開智望小学校 合格 女児
我が家では、娘が小さいうちは勉強をさせる気持ちが無く、あまり準備しなくても入れる、のんびりした私立小学校へ入れようと考えていました。
早期教育の弊害に関する資料を目にしたことがあり、小学生の前半は思いっきり遊ばせ後半から勉強を始めさせれば良い、と思っていました。
しかし、2月ごろ主人が急に勉強をしっかり見てくれる小学校に入れたい、と言い始めました。
全くの方向転換に戸惑いながら通学できる範囲の私立小学校を調べていくうち、開智小学校の存在を知りました。
校長先生がお書きになった本を読ませていただき、年齢が小さくても必要な勉強がある、ということを知り、やがて新設校である姉妹校の開智望小学校の存在を知りました。
学校説明会に行き、先生方の情熱と勉強が楽しくなる様々な新しい試みに感動し、娘をどうしてもこの小学校に入れたい!と考えるようになりました。
当初、主人も私も仕事があるので自宅学習で受験させることを考え、テキストを購入して教え始めましたが、簡単ではありませんでした。
我が子ができないことにイライラしてしまい、声を荒げてしまう日々でした。
私自身も自己嫌悪でいっぱいになり、早晩娘が勉強嫌いになってしまうことは明らかでした。
そこで初めて塾さがしを始め、アヤアカデミーのブログを見つけました。
子ども思いの先生の魅力に引き込まれて、あっという間にブログを全部読みました。
週末のクラスが無い、とのことで一旦諦めかけたのですが、他の塾に全く魅力を感じなかった私たちは、何とか時間のやりくりをしてお願いしよう、と決めたのが年中終わりの3月末でした。
しかし、「ママとお別れしたくない」と言って塾に着いた途端、しくしく泣き始める娘を不憫に思ったり…
どうして他の子みたいに溌剌と通わないのだろう、と苛立ったり…
夏前までは「これでいいのだろうか?」と自問する日々でした。
ただ、帰り道はいつも、その日にあったことを楽しそうに話してくれていました。
そんな娘の笑顔に親が癒されていました。
しばらくすると、娘が泣かずに通えるようになり、笑顔の時間がどんどん増えていきました。
私たちの選択は間違っていなかった、と確信しました。
アヤアカデミーでは、授業の最後に、先生と保護者の前でその日制作したものについて子どもたちが発表をすることになっています。
最初全く声を出すことができなかった娘でしたが、毎回先生に励まされて少しずつ声が出るようになりました。
そして、自己発信の練習では親がびっくりするほど元気に歌って踊れるようになっていました。
2月生まれで、保育所でも周りの様子を見ながらリーダー格の子にただついていくだけだった娘ですが、近ごろでは自信がついて人前に積極的に出るようになってきました。
勉強以外に「発信力」という力を付けていただいたことは、今後大きな財産になっていくと思います。
勉強以外という意味では、運動についてもご指導いただきました。
5月に行われた運動・行動観察特訓で、娘の運動能力がとても劣っていることに初めて気づかされました。
「あまり外遊びをせず図書館ばかり行ってたでしょ?」と先生から図星の指摘を受け、ご紹介いただいた体育家庭教師のTOMO先生に教えを受けることになりました。
夏が終わる頃には
○縄跳びは10回以上飛べるようになった(縄の持ち方すら知らなかった)
○ドリブルは連続で続けられるようになった(一回のドリブルでボールが遠くへ行ってしまっていた)
○平均台の上でくま歩きができるようになった(平均台に上がれなかった)
と、いろんなことが人並にできるようになっていました。
私自身、体育が苦手で小学校の時にはとても恥ずかしい思いをし、体を動かすことが嫌いになっていました。
これからも、娘には体を思いっきり動かして遊ぶ楽しさを存分に味わって欲しいと思っています。
どんなに小さな子どもたちでも真正面から向き合い、「頑張ることの大切さ」や「困難を乗り越えた時の達成感」を教えてくださる先生の凄さをひしひしと感じる日々でした。
文字や九九をただ暗記する、といった学習ではなく、年齢に応じて将来の力になる種をまいて下さった先生に出会えたことは、本当に幸せなことだと思っています。
お陰様で、ご縁を頂いた開智望小学校で勉強することを、娘はとても楽しみにしています。
あのまま私が教えていたら勉強嫌いになってしまうところでした。
娘の将来への道を開いて下さり、本当に感謝しています。
ありがとうございました。