海鳴りの島から

沖縄・ヤンバルより…目取真俊

石垣島の自衛隊基地着工に反対する。

2019-02-28 23:51:45 | 米軍・自衛隊・基地問題
 先だって、石垣島に住む大学時代の同級生が辺野古のゲート前を訪ねてくれた。以前、高江でヘリパッド建設に反対する行動を行っていた時も、わざわざ応援に来てくれた。カヌーで海に出ていて、残念ながら会うことはできなかったが、深く感謝している。辺野古の現状を見て考えることも多かっただろう。  同級生は石垣島で自衛隊基地に反対する運動を取り組んでいる。明日3月1日にも、自衛隊基地着工が報道されていて、資材搬 . . . 本文を読む

琉球セメント桟橋での水曜大行動

2019-02-27 23:53:36 | 米軍・自衛隊・基地問題
 27日(水)は名護市安和区の琉球セメント桟橋で水曜大行動が行われた。午前8時45分頃、カヌーチームが現地に着いたときには、桟橋にmarumasa3号が接岸し、土砂を搬入していた。喫水線はすでに満杯を示していて、急いで海に出て抗議行動に入った。  海岸から見ていては現場の状況が分からないだろうが、桟橋周辺では工夫を凝らした抗議と抵抗が行われている。網が張られれば、逆にそれ . . . 本文を読む

N4護岸は法面の補強。②-1工区では土砂投入、②工区では防砂シートの設置が進められる。

2019-02-26 23:53:26 | 米軍・自衛隊・基地問題
 26日(火)は朝、カヌー7艇で松田ぬ浜を出発した。辺野古のリーフ内にもうねりが入っており、辺野古先の岩場一帯は波が激しく砕けていた。N4護岸は先端まで被覆ブロックが積まれていたが、新たに捨て石を投下して伸ばす作業はなかった。  この日は午前中、N4護岸の起点部付近の法面に砕石を落とし、ショベルカーで打ち固めて整備する作業が行われていた。高波対策で法面を補強すると同時に、作業しや . . . 本文を読む

②工区への土砂投入まであと1か月、この現実にどう立ち向かうか。

2019-02-25 23:45:35 | 米軍・自衛隊・基地問題
 25日(月)は午前中がカヌー9艇、午後が11艇で松田ぬ浜を出発し、抗議船1隻とともに辺野古岬のN4護岸建設に対して抗議行動を行った。  16日の大行動の際、午後は測量が行われたので予定の長さに達したかと思ったが、そのあと被覆ブロックを設置し、さらに捨て石を投下して20メートルほど伸ばしている。今日はその伸ばした部分に被覆ブロックの設置が行われた。  カヌーチームは午前2回 . . . 本文を読む

日米安保体制下の天皇在位30年式典と琉球国の沖縄併合140年、そして県民投票

2019-02-24 23:59:17 | 米軍・自衛隊・基地問題
 この数日間は海上行動を休んで県民投票の活動に力を注いだ。昨日から今日にかけてもチラシ配りその他で駆けずり回ったのだが、印刷、配布、車の運転など協力してくれる人がいて助かった。感謝!  午後10時半頃、名護市の開票所の様子を見に行った。すでに最終点検に入っていた。写真で分かるように反対が圧倒的に多かった。開票所の係りの話では、名護市の投票率はぎりぎりで50パーセントを超えたようだ。低投票 . . . 本文を読む

県民投票の前に考えること/隠されてきた軟弱地盤問題ー血税の浪費を許してはいけない。

2019-02-23 10:43:19 | 米軍・自衛隊・基地問題
 上の4枚の写真は2016年の2月16日と3月1日のものだ。当時、長島の近くではクレーン付き台船が海底ボーリング調査を長期間にわたって行っていた。  カヌーチームはオイルフェンスやフロートを超えて抗議行動を繰り返していたが、ほかの調査地点に比べて極端に期間が長いので、その理由について話し合うこともあった。  これだけ慎重に調査を行うからには、海底に何か問題があるのだろう、と考え . . . 本文を読む

県民投票に向けたチラシ配りと島バラほか

2019-02-21 23:58:21 | 米軍・自衛隊・基地問題
 21日は午前、午後と県民投票に向けたティダの会のチラシ配布をしながら、原稿書きに追われた。夜はティダの会の会議で、県民投票の現状確認と残り期間の取り組みについて話し合った。  街宣車による宣伝や戸別訪問、チラシ配布、ポスターの作成と張り出し、電話作戦など、ティダの会のメンバーがそれぞれ手分けして取り組んでいる。異論はあっても、やると決まれば徹底してやる。辺野古新基地建設阻止のために力を . . . 本文を読む

旧暦1月16日/琉球セメント桟橋での抗議行動

2019-02-20 23:57:47 | 米軍・自衛隊・基地問題
 20日は旧暦の1月16日で、沖縄ではぐそー(あの世)の正月を迎える大切な日だ。この日は墓掃除をして仏壇にお供えをしないといけないので、カヌーは休みを取った。午前中は県民投票に向けてティダの会で作成したチラシの印刷などをやり、午後1時過ぎに安和の琉球セメント桟橋に行って、短時間だが抗議行動に参加した。  桟橋のゲート前では、50~60人ほどの市民がプラカードやのぼりを手に歩い . . . 本文を読む

ゲート前の抗議行動/海上作業は無し。

2019-02-19 23:58:14 | 米軍・自衛隊・基地問題
 19日(火)は強風のため海が荒れ、海上行動は中止となったので、カヌーメンバーは午前中、手分けして県民投票のチラシ配布を行った。  チラシ配布の合間にゲート前に行き、第1回目の資材搬入に抗議する座り込みに参加した。前日、「国地方係争処理委員会」が、沖縄県の埋め立て承認撤回の効力を停止した国交大臣の決定に対し、県が不服として審査請求していた件を、実質審議をしないで却下した。総務 . . . 本文を読む

県民投票に行く前に、読んでほしい記事。

2019-02-18 12:15:34 | 米軍・自衛隊・基地問題
 上の新聞記事は、1995年9月8日付琉球新報夕刊に、下の記事は1995年9月9日付沖縄タイムス朝刊に掲載されたものだ。同年9月4日に発生した3人の米兵による女子児童への事件を報じた両紙の最初の記事である。辺野古新基地建設をめぐる問題は、すべてこの事件から始まった。  もう事件から23年以上がたち、現在30代以下の人は、この記事を目にしたことがない人がほとんどだろう。当時、この記事を目に . . . 本文を読む

N4~K8護岸の建設に反対する海上大行動/すべてはこの事件から始まった。

2019-02-17 12:46:23 | 米軍・自衛隊・基地問題
 16日(土)は朝、カヌー41艇で松田ぬ浜を出発した。辺野古先付近で抗議船7隻、ゴムボート1隻と合流し、目の前で行われているN4護岸の建設工事に反対する海上大行動を行った。  途中、K4護岸のそばを通ると、護岸の内側にダンプカーが栗石を投下していた。防砂シートを敷く前に被覆ブロックを埋める作業で、②工区での埋め立て土砂投入に向けての準備が進められている。  辺野古岬側の②-1工区ではい . . . 本文を読む

ゲート前の座り込み抗議行動と県民投票のチラシ配布ほか。

2019-02-15 23:55:20 | 米軍・自衛隊・基地問題
 15日(金)はカヌー7艇でマツダぬ浜を出発した。ほかにカヌー3艇が初心者練習を行った。私は明日の海上大講堂への参加呼びかけをゲート前で行ない、辺野古集落に県民投票のチラシを配布するため、この日はカヌーは休んでゲート前に行った。  ゲート前に行く前に豊原の高台から辺野古川の海の様子を見た。午前8時25分頃に豊原から見ると、浜を出たカヌーチームが辺野古先に向かっているところだった。K4 . . . 本文を読む

大浦湾のオイルフェンス開口部で土砂運搬船に抗議行動

2019-02-13 23:55:40 | 米軍・自衛隊・基地問題
 13日(水)はカヌー9艇と抗議船2隻で、埋め立て用土砂を積んで大浦湾に入ってくるガット船(土砂運搬船)に対し、抗議行動を行った。  いつもより早めに出発する予定だったが、雨が降ったため予定より遅くなり、オイルフェンスの開口部付近に来た時には、作業和船やタグボートが集まって作業が始まっていた。急いで船から下り、カヌーでオイルフェンスに取り付いて開口部が開けられるのを止めようとした . . . 本文を読む

K9護岸での土砂陸揚げとN4護岸の建設にカヌーで抗議。

2019-02-12 22:08:35 | 米軍・自衛隊・基地問題
 12日(火)は朝、カヌー11艇で松田ぬ浜を出発した。抗議船は3隻が出港した。辺野古岬付近までカヌーを漕ぎ、そのあと抗議船に乗ってK9護岸に移動した。この日はドイツの国営放送が取材に訪れていて、午前中、K9護岸での抗議行動を取材していた。  前日から引き続き陸揚げを行っていたランプウェイ台船の土砂は少量で、1時間程度で作業を終え、9時49分にはk9護岸を離岸した。その . . . 本文を読む

海上での作業はなし。小雨の中、カヌーを漕いで状況確認。

2019-02-11 23:14:53 | 米軍・自衛隊・基地問題
 11日(月)は朝、カヌー11艇で松田ぬ浜を出発した。時折小雨が降るなかN4護岸を目指したが、8時半になっても作業員は姿を見せず、この日はN4護岸の建設やK1~K4護岸の防砂シート設置などの工事は行われなかった。  N4護岸はすでに起点部から海に70メートルほど伸びている。側面には被覆ブロックが20列まで設置されている。  抗議船1隻が出て辺野古側の様子を見たあと、瀬嵩側に . . . 本文を読む