講習を受ける初心の方で、ノートパソコンのタッチパッドについ手が触れ、作業中の画面がどこかに行ってしまうので困っている人がいた。
コントロールパネルからマウスの設定を探し出せば、タッチパッドを無効にできると聞き、「そうしてみましょうか」ととりかかったが、さあ大変、スタートメニューにコントロールパネルがないのだ。
パソコンがコントロール不能ということはまずないから、どこかに隠れているのだろう。
会社の共用パソコンなどは、気ままに設定変更されては迷惑なので、わざとコントロールパネルの入り口をわからなくしておくこともあるという。
コントロールパネルも一つのプログラムなのだから、動かす方法はあるはず。入口さえ見つければよいのだが。
こういうときに答えをもらうには「教えてgoo」が早くてありがたい。
質問したら早速答えを下さって、control.exe を run させればよいという。
[windowsキー]+[R] → 「control.exe」と書き込み、[OK] でOKだった。
その返事をもらって思い出した。
コントロールパネルにあるいろいろな設定用プログラムを、コントロールパネルを経由せず直接起動するコマンドがあったのだ。
考えてみればその方法では、コントロールパネルの起動とその中の設定用プログラムの起動を一度の run コマンドで続けて行わせていたのだ。
そこで二つ続いている後ろのほうを入力しなければ、コントロールパネルだけが起動するではないか。子供に用はないから連れずに一人でお出で、と言うのと同じ。
もうこれからはコントロールパネルがなくても驚かないぞ、とはいっても、もしそれをロックしてあったら、やはり困るなあ。