今日は、左上の犬歯が歯周病で口鼻瘻になりそうな犬の歯科処置を行いました。
口鼻瘻とは、口の中(口腔)と鼻の中(鼻腔)が通じてしまう状態です。
正常ならば通じてはいません。
しかし歯周病がひどくなると、歯根周囲の骨(歯槽骨)が吸収されてしまいます。
犬歯の歯根と鼻腔は、2mm程度の薄い骨しかないため、重度の歯周病では穴があいてしまう場合がけっこうあります。
今日のワンちゃんは、知り合いの獣医さんからのご紹介でした。
手術の時間に見学にいらしたので、ちょっと緊張してしまいました。
一本だけ処理の予定が、他に歯周病の歯が3本見つかり、結局抜歯が必要となりました。
抜歯して歯肉のフラップを作成し、ちょっと出血は多かった(止まりにくかった)ですが、無事終了できました。
歯周病は全身に悪影響のある疾患です。
放置すると様々な全身疾患を引き起こします。
特に心内膜炎や糸球体腎炎などは、重要な病気です。
歯肉のフラップは、歯肉の欠損が大きいと、ちょっと一工夫が必要となります。
今日も近くの歯が歯周病だったので、フラップの作成ラインをどう切るのか・・・、
センスの問われる部分です。
フラップを引き延ばす技術も必要となります。
今までに専門家から習ってきた技術が、役に立ちました!
口鼻瘻とは、口の中(口腔)と鼻の中(鼻腔)が通じてしまう状態です。
正常ならば通じてはいません。
しかし歯周病がひどくなると、歯根周囲の骨(歯槽骨)が吸収されてしまいます。
犬歯の歯根と鼻腔は、2mm程度の薄い骨しかないため、重度の歯周病では穴があいてしまう場合がけっこうあります。
今日のワンちゃんは、知り合いの獣医さんからのご紹介でした。
手術の時間に見学にいらしたので、ちょっと緊張してしまいました。
一本だけ処理の予定が、他に歯周病の歯が3本見つかり、結局抜歯が必要となりました。
抜歯して歯肉のフラップを作成し、ちょっと出血は多かった(止まりにくかった)ですが、無事終了できました。
歯周病は全身に悪影響のある疾患です。
放置すると様々な全身疾患を引き起こします。
特に心内膜炎や糸球体腎炎などは、重要な病気です。
歯肉のフラップは、歯肉の欠損が大きいと、ちょっと一工夫が必要となります。
今日も近くの歯が歯周病だったので、フラップの作成ラインをどう切るのか・・・、
センスの問われる部分です。
フラップを引き延ばす技術も必要となります。
今までに専門家から習ってきた技術が、役に立ちました!
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