ヤンバルの桜も見頃はこれからである。2月1日からは日本ハムの名護キャンプも始まる。今年は斎藤佑樹投手が参加するということで、かなりの人出が予想されている。海洋博記念公園の水族館や今帰仁城址など観光地巡りをする人も多いと思うが、八重岳に花見に訪れる人たちに、ぜひ以下の戦跡も見学してほしい。八重岳は沖縄戦において北部の戦闘の中心地であったことを記憶にとどめたい。 八重岳の麓から沿道の桜を眺めながら登 . . . 本文を読む
1月29日付琉球新報に防衛省・沖縄防衛局が、辺野古新基地建設に向けた現況調査を拒否している名護市に対して、行政不服審査法などに基づく異議申し立てをした、という記事が載っている。
琉球新報は解説で〈行政不服審査は本来、公権力に対する国民の不服申し立ての道を開くのが目的。国が市に行使するといういびつな図式は、地元の反対にもかかわらず国が推進しようとする移設問題の構図が反映されている〉と指摘してい . . . 本文を読む
雑誌『中央公論』2011年1月号掲載の「佐藤優の新・帝国主義の時代」で佐藤氏は、昨年11月の北朝鮮軍による韓国の大延坪島攻撃を〈北朝鮮が従来引いていた線を一歩踏み越えた〉ものととらえ、日本は集団的自衛権のカードを切るべきだ、と主張している。
〈北朝鮮は、力の行使によって、自らの国益の極大化を狙っている。その国益の内容が何であるかについては、少し後で考察することにするが、日本の国益の観点から本件 . . . 本文を読む
21日から今帰仁グスク桜まつりが始まっています。
http://www.nakijin.jp/nakijin.nsf/doc/11nakijingusuku_sakuramatsuri?OpenDocument
今日24日(月)から28日(金)の間、現代版組踊絵巻 「北山の風 風雲今帰仁城」が上演されます。
また、週末の1/29(土)・30(日)、2/5(土)・6(日)には村内各字のエ . . . 本文を読む
1月22日付琉球新報掲載〈佐藤優のウチナー評論〉で佐藤氏が、20日に東京帝国ホテルで行われた「菅直人内閣総理大臣年頭外交演説会」について書いている。「普天間問題」に関する菅首相の発言を引用しながら〈菅首相には、この瞬間も東京の政治エリートが県民を構造的に差別し、傷つけているという認識が欠如している〉、〈日本全体のためには沖縄は東京の政治エリートの言うとおりの負担をしろということだ〉と批判し、沖縄 . . . 本文を読む
20日は名護市議会の臨時会あり、米軍再編交付金の支給凍結にともなう補正予算の審議が行われるというので傍聴に行った。傍聴席は市民やメディア関係者で埋まっていて、最前列にはテレビカメラが並んでいた。 参考までに当初予定されていた米軍再編交付金による事業は以下の通り。左の数字は事業費、右の( )内の数字はその内の米軍再編交付金額である。
2009年度繰越事業~2009年度の事業費及び米軍再編交付金額 . . . 本文を読む
沖縄防衛局が「名護防衛事務所」の設置に向けて準備を進めているという記事が1月18日付琉球新報に掲載されている。
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-172465-storytopic-53.html
辺野古区にあるアパートの1階に「名護防衛事務所設置準備事務所」が置かれている。稲嶺名護市長が、海にも陸にも新しい基地は造らせない、という . . . 本文を読む
18日は午後から高江に行った。工事は行われていなくて、支援者による作業や見学にきた皆さんへの説明が行われていた。
高江では寒い中、24時間の警戒態勢が続いている。高江の住民の被害は言うまでもなく、沖縄で訓練をした米軍がイラクやアフガニスタンで殺戮をくり返していることを想い、ヘリパッド建設を阻止したい。 . . . 本文を読む
晴れたかと思うと翌日は小雨模様となって風が吹き、記録的な寒さとなる不安定な天気が続いている。17日の県内紙には奄美大島で降った雪の写真が載っている。名護でも霰が降ったという。 この寒さの中、高江ではヘリパッド建設工事が強行されている。
http://takae.ti-da.net/
辺野古の新基地建設が膠着状態にあるなか、日本政府・防衛省・沖縄防衛局は住民の反対の声、抗議行動を . . . 本文を読む
ヤンバルでは早くも明日15日から本部町八重岳で桜祭りが始まる。続いて21日からは今帰仁村の今帰仁城跡で、29日からは名護市のナングスクで桜祭りが行われる。
写真はナングスクの桜。まだほんの一部が咲き始めているだけで、ほとんどの木は蕾が固い。沖縄では桜前線は北から南に進む。八重岳の咲き具合はどうだろうか。
桜が咲き始めたかと思うと、ナングスクではナンキンハゼが色づき…
. . . 本文を読む
1971年1月13日に沖縄にあった毒ガスの第1次移送が行われている。それから40年ということで県内紙は特集を組んでいる。
1969年7月8日、米軍知花弾薬庫地域内で毒ガスが漏れ、要員24人が病院に収容される事故が発生した。米軍は事故をひた隠しにするが、7月18日に米国の『ウォール・ストリート・ジャーナル』の報道によって事故が明らかとなる。当時、沖縄にはGBガス(サリン)、VXガス、マスタードガ . . . 本文を読む
2010年12月21日付琉球新報に〈静岡・損賠訴訟/自衛官自殺は公務災害/国が認定、妻に補償通知〉という記事が載っている。訴訟の概要と公務災害認定の意義を確認するため、長くなるが以下に全文を引用する。
〈【静岡】県出身者子弟の3等空曹=当時(29)=が自殺したのは上官の2等空曹の地位利用のいじめが原因として、妻子と両親が国と2曹に計約1億1千万円の損害賠償を求めた訴訟で、妻が20日、静岡地裁浜 . . . 本文を読む
以下の文章は1月6日付琉球新報に掲載された「新春エッセー」です。1月6日の本ブログで触れたように、一部訂正してあります。
二〇〇八年の夏に所用で北海道の釧路市を訪ねる機会があった。街を歩いていて中国からの観光客が目についた。釧路湿原を走っているトロッコ列車に乗ると、中国語を学んでいる地元の大学生がボランティアで通訳をやっていて、中国からの観光客誘致に市として努力している様子がうかがえた。
. . . 本文を読む
年末・年始と沖縄も冷え込みの厳しい日が続いていたのだが、5日は久しぶりに快晴で暖かい日となった。午後から今帰仁の実家に行き、木々の剪定や草刈り、池の清掃などの作業をやってきた。写真は裏庭に咲いているポインセチア。
去年は台風で葉がやられてどうなるかと思ったが、いつも通りの咲き具合で、この時期、スパンプ(ツワブキ)の黄色い花とポインセチアの赤が映える。
6日は一転して小雨模 . . . 本文を読む