うっかりユーザのパソコン奮闘記

パソコンを使っていて感じたあんなこと、こんなこと、気ままに書いていきます。

代名詞

2011年02月07日 | 忘れかけていたこと
「USBください」「容量がいろいろありますが」
想像なのだが、こんな会話がいまではパソコン売り場で交わされているかもしれない。
5年前なら「USBください」「え?」から始まったのではないかと思う。

パソコンと、マウス、プリンターなど周辺機器を結ぶ、データ伝送方式の規格名称である「USB」が、いつのまにかUSBメモリの呼び名になった。
携帯型音声通話端末つまり携帯電話機が「ケータイ」と呼ばれるのに似ている。

Wikipedia によれば、「USBメモリ(ゆーえすびーめもり、英語:USB flash drive)とは、Universal Serial Bus (USB) を用いてコンピュータに接続してデータの読み書きを行う補助記憶装置のうち、USBコネクタがケーブルを介さず直接本体についている形状のものである」となっている。

「ケーブルを介さずに」というと、尻尾のついたこれは、もう仲間に入れてもらえないのだろうか。

はじめは、小型記憶装置とパソコン本体に差し込む端子をつなぐにはケーブル部分のあるのがあたりまえだったが、ひも状のものは使っているうちに邪魔になるから、なくすことを考える。
そうなれば無線か直付けのどちらかということになるだが、形が小さくて固定できれば当然直付けがよいから、いまの形になったのだろうか。

盲導犬なども無線で接続できれば、電柱や自転車であっちこっちになる心配がなく、犬も気を使わなくてよくなるのではないか。
そうなっても、飼い犬はしつけの行き届かないのが多いから危ない。
そこで動物飼育検定の通信教育ビジネスが生まれることになる。
所管が文部省か環境省かで綱引きも始まる。

話のタネもユニバーサル・シリアルにしておくと、ずっこけたままで終わりになる。