日々の出来事

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社会保険労務士さんのセミナー

2014-02-02 22:01:00 | Weblog
同業者の勉強会で、朝から一日社会保険労務士さんの講義を拝聴してきました。

旧来、動物病院は雇用に関する意識が低く、私も若い頃に残業代が付いたことなど皆無でした。
逆に言うと、研修医だった頃はいくら残っていても許された。
それ故に多くの経験ができた・・・と今では感謝(?)しています。

大きな手術の術後の管理で、夜中も付きっきりで検査・介抱していた頃が懐かしいです。
今なら違法労働の典型なのでしょうが、当時はそれがごく普通でした。
残られる側にも、そこに悪意はないのです。
お互いに純粋に獣医師とはそういうものだと感じていて、何の不満も感じませんでした。
こちらも多くの経験をさせていただいている・・・そういう感覚でした。

与えられたマニュアルではなく、「技は盗め・・・」

そういう時代の最期の生き残りなのかもしれません。

晩ご飯代がでればめっけもの、何日か泊まり込みなんて当時は当たり前でした。
部室のシャワーを浴び、レントゲン室の台の上や床で寝た日が懐かしく思い起こされます。
朝、掃除のおばさんが起こしてくれましたっけ。
教授室のソファーで仮眠していて、教授に起こされたこともありました・・・。

今は、残業申請・許可書・残業手当の支払い、超過勤務厳禁の時代です。
身体や心の健康管理という視点は大切ですが、経験値が下がっているのも事実でしょう。
やる気に甘んじて、違法な労働をしたりさせたりしてはいけないのですね。











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