2日間にわたる年長受験クラス「第1回運動・行動観察特訓」。
事故や怪我もなく、今年も無事に終了することができて、ホッとしています。
まずは、「ようかい体操第一」で準備体操
昨年の第1回特訓の時には、まだ今ほど「妖怪ウォッチ」がブレークしていなかったので、年長さんたちみんなポッカーン…
でしたが、今年はみんな元気よく踊ってくれました
でも、先生の「ようかい体操第一」が一番元気~とママたちに言われました
さて、今回の特訓では、「運動」と「行動観察」の基礎・基本を行いました。
国立・私立小学校入試を分析し、これだけは最低できて欲しいというエッセンスを抽出して作ったプログラムです。
1日目「用具を使わない運動」
走る(ジョギング、ギャロップ、スキップなど)跳ぶ(ケンパー、ウサギ跳びなど)動物ものまね(アザラシ歩き、クモ歩きなど)
2日目「用具を使った運動」
マット、平均台、ハードル、ボール、鉄棒、縄跳びなど
運動に関しては、パパ・ママたちの見学もビデオ撮影も可能です。
お子さんを預けてしまい見学できない体操教室もありますが、それだと、自分のお子さんの現状や進歩がなかなか把握できませんよね。
ウチの子はできるはず、と思っていことが意外にできなかったり…その逆もあったり…
目の前で見ていただくことで、お子さまの現状が否応でも把握できます。
さらにそれをビデオに撮ることで、お子さま自身にふりかえりをさせるのも大変効果的です。
わざわざ体操教室に通わなくても、ちょっとだけ意識すれば家庭でできることはたくさんあります。
公園遊びや室内でできる体力作りや運動の取り入れ方も併せてレクチャーしました。
「行動観察」は、10名程度のグループで何かの課題をクリアする、というものです。
今回、1日目「ドミノ並べ」2日目「タワー作り」を行いました。
行動観察の観点
①指示理解力
課題やルール・指示を理解し、守る
②調整能力
集団の中で自らの役割を探し、果たす
リーダーになることだけが大切なのではなく、各自が適材適所で参加する
③発想力
課題についてよく考え、工夫する
④協調性
独走しないで他のお友だちと一緒に相談しながら進める
⑤積極性
傍観者にならず行動を起こし、意欲的に最後まで取り組む
「行動観察」自体初めてのお子さまも多かったので、今回はなかなかうまくいかなかったと思います。
その場で少しだけアドバイスはしますが、「集団で協働して課題に取り組む」という経験そのものと、その難しさを体験することが、まずは大切なのです。
そこで気づいたことを家庭で十分振り返りをし、話し合うこと。
まずはそこから始めてみてください。
第2回目は9月。
本番直前の入試実践編となります。