うっかりユーザのパソコン奮闘記

パソコンを使っていて感じたあんなこと、こんなこと、気ままに書いていきます。

Gmail:2

2011年02月15日 | 忘れかけていたこと

わからないものごとには、ふたとおりの始末の仕方がある。
1.何がなんだかさっぱりわからず、足を踏み入れずに立ち去る。
2.大まかにわかって、とりあえず使うことはできるので、しばらく付き合う。

1の場合は、自分の力足らずか、性に合わないかのどちらかを自覚すれば、後は気にならない。
問題は、1と2の中間の場合だ。スカッとあきらめきれないのである。

使わなくても間に合っている Gmail が、いつまでも気になり、すっきりしない。
こういうときに、中級以下のスポーツ選手や芸人が使う「自分の中で」という気取った言い回しがあるが、あれはいただけない。自分のことを言うのに自分の中ではないだろう。
カッコウつけるつもりでかえって格好の崩れる言葉がいろいろあるが、その一つだと思う。

Gmail の入り口を訪れたのは多分二度目だろう。前に来たときに書き込んだ跡がまだ残っていたから。
電子記憶装置は、消えてくれてもよいことがなかなか消えない。消す方法が用意されてないと、書き込んだら最後いつまでも残る。
登録や投稿のシステム構成には、書き込みだけでなく、後戻りできることと削除できることは必須事項ではないかと思う。

まだ消えずに画面に出てきた Gmail アカウントの設定データに修正を加えて、少しだけ扉を開けてみることにした。
二度目にたずねた店の扉をそっと開けてみる気分だ。

わかった。アカウントの登録には、確認コード受信にケータイが必要だったのだ。
いまどきケータイを使わないのも珍しいだろうが、使い道のごく少ないものは邪魔だから持たないことにしている。
前の書き込みの残骸は、会員資格要件を満たさず引き上げた足跡だった。
これでさっぱりした。