うっかりユーザのパソコン奮闘記

パソコンを使っていて感じたあんなこと、こんなこと、気ままに書いていきます。

自動

2011年02月28日 | 忘れかけていたこと

自動という仕組みは、便利一方かというとそうでもない。

私はむしろ、自動装置との付き合いは不自由との付き合いで、自動システムは、拘束・不自由を条件にして成立するものと思っている。

体は楽でも心は窮屈なのである。

粗忽度の増加を自認して運転をやめた自動車も、ATは性に合わず最後までMTで通した。

パソコンの操作には、自動でできることがいろいろある。

Google で「自動 」で検索してみる。自動の後に空白を入れないと、気が利きすぎて「自動車」の検索に走ってしまう。

「自動 ○○」というのが10項目ほど出てくる。そのうち8項目がパソコンの動作、操作にかかわることである。

Webを見ていると、これをどうぞというメッセージウィンドウが不意に現れることがある。

組み込まれているソフトのアップデートの勧めの場合はよいが、新しいバージョンにさっさと対価を払って乗り換えろ、旧版のサポートはいついつまででおしまいなどと、脅しめいた催促メッセージもある。

新しいバージョンをインストールすると、そのあと急に自動再起動が始まったり、フリーズしたり、おかしな具合になることがある。

同じA社を名乗っていながら、ソフトFはよくない結果がついてまわり、ソフトRは支障が起きない、そんなこともある。

自動は不自由だけでなく、不安との付き合いでもある。