美山の森から ~原村移住計画の記録と山遊び~

やっと理想の土地を手に入れました。
長年の夢だった森の中の暮らしの実現まであと少し…かな?

ひょうめんちょうりょく… (サイエンス教室13回目)

2008-10-05 | 教わる
スポーツ界では色々なことがあった先週です。
毎日話題があると言うことはそれだけ盛り上がっていると言うこと。
良い話題、悪い話題、様々ですが…

いずれにしてもその盛り上がりが底辺拡大とかに繋がればねぇ。
メジャーリーグもプレーオフに入り、NFLも開幕。
欧州サッカーもシーズンインして話題には事欠かなくなってきました。

でもまだNBAもスキーのワールドカップもNHLもあります。
国内では駅伝のシーズンが始まるし、ラグビーのトップリーグも開幕したし。
そういえばbjリーグ、田臥効果で盛り上がってるらしいです。

久し振りに高校時代の友人と、見に行ってみようかな?
彼は身長198センチ、トォサンと1フィートも違います(苦笑)。



さて、本来は毎月第1・第2の土曜日の午後の「サイエンス教室」ですが。
昨日はお祭りだったので、今回初めて日曜に「振り替え」して。

それも日曜日のクラスは1年生は午前中。
11時からなので10時過ぎにはバスに乗らないと…ということで。
朝からバタバタと出かけてきました。



なぜか今日は坊ちゃんがホワイトボードに日付と天気を…。
落書きついでに書いたんですが、結局そのまま使われました。
でも残念ながら右上の隅っこに書けたわけでなないので、ちょっと邪魔かも?



で、本日のテーマは「アメンボをつくろう」。
これだけじゃ何が何だか…「アメンボ」ですから水に浮かべる物でしょうけど。
また水使用の実験ですので、少々心配です。

 

カァサンが開いた副読本ではこんな感じ。
銅線とストローで作る「アメンボ」を浮かべてみる実験ですね。
さて、無事に浮かべることが出来ますでしょうか?

 

まずは実験の第一段階としてビーカーに水を一杯に入れて、そこに1円玉を一枚づつ沈めていきます。
何枚か沈めるともちろん水が溢れるんですが…
それよりもみんなは水の中の1円玉が大きく見えるのが面白いらしく。

なかなか上手に限界まで1円玉を沈めて水が溢れる瞬間を観察するのは難しいようで。
それに一枚づつ沈めていくって言うのも、彼らにとっては…結局そういうわけでして…
先生がテーブルを回ってみてくれることに。



一円玉が大きいのが面白いからって、そんなに顔を近づけて覗いたら…
ホラ、鼻がビーカーの水に入っちゃったでしょう。
いくらなんでも、そこまでおバカだとは思いませんでした。



溢れる直前のビーカーの水はこんな感じ。
これが「ひょうめんちょうりょく(表面張力)」。
水の分子が互いに引っ張り合って、溢れるのを防いでいる状態。

これを彼等向けに説明するには、「お水の粒が手を繋いで支えている」ということに。
そうか!結合とか引っ張るとかは手を繋ぐと言う表現をすればいいわけですね。
確かに彼等のレベルでは一番分かりやすいかも。

 

ということで、改めて実験開始!
今度はある程度頭で理解が出来ているので、一枚づつ慎重に1円玉を沈めていきます。
そうすればちゃんとどこかで溢れるのが確認できます。



ということで、「ひょうめんちょうりょく」がある程度頭に入ったところで次の実験に。
用意するのは大きなお椀、それに水を八分目ほど入れて。
今度はそこに1円玉を浮かべてみます、上手に浮かべられるでしょうか?



上手に浮かべることが出来ると、こうしてまた水の粒が手を繋いで。
ということですね。
じゃぁ、今度は1枚ではなくて何枚も浮かべてみましょう。



こんなにたくさん浮かべられた子も。
まぁ、この大きさのお椀ですからね、彼等の手の大きさで巧くやれれば。
何枚も浮かべることが出来るとまた違った結果が出てきます。



複数枚浮かべると離れていた1円玉同士がだんだん近付いて、全てがくっついて浮かぶようになります。
これは表面張力が出来るだけ小さな力で作用するように表面積を小さくするから。
でも彼等には「隙間があると手を繋げないから」ということになるんですね。



これは「魔法の水」、じゃなくて石鹸水。
スポイトで石鹸水を垂らすと表面張力が失われて1円玉は沈みます。
水の粒々の仲が悪くなるってこと…かな?

 

さぁ、ではいよいよ「アメンボ」ですが…
時間がないので作り方だけ見せてもらって、材料は持って帰って家で作ることに。
で、実験はすでに先生が作っておいてくれた物でやることに。

でもね、ちゃんと作り方を見ておかないと。
先生がやるようにやらないと「アメンボ」じゃなくて「ボウフラ」になっちゃうからね。
しっかり作り方見ておいてください。



浮かべた「アメンボ」がコレッ!
「アメンボ」と言うより「タコ」みたいな足ですが…ちゃんとみると足の数が6本でしょう?
イメージとしては「アメンボ」というよりも「ミズグモ」っぽいかな。

後ろから追っかけている爪楊枝は「魔法の水(石鹸水)」が付いています。
これで表面張力の強さを変えることで、「アメンボ」が水の上をスイスイ泳ぐと言うわけ。
実験は大成功でした!

材料と出来ている「アメンボ」1体をお土産にもらって。
初めての振り替えでの授業はおしまい。
来週はちゃんと土曜日に…

さぁ、お昼食べに行きますか?



『今日の山猿君』

お昼を食べて井の頭公園でもと言っていた猿君ですが…

「やっぱり帰る」と言い出して。

B型だからということだけではないようですけど。

帰ったらもうどこにも行かないよ!



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