日々の出来事

当院の出来事を紹介します

世の中は連休

2012-12-24 23:54:33 | Weblog
世の中は連休だったようですが、当院は普通に診療をしていました。

その間、簡単なものから、なかなか複雑なケースまで、様々な患者さんが来られました。
今日は、異物(裁縫用の針)を飲み込んだ猫が入院されました。
明日、摘出手術となります。

年末で、トリミング部門は大忙しです。
予約の段階で、昨年の件数を越えてしまい、すでにご予約は閉め切らせていただきました。
トリマーが二名でフル回転していますが、これ以上は年内は無理・・・だそうです。

今朝は、一週間肺炎で入院していた高齢のワンちゃんが、旅だって行かれました。
飼い主さんはご都合で県外に出かけていらしたのですが、今日戻ってこられる予定でした。
何とかもたせて看取らせてさしあげたかったのですが、願いかなわず急変してしまいました・・・。

弱って入院していたウサギさんは、血管内点滴によりかなり元気になってきました。
盲腸鼓張から腎不全になっていて、代謝性アシドーシスになっていました。
検査結果に基づいての理論的な点滴は、正しく行われれば劇的に効くものです。
今回はうまくいっているように感じます。

明日は予約診療日なんですが、異物摘出手術と歯周病の抜歯処置が予定されています。
年末年始は、多くの動物病院がお休みに入りますので、うちのような動物病院は逆に繁忙期です。
私は開業して以来、15年間正月休みをしたことはありません。
診療時間は絞らせていただいてはいますが・・・。

いまのところ新潟県内に、救急動物病院はないのです。
自分が診れる範囲は、自分で診るしかありません。
したがって、まだまだ診療は続きます・・・。
これは、私の獣医師人生における「修行」なんだと認識しています。