海鳴りの島から

沖縄・ヤンバルより…目取真俊

ゲート前で示す辺野古新基地反対の意思と強行され続ける工事

2020-08-04 23:48:18 | 米軍・自衛隊・基地問題

 

 4日(火)は午前8時58分頃、辺野古のキャンプ・シュワブゲート前に行き、1回目の資材搬入に対する抗議行動に参加した。新型コロナウイルスの感染拡大により、オール沖縄会議は4日から18日までゲート前の抗議行動を休止するとしている。

 今日は有志数名が距離をとって座り込み、機動隊との接触を避けて最後は自ら移動した。困難な状況下ではあるが、唾液を拡散しないように注意し、静かにプラカードを掲げて反対の意思を示すなど、工夫しながら抗議行動を行っていた。

 日本政府・沖縄防衛局は、作業員や警備員から感染者が出ることを意に介さないで工事を続けている。沖縄では今日83人の新たな感染者が出ている。ほかにキャンプ・ハンセンからも12人の感染者が出ていて、米軍基地内に出入りしている作業員の中にも不安を感じている人は多いはずだ。

 そもそも沖縄でこれだけ感染者が出ている最大の原因は米軍基地にある。観光客にばかり焦点を当てるのは一面的であり、全国のほかの観光地と比べても、沖縄のひどさはケタ違いだ。米軍関係者の大量感染が発生した2週間後から沖縄県民の感染が急増し、「Go To トラベル」より前にすでに状況は悪化していたのだ。

 日本政府・沖縄防衛局は県内の全基地を封鎖し、即座に辺野古新基地建設を止めるべきだ。これ以上沖縄県民に犠牲を強要することは許されない。沖縄に来る観光客にも感染は広がる。沖縄の諸産業が受ける打撃は計り知れず、まさに沖縄にとって基地は諸悪の根源である。

 ゲートからは生コン車や砂利、砂、砕石などを積んだ工事車両が入っていった。生コンプラントで使用する原料も搬入されていた。

 市民はゲート周辺や歩道でプラカードを掲げ、工事車両や国道を通行する車両に抗議の意思を示した。

 午前10時35分頃、ゲート前から豊原の高台に移動して埋め立て状況を確認した。この日は靄(もや)がかかって視界が悪かった。K8護岸にはランプウェイ台船が接岸し、②工区に土砂が運ばれて投入されていた。

 午前10時45分頃、松田ぬ浜に移動してK2護岸の嵩上げ工事の様子を見た。向かって右端の二つのL字型擁壁の間に、新たに台座の型枠が組まれ、そこに生コンが打設されていた。写真では左端の台座が見えにくいが、現在11基目の擁壁の台座が造られている。

 松田ぬ浜と金網のフェンスを挟んだキャンプ・シュワブ内の砂浜では、単管の足場が組まれてボーリング調査が行われていた。ここでも新たな動きが始まっているので注意したい。

 午前11時15分頃、瀬嵩の海岸に行き大浦湾の様子を見た。K9護岸ではランプウェイ台船が接岸し、土砂の陸揚げが行われていた。K8護岸では台船の入れ替えが行われていたらしく、護岸上にダンプカーの姿が見えなかった。

 ガット船は進朋、聖祐、第八藤進、marumasa2号、栄雄丸の5隻が停泊し、土砂の積み替え作業を行っていた。午後からガット船の入れ替えがあったようで、夜間は第八藤進、第八そうほう丸、聖祐、美鍛丸、清明、第百三十六伊勢丸の6隻が停泊している。

 


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