うっかりユーザのパソコン奮闘記

パソコンを使っていて感じたあんなこと、こんなこと、気ままに書いていきます。

お不動さん

2011年06月07日 | 忘れかけていたこと

「不動コンピュータ」と書いてあったかどうか、標題ははっきり覚えていないが、コンピューターが動かなくなってしまうのはなぜか、という記事があった。

それによると、コンピューターは動かなくなることはありません、というのだ。
使う人間が動かさない状態を作ってしまうだけのことであるという。

パソコンも情が移ると、相当な無理難題を仕掛けても、まあいいかと動いてくれるのもあるらしいが、度を越せば一旦停止してしまう。
それを人間は勝手に「トラブル」と呼ぶ。
パソコンのトラブルではなく、使い方のトラブルが、パソコンをお不動さんにしてしまう。

トラブルと言えば、動かなくなるのもトラブルだが、止まらないトラブルもある。
個人情報流出なども、一種のトラブルである。
なぜ流出が起こるかと言えば、流れ出るものがあるからなのだ。
そこにないものは流れ出ようがない。
なくてもよいものをいつまでもぐずぐず溜めておくから、流れ出てトラブルを起こすことになる。
たとえば、1年以上交流のない人は、知人でも客でもないとしてしまえば、データの保存の必要はなくなる。
流出防止のカギは、流出物を持たないこと。

まことにわかりやすい、不動の原理なのだ。