海鳴りの島から

沖縄・ヤンバルより…目取真俊

ゲートからの資材搬入はなかったが、辺野古側工区への土砂投入は行われる。

2022-07-21 23:59:47 | 小説

 21日(木)は午前11時20分頃、キャンプ・シュワブの工事用ゲート前を通るとゲートが閉まっていた。

 2回目の座り込みに参加しようと思っていたのだが、この日は午後1時を過ぎてもゲートは閉まったままで、資材搬入が行われなかった。

 沖縄では昨日、今日と新型コロナウイルスの新規感染者が5000人を超している。それと関連しているのか、と考えたが、理由ははっきりしない。

 この日は朝、ガット船7隻(marumasa6号、栄雄丸、神峰、第百三十六伊勢丸、進朋、第三十八ひなた丸、第五十一進宏丸)が大浦湾に入った。お昼過ぎにはさらに1隻(第八太海丸)が入った。

 午前11時49分頃、瀬嵩の森から大浦湾の様子を見た。

 午前中はガット船からランプウェイ台船に土砂の積み替えが行われたようで、K9護岸には土砂を積んだ台船が着岸したばかりだった。ショベルカーが土砂の上に足場を作り、護岸上ではダンプカーが列をなして待機していた。

 N2護岸にも土砂を積んだラップウェイ台船が着岸していたが、こちらはまだダンプカーが来ていなかった。

 瀬嵩の海岸から見ると、K9護岸では午後12時5分頃から土砂の陸揚げが始まった。

 午後1時12分頃には、K9護岸に2隻目のランプウェイ台船が着岸しようとしていた。

 N2護岸でも2隻のランプウェイ台船が接岸し、土砂の陸揚げを行っていた。

 K8護岸では作業の動きがみられなかった。

 作業和船が浮桟橋に係留されていて、いつもの動きとは違っていた。

 午前11時26分頃、豊原の高台から辺野古側埋め立て工区の様子を見た。この時間にはまだ土砂の投入は行われていなかった。

 K9護岸から土砂の陸揚げが始まったので、再度豊原の高台から辺野古側埋め立て工区を見ると、午後12時45分頃から土砂の投入が行われていた。

 ②-1区域の海岸に近い側でも赤土の山が新たに造られていた。

 19日に宮古島の海保が、巡視船から20ミリ機関砲を民間地域に誤射する事件を起こした。海保自身が「前代未聞」というのだから、とんでもないことだ。

 以前、宮古島の海保で不祥事が続発していることを書いた。報道を見ると、初歩的な確認ミスと思えるのだが、いったいどうなっているのか。

 

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 朝から暑い中での座り込み抗... | トップ | K8護岸の汚濁防止膜を前に... »
最新の画像もっと見る

小説」カテゴリの最新記事