海鳴りの島から

沖縄・ヤンバルより…目取真俊

海上監視活動/大浦湾にランプウェイ台船などが戻る

2024-08-05 22:50:16 | 米軍・自衛隊・基地問題

 5日(月)は平和丸1隻を出して、海上から工事の様子などを監視した。

 午後1時32分頃、平和丸に乗って辺野古漁港から出港しようとすると、サンゴの移植作業を終えた船が入れ違いで戻ってきた。

 航路から沖に出て大浦湾に向かおうとしたが、ランプウェイ台船などが入ってくるところで海保の規制が予想され、波が高かったこともあってUターンし、辺野古側の海域からが工事の状況を確認した。

 台風避難で羽地内海にいたランプウェイ台船やクレーン付台船が大浦湾に戻ってきている。

 ただ、安和の琉球セメント桟橋出口の交通事故以降、ガット船への土砂積み込みと大浦湾での陸揚げが止まっているので、ランプウェイ台船などの戻りは、いつもに比べて遅れている。

 K5護岸では消波ブロックの設置作業が続いているが、積み方が悪く修正作業に時間を取られているようだった。K1~K4護岸などは規則正しく整然と消波ブロックが積まれているが、K5護岸は並びが乱れている。

 午後3時11分頃、瀬嵩の森から大浦湾の様子を見た。

 3日(土)に試験で打ち込まれていたA護岸の鋼管杭2本が抜き取られたとのこと。

 瀬嵩の森から見ても、海面に出ていた鋼管杭は無くなっていた。

 沖縄防衛局はお盆明けにA護岸の鋼管杭打ち込み開始を打ち出している。本来は今月1日から始まっていた打ち込みだが、台風による遅れは大したことがないように沖縄防衛局は宣伝している。

 何をごまかしているんだろうか。軟弱地盤の問題がなければ、何年も前に終わっているべき工事だろうが。

 赤白のスパッド2本を持ったクレーン付台船は、カヌチャ側の沖に停泊していた。今後の動きに注意したい。

 


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