1月29日と30日に沖縄防衛局は、大型のクレーン付台船を使って大浦湾の北側と東側に巨大なコンクリートブロックを投入した。上の写真は水深3~4メートル付近に沈められているそのコンクリートブロックの様子である。それぞれ20t-10、20t-13、20t-18という番号が赤いペンキで記されている。20tは重さが20トンということだろう。
1辺がカヌーの長さほどもある巨大 . . . 本文を読む
30日は早朝、ゲート前で警察に抗議しているマイクの声がテント村2まで聞こえてきた。ゲート前では24時間の警戒態勢が続いていて、寒さや雨に耐えながらブルーシートのテントで寝泊まりしている人も多い。森の向こうから聞こえるマイクの音を聞きながらカヌーでの抗議行動の準備をした。
午前8時50分頃、カヌー17艇とゴムボート1隻、船3隻で瀬嵩の浜を出発した。大浦湾を分断したオイルフェンス . . . 本文を読む
1月29日に名護市議会は「大浦湾・辺野古崎周辺海域とキャンプ・シュワーブゲート前における海上保安庁と沖縄県警による過剰警備に抗議し、政府・沖縄防衛局の埋め立て作業の即時中止を求める意見書」を賛成多数で可決した。
http://www.rbc.co.jp/news_rbc/%e5%90%8d%e8%ad%b7%e5%b8%82%e8%ad%b0%e4%bc%9a%e3%80%80%e6%94%b . . . 本文を読む
28日はカヌー16艇が瀬嵩の浜を出発した。ゴムボート1隻と船4隻とともに午前中は、瀬嵩側に南北に伸びているオイルフェンスの南側の崖付近で抗議行動を行った。オイルフェンス沿いでは作業を行っている大型のクレーン付台船に一番近い所で、カヌーや船が移動すると海上保安庁のゴムボートがついてきて、オイルフェンスをはさんでにらみあう状態となった。
海上保 . . . 本文を読む
27日は早朝、大浦湾にクレーンと2本のスパッドを備えた大型の作業台船が2隻入った。写真は午後4時過ぎに撮ったものだが、他にもタグボートや作業船が数隻動いていた。テレビのニュースを見ると、クレーンで吊った四角いコンクリートの塊を海を沈めている。フロートのアンカーにするのだろうが、沈められた海底ではサンゴや藻場が破壊される。広範囲に設置されたオイルフェンスやフロートのアンカーだけでも、大浦湾 . . . 本文を読む
1月20日の午後2時半頃、海上抗議行動を撮影していた映画監督の影山あさ子さんに対して、海上保安庁の保安官が馬乗りになって撮影を妨害し、カメラを奪い取ろうとつかみかかったことが問題となっている。海保側は〈女性をかわして奥に進んだ〉(1月23日付琉球新報電子版)と弁解しているが、琉球新報の記者が撮った写真が海保の嘘を暴いている。
http://ryukyushimpo.jp/news/storyi . . . 本文を読む
70年前の沖縄戦のとき、私の父は14歳で沖縄県立第三中学校(現県立名護高校)の学生だった。鉄血勤皇隊として本部の八重岳に配置され、日本軍の擲弾筒隊の弾運びをやったと話していた。4月の中旬に本部半島にいた日本軍・独立混成第44旅団第2歩兵隊(通称宇土部隊)は米軍の攻撃に敗走して名護の多野岳に移動する。
父は三中の仲間たちと八重岳の南側(勝山)に下り、三土手から羽地の武田薬草園近くを通って伊差川 . . . 本文を読む
M:ウチナーぬん冬(ぷゆ)ないばからや、てーげーぴーせんばーえっしが、めーなち海かい行じてぃカヌーふじゅしん、てーげー難儀(なんじ)わじゃえっさーやー。
S:なんじえってぃんさんねーならんばーえっさ。ちゃっさ選挙じ勝たばん、日本政府りいうしやウチナーぬ民意や知らんぷーなーしち、新基地建設ぬ工事強行すんばーえっとぅ。
M:わたーむげーてぃ、ぷしがらんさーやー。
S:ウチナンチューやちゅーにんじ . . . 本文を読む
21日は大浦湾を分断するオイルフェンスの設置作業が行われ、カヌーチームと船団で午前・午後と抗議行動を行った。オイルフェンスを引っ張ってくる作業船に対し、アンカーを打った場所を示すオレンジの浮き球に先回りして抗議をくり返す。大浦湾を西から東への移動しながらの抗議となった。
大浦湾にしては風や波は穏やかだったが、単にカヌーを漕ぐだけでなく、海上保安庁と対峙しながらなので、肉体 . . . 本文を読む
20日は朝、瀬嵩の浜からカヌーチーム16艇が出発すると、前日設置されたオイルフェンスが流されていた。途中で黄色いブイに引っかかり、蛇行した状態となっていたが、ずさんな作業の実態を示している。
フロートに比べてオイルフェンスが波の圧力をより多く受けるのは分かりきったことだ。カヌーに乗り越えられないようにオイルフェンスに換えたら換えたで、早くもこういう失敗をしている。気になるのは、ア . . . 本文を読む
19日は午前8時過ぎに辺野古の松田ぬ浜から13艇のカヌーが大浦湾を目ざして出発した。平島と長島の間を抜けて航路標識まで漕ぐと、海上保安庁のゴムボートがまわりを囲んで威嚇を始める。浮き桟橋に向かって漕ぐカヌーチームのそばにつきまとい、強制排除をちらつかせた。
https://www.youtube.com/watch?v=lqrzIssbhCo&feature=youtu.b . . . 本文を読む
17日は3隻の船に曳航されてカヌーチームが松田ぬ浜を出発するとすぐに、待ちかまえていたように海上保安庁のゴムボートが集まって併走し始めた。浮き桟橋付近まで来たときには海保の船やゴムボートなど30隻ほどがまわりを囲んでいた。新基地建設を強行しようとする安倍政権の意思を示した形だろうが、海保の職員たちは目の前の海を埋め立てて破壊することに、何の痛みも感じないのだろうか。
県知事選挙や . . . 本文を読む
16日は午前8時過ぎにカヌー19艇、船3隻、ゴムボート1隻の体制で松田ぬ浜を出発し、海上保安庁の浮き桟橋が設置された場所を目ざした。前日で浮き桟橋とまわりを囲むオイルフェンスの設置はすんでいて、この日は午前中、浮き桟橋の側面に着岸緩衝材を取り付ける作業が行われていた。そのあと海保のゴムボートがクレーンで吊り下げられて次々と海に下ろされ、浮き桟橋の両側に並べられていった。カヌーチームはオイルフェン . . . 本文を読む
15日はいよいよ海上作業が再開されるということで、25艇のカヌーが海上にくり出した。船やゴムボートのサボートを得ながら大浦湾に向かい、浮き桟橋が設置される場所で待機した。午前8時40分頃、未明にゲートから入ったクレーン車が姿を見せ、オイルフェンスを下ろし始めた。
海上保安庁のゴムーボート6隻と船数隻が弾圧態勢を敷くなかで、オイルフェンスに続いて作業船を海に下ろし始めた . . . 本文を読む
https://www.youtube.com/watch?v=JfR2EAhmGwo&feature=youtu.be
1月14日深夜から翌15日未明にかけて、沖縄防衛局は沖縄県警と民間警備会社ALSOKの助けを借りて、キャンプ・シュワブにフロート設置用のクレーン車やバックホーなどを搬入した。15日に海上作業再開が報じられるなか、深夜にもかかわらずゲート前には100名以上 . . . 本文を読む