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海鳴りの島から

沖縄・ヤンバルより…目取真俊

5月19日の辺野古側埋め立て工区と大浦湾の様子

2025-05-19 23:51:13 | 米軍・自衛隊・基地問題
 19日(月)は午後12時40分頃、豊原の高台から辺野古側埋め立て工区の様子を見た。  この日は5・15平和行進に参加した皆さんが大勢ゲート前に集まり、1回目と2回目の資材搬入が阻止された。  辺野古側埋め立て工区では土砂を運んできて下ろすダンプトラックの動きはなく、ブルドーザーが1台動いて地面を敷き均していた。  K8護岸には土砂を積んだランプウェイ台船が1隻接岸していたが、こ . . . 本文を読む

5月16日の辺野古側埋め立て工区と大浦湾の様子

2025-05-18 15:37:06 | 米軍・自衛隊・基地問題
 16日(金)は午前8時45分頃、辺野古弾薬庫近くの歩道から大浦湾の様子を見た。  大浦湾では海底の軟弱地盤の改良工事のため6隻のサンドコンパクションパイル船(SCP船)が設置されている。  写真の2隻並んだSCP船の左側に砂を積んだ台船が横付けされ、砂杭用の砂を移す作業が行われていた。  A護岸の鋼管矢板の打ち込みが進み、弾薬庫側の歩道からも作業が見えるようになっている . . . 本文を読む

施政権返還から53年の沖縄/辺野古新工事用ゲート前抗議行動

2025-05-16 20:18:48 | 米軍・自衛隊・基地問題
 16日(金)は午前8時45分頃、辺野古弾薬庫近くの新工事用ゲート前に行き、この日1回目の資材搬入に対する抗議行動に参加した。  市民24人が集まり、ゲート前に座り込んだりプラカードを掲げて、新基地建設に反対した。  沖縄の施政権が返還された1972年5月15日、私は小学校6年生だった。  それから53年間、沖縄の現実を見てきたが米軍基地の実態は変わらず、自衛隊の強化 . . . 本文を読む

米軍ヘリから重さ18kgのバッグが民間地域に落下/施政権返還から53年経ってもこのありさま

2025-05-15 23:59:34 | 米軍・自衛隊・基地問題
 県内メディアによれば、13日午後4時頃、今帰仁村湧川区と名護市呉我区の境界付近に米軍普天間基地所属のUH1多用途ヘリが、重さ18kgのバッグを落下させたという。  在沖米海兵隊は「不注意が原因」と発表しているが、人に直撃すれば死亡事故になってもおかしくない。バッグの中には信号炎管が入っていて、山火事になる危険もある。「不注意」ですまされない深刻な事故だ。  落下場所は地元の人ならすぐにジャン . . . 本文を読む

「地を這う声のために」第8回の3

2025-05-09 22:58:28 | 米軍・自衛隊・基地問題
 現在、防衛省・自衛隊は強い危機感を持って自衛官募集業務に力を入れている。『令和6年版防衛白書』の第Ⅳ部第2章〈防衛力の中核である自衛隊員の能力を発揮するための基盤の強化〉では、2023年2月に設置された「防衛省・自衛隊の人的基盤の強化に関する有識者検討会」の提言を受け、〈部外人材も含めた多様な人材確保〉、〈隊員のライフサイクル全般における活躍の推進〉などの施策が示されている。  自衛官の募集に . . . 本文を読む

「地を這う声のために」第8回の2

2025-05-09 22:50:30 | 米軍・自衛隊・基地問題
 1の違反事案の背景には、「特定秘密」に関する自衛隊幹部の認識と判断の甘さに加え、有資格者だけでは業務をこなせない、という人員不足の問題がある。自衛隊にとって人員不足=定員割れの問題は創設以来のものだが、急速に少子化が進むなかでより深刻さを増している。  防衛省・自衛隊のホームページによれば、2024年3月31日時点の自衛官の定員と現員、充足率は以下の通りである。  陸上自衛隊   定員   . . . 本文を読む

「地を這う声のために」第8回の1

2025-05-09 22:44:36 | 米軍・自衛隊・基地問題
 以下の文章は2024年10月15日に執筆し、『越境広場』14号(2025年3月25日刊)に掲載されたものです。    7月12日に防衛省は、「特定秘密」の取り扱いなど4つの項目で違反と不正があったとし、自衛官218人の大量処分を発表した。さらに、海上自衛隊のトップである海上幕僚長が責任を取って交代し、事実上の更迭がなされた。処分内容は同日付の「NHK NEWS WEB」が詳細に報じ . . . 本文を読む

5月2日現在の美謝川切り替え工事の様子

2025-05-06 23:59:11 | 米軍・自衛隊・基地問題
 写真は5月2日に撮影した美謝川切り替え工事の様子だ。  周辺の森の伐採と盛り土による整地が大きく進んでいる。  A護岸とK9護岸が完成したあと、その内側を埋め立てる土砂として、この一帯は切り崩されて利用される。  辺野古新基地建設は埋め立てによる海の破壊だけではない。こうやってヤンバルの貴重な森も破壊されている。  山止めの鋼矢板に沿って立坑から辺野古ダムをつ . . . 本文を読む

5月2日の辺野古側埋め立て工区と大浦湾の様子

2025-05-03 23:59:09 | 米軍・自衛隊・基地問題
 2日(金)は午前11時40分頃、辺野古弾薬庫近くの歩道から大浦湾の様子を見た。  手前に見える白い砂を載せた台船は、バックホウで海底を浚渫しているのだが、周辺を囲った汚濁防止膜の外まで濁りが広がっていた。  向かって左側のサンドコンパクションパイル船(SCP船)・第80光号では、横付けしたクレーン付台船から砂を移す作業が行われていた。砂杭の打設に使われるものだ。 . . . 本文を読む

辺野古新工事用ゲート前での抗議行動

2025-05-02 23:51:44 | 米軍・自衛隊・基地問題
 5月2日(金)は午前11時48分頃、辺野古弾薬庫近くの新工事用ゲート前に行き、この日2回目の資材搬入に対する抗議行動に参加した。  市民13人がゲート前に集まった。午前11時54分頃、最初のミキサー車がゲート前にやってきた。  市民は歌を歌いながら座り込みを続け、機動隊に全員が強制排除されて工事車両が入り始めたのが午後12時15分頃だった。  2回目 . . . 本文を読む

海上ヤードの石材と仮置き用土砂を運び込むガット船に抗議

2025-04-30 23:23:42 | 米軍・自衛隊・基地問題
 4月も最終日となった。30日(水)はカヌー4艇と抗議船1隻(平和丸)で海上行動を行った。  カヌーチームは午前7時59分頃、松田ぬ浜を出発し、平和丸に乗って大浦湾に移動した。  午前8時10分頃、辺野古崎のK8護岸では、ランプウェイ台船2隻から仮置き用土砂の陸揚げが始まっていた。  午前8時40分頃、砂採取運搬船1隻(第十八太海丸)とガット船4隻(第八太海丸、進朋、聖嶺 . . . 本文を読む

4・25海上大行動

2025-04-25 23:51:37 | 米軍・自衛隊・基地問題
 2017年4月25日に沖縄防衛局は、根固め用袋材5個を浜に置いてK9護岸着工を打ち出し、大浦湾側での工事開始を大々的に宣伝した。  海上保安庁に守られての着工に対し、カヌーチームはフロートを越えて浜に向かい抗議した。  以来、毎年この日には海上大行動を行ってきた。今年は長島近くでサンドコンパクションパイル船やトレミー船が軟弱地盤の改良工事を行っているので、それを正面に見据えて . . . 本文を読む

4月24日の辺野古側埋め立て工区と大浦湾の様子

2025-04-24 23:59:11 | 米軍・自衛隊・基地問題
 24日(木)は午前11時46分頃、辺野古弾薬庫近くの歩道から大浦湾の様子を見た。  大浦湾では現在、6隻のサンドコンパクションパイル船(SCP船)が、海底の軟弱地盤改良のため砂杭の打設作業を行っている。  この位置からは4隻の様子が見える。 左から2隻目のSCP船は、砂を運搬する第十八太海丸が台船をはさんで横付けされ、バイブロハンマーも動いて砂杭の打設を行っていた。   . . . 本文を読む

辺野古新基地建設に反対するゲート前行動

2025-04-24 18:15:37 | 米軍・自衛隊・基地問題
 21日(木)は午前11時52分頃、辺野古弾薬庫近くの新工事用ゲート前に行き、この日2回目の資材搬入に対する抗議行動に参加した。  38人の市民がゲート前に集まり、座り込みやプラカードを掲げて、挨拶や歌、シュプレヒコールで新基地建設反対を訴えた。  米兵による性暴力事件が2件報道されている。そのうちの1件は米軍基地内で起こったものだ。  容疑者の米兵はトイレ内 . . . 本文を読む

80年前に起こった日本軍による住民虐殺/軍隊は住民を守らない

2025-04-17 23:55:53 | 米軍・自衛隊・基地問題
 16日(水)は八重岳からの帰りに、本部町伊豆味にある「照屋忠英先生遺徳顕彰碑」に寄って手を合わせてきた。  照屋氏は本部や今帰仁で国民学校の校長を務めた教育者である。  80年前の4月17日、照屋氏は日本軍にスパイの疑いをかけられ虐殺された。  実行したのは今帰仁村の運天港に配置されていた海軍部隊である。  彼らは米軍の攻撃で魚雷艇や特殊潜航艇(蛟竜)が破壊されたあと、陸戦隊とな . . . 本文を読む