俺もお前も人生の敗北者

とりあえず否定から入るネガティブ思考で常にB級嗜好なATOPのブログ

モロッコにいった話19(フェズからのラバトのカサブランカ・モロッコ8日目後半)

2013-11-19 23:29:16 | モロッコ旅行2013
前回までのあらすじ

午前中「フェズ」の街を自由散策をし、ガイドのハサンと合流して陶器工場まで来ました。書いていないので当たり前ですが、僕はどこへ連れて行かれても基本的にお土産を買わないので紹介が淡白になってしまってます…。さて迎えた午後、モロッコ旅行もこの日がほぼ最終日となります。

9月24日 現地時間13:30頃

「よぉし、次はお待ちかねのなめし皮工房へいきまっせ」とハサン。お待ちかね?なのかはさておき、革工場の現場を見たことがなかったので興味津々。



そういえばと思い出していたんですが、たしか今年やっていたアンドレアス・グルスキー展にもこんな作品があったような。革工場ってにおいがきついとよく言われていますが、ここはそんなにもにおいがしませんでした。工場長的な人が説明してくれたのですが、今となっては何も思い出せません。「赤色は〇〇が原料で~」とか言ってたんですけど思い出せない…。あ、このおやっさんもいい人です。




「じゃあ、実際の製品をみましょう」とお店へ。

製品には全く興味がない小生はMさん待ち。モロッコ土産としては定番の「バブーシュ」(革でできたスリッパ的な履物)もこれでもか!ってくらいカラーバリエーションがありました。



僕が座っているとおやっさんが「お前が履いているそれはなんだ?」と聞いてきました。僕は2日目以降ずっとクロックスを履いていたんですがモロッコだとすごい目立ちます…おやっさんにこれは「クロックスって履物なんだけど…どこのブランド化はよくわからないんだけど、科学樹脂でできてる」といったら「いくらぐらいするんだ?」と聞かれれて「デザインにもよるけど日本で3000円くらい」といったらおやっさんが「くはっ!」って驚いてました。ちなみにここで売られているバブーシュも3000円くらいする高級品でした。

それからフェズに別れを告げ、首都「ラバト」へ。「首都なんだけど観光的には何もないんだよね」という烙印を押された街。実際ほとんどないわけですが。

僕はラバトに着く間の記憶がごっそり抜けおちているんですがなにをしていたんでしょうか…。唯一覚えているのがMさんがスーパーマーケットいったときに「英語を話せないからってイエスとメイビーしか言わないのはよくない」とハサンにマジ説教されてたことしかないですなぁ~(笑。いやそれ以外は何をしてたんだろうか…寝ていたという気もしないんだけど、突然ラバトについてます。



ハッサン塔です。未完成だそうです。完成する予定もあるのかもわかりません。



そのあと近くにある崖沿いの観光スポットへ。が、しかし、無念のタイムアップでそのビューポイントへ行くことはかなわず。




とりあえず海は見ることに。久々の大西洋に落ちる夕陽。すばらしいなぁ。



ただここラバトでは、説教され凹んでるMさんがうーだあーだ言っているのを知ってか知らずかハサンは「ガイドブック持ってるならしっかり説明読んでくれ、持ってた方がいい」といって送り出してくれました(笑。僕もなんでハサンがこんなに鼻息荒いのかわかっていなかったんですが、考えてみれば昼飯食ってないんですなぁ(現在18:30)。僕は体調があまりよろしくなかったこともあって飯なんかまったく気にしてなかったのですが、きっとハサンは「このジャパニーズ二人はいつ休憩をするつもりなんだ?」という気持ちに駆られていたんではないかと思う…。



個人的に思うことですが、日本人は基本的に休憩という概念があまりないのではないかと思います。とくに旅行のときなんかトイレ休憩以外はほぼ全力投球(全力のわりにリアクションは薄い)しているから、外国のひとからすると『え、行動や感情に起伏ないけど、それは修行なのか?怒ってるのか?我慢しているのか?』という疑問が湧いているに違いない。違うんだよ、我々日本人は「休め」といわれない限り「休めない」生き物なんだよ。別にそれは我慢じゃなくて「なければないで仕方がない」という心境なわけ…まぁそんなことが分かってもらえるわけもなく、ハサンに悪いことしたなぁと反省。

とりあえずご飯(昼ごはんなのか夜ご飯なのかは不明)へ。今日は「海沿いにいるからシーフードにするか」ということでシーフード。



またすごい量ですなぁ。すべてフライにしてくれてありがたい。もうギトギトだけどうまい。魚大好き!日本人に生まれてよかった\(^o^)/と魚の頭まで食ってたら「日本人は魚の頭食べるのか?」とハサンがびっくりしてました。昔はマジョリティーだったけど今はマイノリティーって言っておきましたがハサンに言わせると「頭なんか食ってないで他もたくさん食えよ」とのことでした。

あー、おいしかったなぁと夕陽を見ながら余韻に浸る。これでモロッコ観光も終わり、翌日飛行機に乗って帰るだけだ(1日かかるけど)。なんかしんみりしちゃうなぁと思っていました。



それからカサブランカのホテルまで行きます。もう僕ここらへんほとんど記憶に残っていないんですけど、夜真っ暗な高速道路をハサンが音楽爆音ならせてカサブランカに向かってた気がします。ハンドル持たずノリノリでした。でも周りの景色は「四国自動車道か?」ってくらい真っ暗なんですね(何。ちなみに後ろの席に座ってたMさんはスーパーで買ったビールを飲んでノリノリでした。なんか車中でお酒を飲む人類を初めて見た気がします。

そんなこんなでカサブランカに着いたはいいけど「ホテルが見つからね」と焦るハサン。みんなさすがに疲れていてハサンもうんざり感たっぷりでホテルを探していました。それぐらい場末感あるホテルだったんですよ(何。おかげでホテル名も覚えてないぜ!どうにかしてホテルについてクタクタ感あふれる我々はハサンへのお礼の手紙を書いて寝るのでした。

<モロッコ旅行はHikali Safariで>

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