脂肪肝、と言うと食べ過ぎてなるイメージを持つ方が大半です。人ではお酒の飲み過ぎや食べ過ぎでおこるようです。動物の場合、犬ではないようですが、猫では食欲不振に伴う絶食で脂肪肝が高率に発生します。絶食により体脂肪が使われ中性脂肪となって血液を介して肝臓に流入します。そのままエネルギーに変換されればよいのですが、猫はこの変換効率が悪いため肝臓に貯まりやすいのです。従って、点滴の他に高カロリーな食事をチューブを利用して与えることが必要不可欠です。脂肪肝なのに高カロリー食を与えることが治療になるなんて、ちょっと不思議な感じがしませんか?
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