感じ。
どうやら中が「ツナマヨ」ならぬ「カニマヨ」風になっているらしくて。
これは当りだったらしいです。

 

充電の仕上げは「牛乳プリン」。
電池切れの身体と頭に糖分補給をするために、ちょっと大きめのこれを半分づつ。でも、結局半分以上(3分の2)は坊ちゃんの胃袋の中に。

お茶だけはカァサンが麦茶を作っておいてくれたのでそれを背負ってきました。
でもなぜか今日に限って熱いのが水筒の中に入っていて。
仕方がないのでトォサンのペットボトルの方が冷めているのでまずそれを分けて飲むことにして。

後で空になったペットボトルに水筒から移して冷ますようにして。
エネルギー補給をして充電完了、元気になったので再び行動を開始。
本流沿いに道がないので少し平林寺方向に戻って「平林寺掘り」沿いの道から再び野火止用水を遡ります。

 

平林寺掘りは平林寺の境内に用水を引き込むために作られた分流。
わざわざ寺内へ引き込む用水路を作らせることができたと言うのは、当時の寺社の力の大きさを物語ります。
江戸期になって以降は僧侶・住職の類は土地の権力者の有力なブレーンだったわけですからね。



整備された堀の中にはメダカや大きなザリガニがたくさんいました(見えるかな?左下にザリガニ、中央にメダカ)。
捕まえたい坊ちゃんに「今日は入れ物持ってないからダメ!」と釘を刺し先へ進みます。
ここを抜けるともうすぐ見慣れた風景が見えるはずなんだけど。



途中で見かけた野菜の直売所には隣の畑で取れた、ゴボウやナスや万願寺唐辛子に里芋などが並んでいて。
そのどれもが100円から200円という値段。
大きなザックを背負っていれば買っていくんですけどね、残念ながら今日は小さいザックなので。



この直売所で売っていた里芋がデカイんですよ。
一年生にしては大きいはずの彼の手の大きさと比べてみてもこの通り。
これだけ大きな里芋だとお味噌汁の具にしてもタップリですね。

 

平林寺掘りが野火止用水の本流と分岐するすぐ上流は関越自動車道が走っています。
橋の上から下を行き交う車を眺めて一息。
もちろん用水もこの横を流れています。

 

関越道を越えた用水は新座市の市民総合体育館の横を通って更に南へと続いています。
もうすぐ東京都との県境です。
残りの行程もあと少です。



このあたりの雰囲気は上流の景色に良く似ています。
武蔵野の面影を残した疎水のほとりを遊歩道が続いて行きます。
ノンビリ歩くにはちょうどいいです。



途中の農家の隅にある栗の木にたくさんのイガがついていて、栗好きの坊ちゃんは興味が。
栗の実のとり方を教えていると近くにいいた農家のお母さんと話を始めました。
で、なぜか話の流れで唐辛子とかオクラとかを頂くことになってしまい…この通り。



もうすぐ東久留米に入るのでその前に座れる場所を見つけて一休み。
昼に内緒で買ったあったおやつを食べることに、まだ2時を過ぎたばかりだけどね。
これなら2個入りだからちゃんと一人一つづつ、これならお互いに文句なしでしょう。

お茶は彼の水筒から空になったペットボトルに入れ替えてあるのでそろそろ冷めてるはず。
さすがにアツアツの麦茶ではねぇ…これを食べてお茶を飲んだら、残りを全部移せば帰りには冷めるから。
さぁ、駅まであと一息!この調子なら今日は3時過ぎには帰れますね。

20分程で東久留米の駅前の商店街へ、またここから池袋線に乗って帰ります。
黒目川の橋を渡りながら流れを見ていると、次の旅のことが…



『今日の山猿君』

4時間授業で給食を食べて帰ってきた猿君です。

早い時間だったのでオバァチャンとお遣いに出かけることも。

今日も「オバァチャンと銀行行って来る!」と言ってアイスを食べに行きました。

それってナイショにしてるつもりなんですかねぇ?



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