日々の出来事

当院の出来事を紹介します

アレックス君、大往生

2010-10-21 00:39:57 | Weblog
先日書いた寝たきりの老犬アレックス君が、今日の午後昇天されました。
18歳越えのシェルティで、大往生だったと思います。

午前中に往診して、午後に自宅でお迎えがきたため、ちょっとグレーな院長浅井です。

腎不全が進んで、末梢循環がかなり悪くなっていました。
家族に会わせるなら今のうちですよとお伝えして、娘さんが会いに来てくれていました。

トリミングルームぱうぱうのブログにも出ている、あのマイクロバブルに入っている犬です。
寝たきりではありましたが、お母さんの素晴らしい介護により、
床ずれもなく、またあまり迷惑をかけることもなく、旅立って行きました。

まさに大往生・・・
アレックス君、お疲れさまでした。
お母さん、十分に尽くしてあげましたね。

午後に、死亡確認に伺いました。
長年勤務している看護師2名が着いて来て、お別れしていました。
開業前からの付き合いでした。
さみしくなります。

合掌

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2 コメント

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『ありがとう』 (POCKET)
2010-10-23 00:42:34
老猫『猫皮膚脆弱症候群』のお世話をしているPOCKETです。
その後、皮膚の状態も落ち着いて、老猫にもかかわらず食欲旺盛で元気ハツラツです。ホルモンの関係で食欲があるのでは・・・と言われているので食べ過ぎないように(他のニャンコのご飯まで食べてしまうので)気を付けています。
私も12年ほど前に17歳のわんこを送りました。最後の一年は目も見えなくなって、心細いのか夜鳴きも酷く、夜中に身体を擦った記憶があります。『大丈夫だよ~』っと撫でると安心して寝てくれました。送った時はさすがに声を出して泣いてしまいましたが、大往生でしたので不思議と『ありがとう』という気持ちで落ち着けました。
愛しい家族を送るのは本当に辛いものですが、身体を撫でてあげながら、それを感じながら彼を天国に送れて私も彼も満足だったと思います。そして彼らはいろいろな事を私達に教え与えて役目を果たしてくれるんですね。本当に『ありがとう』ですね。
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POCKETさんへ (あさい)
2010-10-23 02:10:26
コメントをありがとうございました。
アレックスくんは、長い間馴染みの犬でした。
お迎えが近いことはわかっていたので、家族に会えてよかったと思っています。
自宅で看取っていただき、穏やかな旅立ちだったと聞きました。
動物を看取るということ、本人(犬)やご家族を見ていると、ありがとうとかご苦労さんという気持ちになります。
6月に義父うぃ看取りました。これも貴重な経験となり、生き様・死に様を見せていただきました。
生きるということは、重いことなのですね。
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